2000年パチスロ!業界初のAT機『ゲゲゲの鬼太郎SP』設置店が閉店した日。
- 2019/02/24
- 17:21
■業界初のAT機登場
リプレイ確率が大幅にアップするいわゆる
RT機が世に出始めた2000年5月頃
サミーから今度はナビした小役を
アシストすることによって揃えることができる
AT機が初登場する。
それが『ゲゲゲの鬼太郎SP』である。

©水木プロ
©サミー

設定 | ビッグ | レギュラー |
設定1 | 1/350 | 1/648 |
設定2 | 1/329 | 1/595 |
設定3 | 1/309 | 1/565 |
設定4 | 1/290 | 1/550 |
設定5 | 1/275 | 1/496 |
設定6 | 1/238 | 1/399 |
設定 | 機械割 |
設定1 | 94,8% |
設定2 | 97,5% |
設定3 | 99,8% |
設定4 | 103,1% |
設定5 | 108,0% |
設定6 | 119,9% |
【基本仕様】
業界初のAT搭載機。
ATはビッグ終了後、1/2で突入し、100pか
次回ビッグ成立まで継続する。
前身機であるゲゲゲの鬼太郎は
業界初の液晶搭載機として話題になったが
この機種も業界初のAT機として
雑誌などで大きく取り上げられることになる。
【思い出】
この機種に関しては以前当ブログでも
取り上げたことがあるが、私の初打ちは
今は亡きT店のグランドオープン2~3日目だったと
記憶している。
この店の看板機種は当時圧倒的な人気を
誇っていた大ハナビで、やはりまだまだ
大量獲得機やCT機がメインであった。

©アルゼ
AT機が爆発的に人気が出るきっかけを
作った獣王の登場はまだ先の話で
この頃はやはりユニバーサルの
一人勝ち状態。
とにかくどこの店に行っても大ハナビの
大量設置は当たり前だった。
そんな中、鬼太郎に始まり、ディスクアップ
キャッツアイなどのAR機の人気に
火が付いたのはこの年の秋のことで
「アシストタイム」という言葉が
巷に広がっていった。
そして長い間低迷していたメーカーである
サミーがそれをきっかけにして、ついに
トップに躍り出ることになったのである。
現在6号機でもAT機は登場しているが
元祖はゲゲゲの鬼太郎SPであり
AT機ブームを起こしたのが獣王
ということで、いずれもサミーである。
鬼太郎を打っていたこのT店は
店内が狭く、田舎にあるような
地域密着型で、私はオープンから
数か月間だけ通った店である。
オープン当初は高設定をしばらく
据え置く傾向があり、私はそれなりに
オイシイ思いをしていた。
ただ、このT店は2000年暮れの
オープンから年が明けてすぐには
客が飛び始めていた。
やはり元々が弱小店であり
近所には大型チェーン店もあったため
経営は困難を極めていたのだ。
私の知り合いのスロ仲間がこの店の店長と
知り合いでたまによく飲みに行ったり
していて、私も一度だけ参加したのだが
やはり売り上げが悪いとのことだった。
一度だけ鬼太郎を打っている時に
閉店間際に店長が近づいてきて
明日も(私が打っていた高設定を)変えないよと
耳打ちしてきたことは今でも覚えている。
※おそらく大量設置した機種だけに
客を付けたかったらしいのだが
まともに打っていたのは私くらいだった。
そこで導入したのが裏モノである。
当時まだ設置が少なかった沖スロを
2機種導入したのだ。
それがオアシスとハナハナだ。

©パイオニア
最初この2機種は普通の状態バージョンで
爆発力に欠けていたためか
客付きはそこまで良くなかったが
ある時からとんでもないバージョンに
化ける。
それがスイカバージョンなのだが
このバージョンにした直後から
店の噂は広まり、連日2万枚超えが
続出していることもあって
客付きがグランドオープン当初と
同じくらいに戻ったのである。
とにかくこの時代は獣王や沖スロ(裏)が
圧倒的人気で、その後、吉宗や北斗が
登場するまでは、しばらくその人気が続いた。
ただその人気も長くは続かず
みなし機、裏モノの撤去騒動により
パチ屋から裏モノが消えることになるのは
2004年のことである。
T店はこの頃に閉店してしまうわけだが
割と好きだった店で裏モノがなくなってからも
たまに遊びに行っていた店だったので
実に残念だった。
閉店したその日、私はこの店で
吉宗か何かを打っていたわけだが
店長の顔はオープン当初のやる気に満ちた
表情とは違い、まるで覇気がなくなっていた。
ちなみにこの店長はその後
業界から足を洗い、今は某うどん屋の
店主として働いているようである。
この機種に関しては以前当ブログでも
取り上げたことがあるが、私の初打ちは
今は亡きT店のグランドオープン2~3日目だったと
記憶している。
この店の看板機種は当時圧倒的な人気を
誇っていた大ハナビで、やはりまだまだ
大量獲得機やCT機がメインであった。

©アルゼ
AT機が爆発的に人気が出るきっかけを
作った獣王の登場はまだ先の話で
この頃はやはりユニバーサルの
一人勝ち状態。
とにかくどこの店に行っても大ハナビの
大量設置は当たり前だった。
そんな中、鬼太郎に始まり、ディスクアップ
キャッツアイなどのAR機の人気に
火が付いたのはこの年の秋のことで
「アシストタイム」という言葉が
巷に広がっていった。
そして長い間低迷していたメーカーである
サミーがそれをきっかけにして、ついに
トップに躍り出ることになったのである。
現在6号機でもAT機は登場しているが
元祖はゲゲゲの鬼太郎SPであり
AT機ブームを起こしたのが獣王
ということで、いずれもサミーである。
鬼太郎を打っていたこのT店は
店内が狭く、田舎にあるような
地域密着型で、私はオープンから
数か月間だけ通った店である。
オープン当初は高設定をしばらく
据え置く傾向があり、私はそれなりに
オイシイ思いをしていた。
ただ、このT店は2000年暮れの
オープンから年が明けてすぐには
客が飛び始めていた。
やはり元々が弱小店であり
近所には大型チェーン店もあったため
経営は困難を極めていたのだ。
私の知り合いのスロ仲間がこの店の店長と
知り合いでたまによく飲みに行ったり
していて、私も一度だけ参加したのだが
やはり売り上げが悪いとのことだった。
一度だけ鬼太郎を打っている時に
閉店間際に店長が近づいてきて
明日も(私が打っていた高設定を)変えないよと
耳打ちしてきたことは今でも覚えている。
※おそらく大量設置した機種だけに
客を付けたかったらしいのだが
まともに打っていたのは私くらいだった。
そこで導入したのが裏モノである。
当時まだ設置が少なかった沖スロを
2機種導入したのだ。
それがオアシスとハナハナだ。

©パイオニア
最初この2機種は普通の状態バージョンで
爆発力に欠けていたためか
客付きはそこまで良くなかったが
ある時からとんでもないバージョンに
化ける。
それがスイカバージョンなのだが
このバージョンにした直後から
店の噂は広まり、連日2万枚超えが
続出していることもあって
客付きがグランドオープン当初と
同じくらいに戻ったのである。
とにかくこの時代は獣王や沖スロ(裏)が
圧倒的人気で、その後、吉宗や北斗が
登場するまでは、しばらくその人気が続いた。
ただその人気も長くは続かず
みなし機、裏モノの撤去騒動により
パチ屋から裏モノが消えることになるのは
2004年のことである。
T店はこの頃に閉店してしまうわけだが
割と好きだった店で裏モノがなくなってからも
たまに遊びに行っていた店だったので
実に残念だった。
閉店したその日、私はこの店で
吉宗か何かを打っていたわけだが
店長の顔はオープン当初のやる気に満ちた
表情とは違い、まるで覇気がなくなっていた。
ちなみにこの店長はその後
業界から足を洗い、今は某うどん屋の
店主として働いているようである。
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