2000年パチスロ!業界初のRT機『ニュートラッド1』の思い出とスロプロ時代の仲間との再会。
- 2019/03/07
- 17:38
■業界初のRT機登場
今でこそリプレイ確率が大幅にアップする
いわゆるRT機は珍しくはなくなったが
この頃はまだこのような付加機能を
搭載した機種はなかった。
そしてついに2000年の5月に
業界初のRT機が登場する。
それが『ニュートラッド1』である。

©岡崎産業

設定 | ビッグ | レギュラー |
設定1 | 1/297,89 | 1/655,36 |
設定2 | 1/277,70 | 1/655,36 |
設定3 | 1/264,26 | 1/655,36 |
設定4 | 1/252,06 | 1/655,36 |
設定5 | 1/240,94 | 1/585,14 |
設定6 | 1/240,94 | 1/409,60 |
設定 | 機械割 |
設定1 | 99,11% |
設定2 | 102,55% |
設定3 | 105,12% |
設定4 | 107,69% |
設定5 | 110,91% |
設定6 | 113,52% |
【基本仕様】
A400+RT機。
スーパージャックポットの兄弟機であり
トラッドシリーズ初のRT機として登場した。
ビッグ終了後は必ず50GのRTに突入する。
で、これらの機種の特徴と言えばリプレイだが
この機種はボーナス成立後はリプレイ確率が
大幅にアップしているため、リプレイが連続すれば
ボーナスのチャンスとなる。
尚、通常時の小役狙いこそ効果は無いが
リプレイハズシは多少は効く。
岡崎産業と言えば、コアなどの
攻略法が発覚した技術介入機を除いて
万人に平等なメーカーとして定着しており
辛い台が多かったが、ニュートラッドに関しては
意外に食えた台である。
【思い出】
今は亡き某店にこの機種が新台で
導入されたのは2000年の暮れ頃。
ちょうどこのA店には攻略法が発覚した
バッドボーイが導入されており、何度か
足を運んだことがあるが、基本的には
打ちに行かない店だった。
ただA店の近くに大手チェーンのT店が
グランドオープンしてからは
T店の状況が悪い時はちょくちょく
A店を覗くようになった。
これが店は小さめながら、意外にも
出玉状況が良く、特にジャグラーなどの
完全告知や年配客向けのAタイプに
高設定を使っていることがわかった。
・・・で、ニュートラッドが導入される
ということで新台初日から打つことになった。
この機種はフル攻略で打てば意外に甘く
設定6の機械割が113%とそれなりである。
しかも業界初のRT機ということで
多少は期待していた。
ちなみにこれ以降6号機現在まで活躍している
業界初のARはディスクアップ、ATは
ゲゲゲの鬼太郎SPということで
ニュートラッドはある意味この業界の
功労者であるのかもしれない。
※業界初のCTはマンクラ3。
そんなこんなで新台初日のA店で
トラッドを初打ちしたわけだが
正直リプレイが連続するだけで
コインは増えないし、ゲーム性としては
イマイチだった。

©北条司
実際、同じ頃にはディスクやキャッツアイなどの
AR機が登場し、断然こちらの方が
スペックも甘く、ゲーム性も飛び抜けていたため
ニュートラッドはあまり世間にも初のRT機として
認知されないまま消えていったのである。
そういうわけでA店は新台初日から
空き台が目立っていたが、データを
見るとどの台もレギュラーが付いていて
ほとんど高設定であったのだが
皆が少し出してはヤメていく状況だったため
最初の台にスカっても少し待てば
高設定にありつけたのだ。
私は新台から3日間この機種を攻めたが
全勝で収支は+約10万円。
正直腹一杯になり、これ以来は一切打つことは
なかったが、不人気機種の新台狙いが
意外に使えたA店には通うように
なっていったのである。
A店には学生時代の友人なども居て
その中には久しぶりに会う者も居たり
懐かしい思い出も多い。
また、稼働終了後は下見をした後
これらの仲間で行きつけの居酒屋に
飲みに行き、その日の収支報告や
熱い店やイベントなどについての話で
盛り上がっていた。
このような思い出が詰まったA店だったが
トラッドが撤去されてから数年後
爆裂AT機が問題となった2004年の
みなし機撤去騒動の頃には閉店を
迎えることになる。
毎日が全力でパチスロと向き合っていた
スロプロ時代。
楽しみつつもやることはしっかりやって
勝ちに拘っていた時代。
ただA店のような自分にとっての優良店が
閉店していく度に、面白い機種が
撤去されていく度に、パチスロに対しての
想いは薄れていった。
そして今ではスロプロからパチスロを打つ
おじさんになってしまった私。
そんな私は先日久しぶりにA店の近くを
通ったので、その閉店したA店の
近くにあるT店を覗いてみたのだが
今でも営業中で、久しぶりに
ジャグラーコーナーで、あの頃に
一緒だった知り合いを見かけたので
晩飯を食いに行った。
閉店したA店の近くにある、あの頃
行きつけだった小さな居酒屋で
彼と昔話に花を咲かせたわけだが
やはりスロプロとしてまだもがいているのは
私ただ一人だった。
毎日が仕事に追われ続ける彼らと
毎日が自由な私と
どちらが幸せかはわからないが
お互い自分に無いものを持っている。
ただ、自由な時間は限られているからこそ
有難みがあるのは確かである。
今は亡き某店にこの機種が新台で
導入されたのは2000年の暮れ頃。
ちょうどこのA店には攻略法が発覚した
バッドボーイが導入されており、何度か
足を運んだことがあるが、基本的には
打ちに行かない店だった。
ただA店の近くに大手チェーンのT店が
グランドオープンしてからは
T店の状況が悪い時はちょくちょく
A店を覗くようになった。
これが店は小さめながら、意外にも
出玉状況が良く、特にジャグラーなどの
完全告知や年配客向けのAタイプに
高設定を使っていることがわかった。
・・・で、ニュートラッドが導入される
ということで新台初日から打つことになった。
この機種はフル攻略で打てば意外に甘く
設定6の機械割が113%とそれなりである。
しかも業界初のRT機ということで
多少は期待していた。
ちなみにこれ以降6号機現在まで活躍している
業界初のARはディスクアップ、ATは
ゲゲゲの鬼太郎SPということで
ニュートラッドはある意味この業界の
功労者であるのかもしれない。
※業界初のCTはマンクラ3。
そんなこんなで新台初日のA店で
トラッドを初打ちしたわけだが
正直リプレイが連続するだけで
コインは増えないし、ゲーム性としては
イマイチだった。

©北条司
実際、同じ頃にはディスクやキャッツアイなどの
AR機が登場し、断然こちらの方が
スペックも甘く、ゲーム性も飛び抜けていたため
ニュートラッドはあまり世間にも初のRT機として
認知されないまま消えていったのである。
そういうわけでA店は新台初日から
空き台が目立っていたが、データを
見るとどの台もレギュラーが付いていて
ほとんど高設定であったのだが
皆が少し出してはヤメていく状況だったため
最初の台にスカっても少し待てば
高設定にありつけたのだ。
私は新台から3日間この機種を攻めたが
全勝で収支は+約10万円。
正直腹一杯になり、これ以来は一切打つことは
なかったが、不人気機種の新台狙いが
意外に使えたA店には通うように
なっていったのである。
A店には学生時代の友人なども居て
その中には久しぶりに会う者も居たり
懐かしい思い出も多い。
また、稼働終了後は下見をした後
これらの仲間で行きつけの居酒屋に
飲みに行き、その日の収支報告や
熱い店やイベントなどについての話で
盛り上がっていた。
このような思い出が詰まったA店だったが
トラッドが撤去されてから数年後
爆裂AT機が問題となった2004年の
みなし機撤去騒動の頃には閉店を
迎えることになる。
毎日が全力でパチスロと向き合っていた
スロプロ時代。
楽しみつつもやることはしっかりやって
勝ちに拘っていた時代。
ただA店のような自分にとっての優良店が
閉店していく度に、面白い機種が
撤去されていく度に、パチスロに対しての
想いは薄れていった。
そして今ではスロプロからパチスロを打つ
おじさんになってしまった私。
そんな私は先日久しぶりにA店の近くを
通ったので、その閉店したA店の
近くにあるT店を覗いてみたのだが
今でも営業中で、久しぶりに
ジャグラーコーナーで、あの頃に
一緒だった知り合いを見かけたので
晩飯を食いに行った。
閉店したA店の近くにある、あの頃
行きつけだった小さな居酒屋で
彼と昔話に花を咲かせたわけだが
やはりスロプロとしてまだもがいているのは
私ただ一人だった。
毎日が仕事に追われ続ける彼らと
毎日が自由な私と
どちらが幸せかはわからないが
お互い自分に無いものを持っている。
ただ、自由な時間は限られているからこそ
有難みがあるのは確かである。
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