2000年パチスロ!『ピンクブー』裏モノだらけのパチンコ屋店長の給料・普段の生活の実態。
- 2019/03/23
- 18:50
■2000年、マツヤのリプ連裏モノ登場
大量獲得機やCT機の時代も終焉を迎えようと
していたこの年の12月、時代の波には乗らず
あくまで会社独自の世界観を作り出していた
マツヤ商会。
※独自というよりもただ裏モノばかりだった
だけだが。
そんな裏モノメーカーから風変りな
可愛らしいパチスロが登場する。
その名も『ピンクブー』

©マツヤ商会

設定 | ビッグ | レギュラー |
設定1 | 1/297 | 1/654 |
設定2 | 1/282 | 1/528 |
設定3 | 1/268 | 1/496 |
設定4 | 1/256 | 1/455 |
設定5 | 1/246 | 1/409 |
設定6 | 1/238 | 1/358 |
設定 | 機械割 |
設定1 | 95,76% |
設定2 | 98,52% |
設定3 | 101,46% |
設定4 | 104,37% |
設定5 | 109,68% |
設定6 | 113,15% |
【基本仕様】
本機はA400タイプマシンで、通常時は
効果音とデジタルでボーナス期待度を
演出している。
3or7のゾロ目はボーナス確定、それ以外の
ゾロ目は小役orボーナスとなる。
他にもボタン停止時の爆発音や無音など
出現しただけでボーナス確定のパターンも
存在した。
また、ビッグ中はハズシ効果が高いが
デジタルで小役をナビしてくれるため
比較的親切。
0揃いなら10枚、5揃いなら15枚
6揃いならジャックインとなる。
もちろんマツヤの台ということだけあって
ほとんどの店が新台当初から
裏モノ化しており、裏モノファンには
愛された一台である。
【思い出】
2000年暮れと言えば、私は
ディスクやキャッツアイ、ハイパーラッシュ
大ハナビ、その他CT機などの
ノーマル機をメインに喰っており、裏モノは
リズムやガルフが撤去されて以来
ほとんど手を付けていなかった。
台の特性を把握して、尚且つリセット
モーニングがある店では非常に喰えるのが
裏モノなのだが、そうでなければ基本的には
遊びで打つ程度になってしまう。
個人的には裏モノで面白いと思うのは
小役前兆バージョンで、原人7のチェリー連
ワンワンハウスやリズムのリプ連
ツインサーファーのベル連等々。

©パル工業
これら小役の前兆モノの走りは
今は亡きパル工業のビガー(チェリー連)で
この機種の大ヒット以降、各メーカーの
機種から小役前兆モノが数多く誕生した。
その中でピンクブーも小役前兆モノで
某裏モノB店の新装で一列導入された。
バージョンは有名なリプ3連バージョンで
リプレイが3連すればボーナス確定となるが
たまに自力リプ3連のガセもあった。
またリプ連せずの生入りもあるが
リプ連を経由しないと
基本的には単発が多かった。
で、この機種は本来ハズシが効くはずだが
ビッグ中の小役はカットされていたため
ハズシ効果はなし。
※通常時のコイン持ちもカット。
私の初打ちは新装からしばらく
経ってからだが、知り合いにこの機種に
ハマった男が居て、彼の隣で
一度だけ爆裂した記憶がある。
見た目の可愛さに反して、これが
やたら連チャンするし、連チャン中は
必ずリプ連の後に入り、しかも
そのほとんどがビッグなため
出玉増加スピードが速く、かなり
気持ちの良い台だった。
近所ではB店にしか入らなかったため
遊びで裏を打つ時はこの店に
行っていたのだが、店長が
マツヤの台が好きだったのか
他にもダイナマイトキッズや
2000年パチスロ!マニアックな裏モノ!32Gバージョン『ダイナマイトキッズ』の思い出。
裏モノ業界初の周期抽選(リプ連)が
珍しいユニコーンSPまで
設置されていた。

©マツヤ商会
ちなみにこのB店の店長とは
共通の常連の知り合いが居て
彼と3人で飯を食いに行ったのがきっかけで
よく話すようになり、住んでいる場所も
近所だった。
風貌が黒いスーツに金の時計をして
車は外車と、如何にもと言った感じなのだが
たまに家近くのコンビニで会った時は
気さくな感じで挨拶してくる。
で、この店長。
年齢は当時30代後半くらいだったのだが
年収は2000万ほどで、当時の郊外店の
パチンコ屋店長としてはかなり
稼いでいた部類だ。
※平均は700~800万程度。
というのも彼は給料とは別に、店で
サクラを雇ったりジェットカットをしたりと
客からしたら暴動が起きそうなことでも
荒稼ぎをしていたのだ。
※ジェットカットはコイン計数機で
意図的にカットするもの。
一緒に飲んだ時に、私も15,000円で
サクラに誘われたが、当然断っている。
このように、客を自分の金稼ぎの道具として
見ており、誰がどう見ても悪い男なのだが
金はある。
その金で物を言わせて、明らかに
釣り合っていない金髪のギャルと
付き合っており、デレデレしていた様は
はっきりいって気持ちが悪かった。
ただやはり金持ちは強い。
その彼にゴマすりしては
タダ酒を何度かさせてもらったことは
印象深い。
・・・が、その悪店長の快進撃は
長くは続かなかった。
ピンクブーの導入からしばらくして
爆裂AT機全盛期にさえも
あくまで裏モノに拘っていたB店だが
ミリオンゴッドを筆頭に爆裂AT機の
規制・撤去のため、みなし機および
裏モノも一斉撤去となってしまう。
そのため、悪店長の経営する裏モノB店の
裏モノも一斉に撤去されてしまった。
これにより売り上げがガタ落ち。
ストック機を打つならこんな極悪店で
打つよりは他の店の方がいいという
ことなのか、誰がどう見てもわかる
客飛びで、2006年頃、5号機時代突入を
境に店はついに閉店を迎える。
・・・私はそれから引っ越しして
その店長とも会わなくなったのだが
先日久しぶりに某パチンコ店で
朝一にバッタリ遭遇。
急にプロレスラーみたいな屈強な男に
話かけられたかと思ったら
乗っている車は彼の体より小さくみえる
軽自動車。
タバコは若葉。
さらに業界から足を洗い、今は
建設関係の仕事で現場に出ている
労働者。
なんだか私と似ており、急に親近感が
湧いてきたが、今まで客から悪いことをして
搾り取った分それがいい。
私が言うのもなんだが、真面目に働け
この野郎。
2000年暮れと言えば、私は
ディスクやキャッツアイ、ハイパーラッシュ
大ハナビ、その他CT機などの
ノーマル機をメインに喰っており、裏モノは
リズムやガルフが撤去されて以来
ほとんど手を付けていなかった。
台の特性を把握して、尚且つリセット
モーニングがある店では非常に喰えるのが
裏モノなのだが、そうでなければ基本的には
遊びで打つ程度になってしまう。
個人的には裏モノで面白いと思うのは
小役前兆バージョンで、原人7のチェリー連
ワンワンハウスやリズムのリプ連
ツインサーファーのベル連等々。

©パル工業
これら小役の前兆モノの走りは
今は亡きパル工業のビガー(チェリー連)で
この機種の大ヒット以降、各メーカーの
機種から小役前兆モノが数多く誕生した。
その中でピンクブーも小役前兆モノで
某裏モノB店の新装で一列導入された。
バージョンは有名なリプ3連バージョンで
リプレイが3連すればボーナス確定となるが
たまに自力リプ3連のガセもあった。
またリプ連せずの生入りもあるが
リプ連を経由しないと
基本的には単発が多かった。
で、この機種は本来ハズシが効くはずだが
ビッグ中の小役はカットされていたため
ハズシ効果はなし。
※通常時のコイン持ちもカット。
私の初打ちは新装からしばらく
経ってからだが、知り合いにこの機種に
ハマった男が居て、彼の隣で
一度だけ爆裂した記憶がある。
見た目の可愛さに反して、これが
やたら連チャンするし、連チャン中は
必ずリプ連の後に入り、しかも
そのほとんどがビッグなため
出玉増加スピードが速く、かなり
気持ちの良い台だった。
近所ではB店にしか入らなかったため
遊びで裏を打つ時はこの店に
行っていたのだが、店長が
マツヤの台が好きだったのか
他にもダイナマイトキッズや
2000年パチスロ!マニアックな裏モノ!32Gバージョン『ダイナマイトキッズ』の思い出。
裏モノ業界初の周期抽選(リプ連)が
珍しいユニコーンSPまで
設置されていた。

©マツヤ商会
ちなみにこのB店の店長とは
共通の常連の知り合いが居て
彼と3人で飯を食いに行ったのがきっかけで
よく話すようになり、住んでいる場所も
近所だった。
風貌が黒いスーツに金の時計をして
車は外車と、如何にもと言った感じなのだが
たまに家近くのコンビニで会った時は
気さくな感じで挨拶してくる。
で、この店長。
年齢は当時30代後半くらいだったのだが
年収は2000万ほどで、当時の郊外店の
パチンコ屋店長としてはかなり
稼いでいた部類だ。
※平均は700~800万程度。
というのも彼は給料とは別に、店で
サクラを雇ったりジェットカットをしたりと
客からしたら暴動が起きそうなことでも
荒稼ぎをしていたのだ。
※ジェットカットはコイン計数機で
意図的にカットするもの。
一緒に飲んだ時に、私も15,000円で
サクラに誘われたが、当然断っている。
このように、客を自分の金稼ぎの道具として
見ており、誰がどう見ても悪い男なのだが
金はある。
その金で物を言わせて、明らかに
釣り合っていない金髪のギャルと
付き合っており、デレデレしていた様は
はっきりいって気持ちが悪かった。
ただやはり金持ちは強い。
その彼にゴマすりしては
タダ酒を何度かさせてもらったことは
印象深い。
・・・が、その悪店長の快進撃は
長くは続かなかった。
ピンクブーの導入からしばらくして
爆裂AT機全盛期にさえも
あくまで裏モノに拘っていたB店だが
ミリオンゴッドを筆頭に爆裂AT機の
規制・撤去のため、みなし機および
裏モノも一斉撤去となってしまう。
そのため、悪店長の経営する裏モノB店の
裏モノも一斉に撤去されてしまった。
これにより売り上げがガタ落ち。
ストック機を打つならこんな極悪店で
打つよりは他の店の方がいいという
ことなのか、誰がどう見てもわかる
客飛びで、2006年頃、5号機時代突入を
境に店はついに閉店を迎える。
・・・私はそれから引っ越しして
その店長とも会わなくなったのだが
先日久しぶりに某パチンコ店で
朝一にバッタリ遭遇。
急にプロレスラーみたいな屈強な男に
話かけられたかと思ったら
乗っている車は彼の体より小さくみえる
軽自動車。
タバコは若葉。
さらに業界から足を洗い、今は
建設関係の仕事で現場に出ている
労働者。
なんだか私と似ており、急に親近感が
湧いてきたが、今まで客から悪いことをして
搾り取った分それがいい。
私が言うのもなんだが、真面目に働け
この野郎。
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