道外れの人生(改)

先日、所用が一向に終わらなく

結局徹夜で朝までかかり

寝れなかったため

暇つぶしに一人で某店に向かった。


この店には既に設置の少なくなった

ワニざんす（仮）があるのだが

そこそこで、さらに店のルールは甘く

ちょっとした攻略打ちも特に何も

言われないのでそれなりには勝てる。
※ワニざんすにも攻略打ちは存在する。


©ニューギン


そういうわけでラウンド振り分けも手伝って

昼過ぎには1万発超え。


ここでは1万発を超えたら必ずヤメるように

しているので、少し早いがここで終了。


で、帰り際にトイレに向かうと・・・


ついに数年前に見た私と同じ顔の男と

遭遇してしまう。


お互いがお互いを見ながら数秒間

立ち止まった。

そして彼は無表情で、無言のまま

その場を立ち去ったのである。

前日は徹夜明けでパチンコを

打っていたため、寝不足だったのかも

しれない。


ただ、よく考えると変なのだ。

その後もこの店にちょくちょく行っていたのだが

全く同じ顔の男はどうやらこの店に

よく来ているようで度々見かけるように

なった。

だが、表情は一切変わらないし

常連の婆さんに一度時話しかけられている

ところを見かけたが、一切の無視で

背筋を伸ばして台と向き合ったまま

動かない。

つまり喋っているところを見たことが

ないのだ。


私はこの時死を覚悟した。

そう、彼は私が見る幻覚なのだ。

だから喋らないし、表情が変わらない。

完全なドッペルゲンガーである。


2014年、パチスロが完全に飽きてしまい

それから他のことを始めた私だが

それでも暇があればパチスロを打っている。


ただ他にすることがないからと

この嫌々パチスロを打っている自分から

逃げ出したいと、心の中では常に

思っている。

だからパチスロから逃れたいという

もう一人の自分が幻覚となって

現れたのかもしれない。


私はこの日、昼過ぎに店を出て

寝不足だったため、夜まで

寝ていた。


そして腹が減って無性にラーメンが

食いたくなったため、少し遠いが

遅くまでやっている某店へ向かう。


腹も満腹になり、帰り際にコンビニへ。


「いらっしゃいませ」


カウンターから笑顔で接客する男は

パチ屋で見た時とまるで違う

私が見た同じ顔のドッペルゲンガーでした。


■3/25の稼働
この日はイベントを開催する店に

テコと行く。

正直高設定が多いわけでもないので

ピンでよかったのだが、打ちたい台が

2台あったし、頼まれたこともあり

まあいいだろう。


・・・が、狙いは一台しか取れず

テコを使った意味がなくなる。

結局もう一台は無理矢理座った挙句

低設定で終了。

その後は余計に探して散財してさようなら。

敗因はオイシイ状況でもない店で

テコを使って無理に探したことだ。


モチベーションが無い以上、某店の

パチンコのように立ち回らずに

出来るだけ楽して勝ちたいという

グータラ根性が強い私。

本来ならばもう少しやる気を出して

しっかり店を選んで立ち回らなければ

今はまともに勝てない時代だ。


そういうわけで翌日の今日

私はもう一人の自分に未来の

生き方について聞きに行くために

朝一から日当1万発のワニざんすの店へ

向かった。


店内に入ると・・・

もう一人の私は私のワニざんすに

着席しておりました。

いい加減にしろこの野郎。


▼3/25収支結果▼
・収支－28,477円
・稼働時間8,5h
・某機種推定設定4
・他