2002年パチスロ!来店ポイントで設定6が打てる店でディスクアップ後継機『ハイパーリミックス3』を打った思い出。
- 2019/04/17
- 21:14
■2002年頃
爆裂AT機ブーム真っ只中のこの年。
AT機の登場により、パチスロの
ギャンブル性はより高くなり、いつしか
設定6はエクストラ設定と呼ばれるようになっていた。
そんな中、この年の3月にはサミーから
ディスクアップの正統後継機として
爆裂AR機が登場する。
その名も『ハイパーリミックス3』

©サミー

設定 | ビッグ | レギュラー |
設定1 | 1/439,8 | 1/697,2 |
設定2 | 1/425,6 | 1/668,7 |
設定3 | 1/399,6 | 1/612,5 |
設定4 | 1/378,8 | 1/585,1 |
設定5 | 1/362,0 | 1/546,1 |
設定6 | 1/299,3 | 1/478,4 |
設定 | 機械割 |
設定1 | 96,0% |
設定2 | 98,5% |
設定3 | 102,5% |
設定4 | 106,5% |
設定5 | 111,0% |
設定6 | 119,9% |
設定 | 機械割 |
設定1 | 100,5% |
設定2 | 103,3% |
設定3 | 107,9% |
設定4 | 112,5% |
設定5 | 117,7% |
設定6 | 142,6% |
【基本仕様】
当ブログでも一度紹介している本機は
ディスクアップの後継機であり、ツインビッグを
搭載したAR機。
AR機ながら設定6の機械割は140%を超える
エクストラ設定で、AR突入率自体は全設定共通で
1/2だが、AR2000の突入率はディスクよりも高く
それ自体に設定差が存在。
※AR2000突入率
設定1:1/13
設定2:1/11
設定3:1/10
設定4:1/8
設定5:1/7
設定6:1/4
正にディスクアップをさらに
荒くした一台である。
2002年パチスロ!4号機の史上最強爆裂ART機『ハイパーリミックス3』でAR2000Gを引く。
【思い出】
今の5号機ディスクアップのように
初代ディスクアップにもコアで癖のあるファンは
多かった。
もちろん私もその一人で、キングオブファイアや
キャッツアイなどの兄弟機を含めて
嫌になるくらい打ち込んだ台である。
サミーの4号機、名機キャッツアイとキングオブファイアの思い出~パチスロ名機物語外伝47~
その後継機が登場すると聞いて
最初はかなり期待した。
・・・が、当時を知っている人なら
ご存知の通り、期待外れの台。
簡単に言えば出目や演出よりも爆裂性に
重きを置いたディスク。
しかもAR2000の突入率が高いため
その分ボーナス確率が下がってしまい
リーチ目を見れる頻度も少なく
レギュラー確率が高くなっているため
散々ハマってボーナスが成立しても
ガッカリというパターンもある。
要はスペックのバランスが悪すぎたのだ。
このためにディスクアップは好きでも
ハイパーリミックスは嫌いというスロッターは
多かったのである。
とは言え、設定6の機械割はフル攻略で
142,6%と、初代ディスクの倍近い数値。
※初代ディスクの設定6は124,38%。
一部では酷評されていた台ではあるが、やはり
設定6は分かりやすく魅力的だったのだ。
そんな中2002年の秋頃、コイツの設定6を
打てる機会がやってきた。
当時R店がやっていたイベントで、来店ポイントを
特定数貯めると設定6が打てるというのがあって
機種は決められていたのだが、その中に
ハイパーリミックスがあったのである。
ちなみに他の機種はハクション大魔王を
筆頭に、サンダーV2、ジャグラー
そしてマイナーストック機マッカチンが
対象機種だったと記憶している。

©アリストクラート
マッカチンはハイパーリミックスと同時期
ワンチャンスと共に登場したAR+ストック機で
ザリガニをモチーフにした台だが
見た目の通り全くヒットしなかった。

©アリストクラート
尚、ワンチャンスに限っては
打った記憶もない。
で、このR店は住宅街にある田舎に位置している
昔ながらのパチンコ屋で、地元民にしか
知られていないようなところ。
そのため、ライバルも少なく、普段から
それなりに立ち回れる店でもあった。
店内の広さはパチンコが150台、パチスロが
100台ほどの小規模店で、駐車場は
青空のみ。
そんなR店で週末に予約したハイパーリミックスを
朝一から打ちに行くことにした。
※ハイパーリミックスよりも機械割の高い
ハクション大魔王は来店ポイントが全然
足りずに打てなかった。
開店と同時に入場し、早速予約した台に
腰を下ろして勝負開始。
・・・これが悪夢の始まりだった。
設定6ということで、開始から古ウエイトで
ぶん回し。
だが、ボーナスが一向に当たらない。
頭上のゲーム数カウンタは1000を超え
2000を超え、やっと当たったボーナスが
バケ。
投資はいきなり6万を超えて、やっと
ビッグを引いたのは昼頃。
たださすが設定6といった感じで
いきなりAR2000を引き当てる。
・・・安堵感でコーヒーを買いに行ったのも
束の間、大してハマらずにビッグを引いて
パンク。
そしてARは4G終了。
その後もボーナスは引けるものの
AR2000が一向に引けず、コインは
全く増えない。
夕方過ぎ、店には客は私を含めて
10人も居なかったと思うが、その全ての
客が設定6の札が刺さっている私の台の
後ろを通る度に二度見していく。
1万枚出てもおかしくはないスペックだったが
長い下皿プレイに、私の怒りは
疑惑に変わっていく。
設定確認はできないため、店は嘘も付ける。
この手のイベントではこれ以前に他店の
サンダーV2で一度騙されているので
正直怪しくなってきた。
2001年パチスロ!AT100連確定!史上最も天井恩恵の強い『サンダーV2』
ただしR店に限っては過去の来店ポイント台の
歴代記録を見る限り嘘とは思えない。
とりあえずコインがあるうちはもう少し打とうと
続行すると、AR2000中に引いたビッグから
ARの連打が始まり、ようやく形になる。
・・・で、閉店。
なんとか4万ほどのプラスと相成ったが
コインを流していると、ワイシャツ姿の
眼鏡が
「設定6なのにイマイチでしたねぇ」
そう耳打ちしてきたので
「明日据え置きですよね?」
そう返すと、笑いながらどこかへ消えていったので
私は据え置きだと踏んで翌日も朝一から
行くことに。
・・・翌日、前日と同じ台に座り
設定6の据え置きを願うもこれが設定下げで
さようなら。
店長の車に糞を塗りたくったのは
言うまでもない。
思えばR店は地元民に愛された店で
技術介入機全盛期の頃は、よく友達数人と
一緒に打ちに行き、夜は向えにある居酒屋に
それぞれ時間はバラバラであっても
皆が集まり、いつもスロトークをして
遅くまで飲み明かすという思い出もあった。
そんな青春時代の出来事も
パチスロの性能が向上していくにつれ
パチスロが辛くなっていくと共に
無くなっていった。
そして、このR店はついに2007年頃
5号機時代を迎えることなく閉店し
長い歴史に幕を閉じたのである。
今の5号機ディスクアップのように
初代ディスクアップにもコアで癖のあるファンは
多かった。
もちろん私もその一人で、キングオブファイアや
キャッツアイなどの兄弟機を含めて
嫌になるくらい打ち込んだ台である。
サミーの4号機、名機キャッツアイとキングオブファイアの思い出~パチスロ名機物語外伝47~
その後継機が登場すると聞いて
最初はかなり期待した。
・・・が、当時を知っている人なら
ご存知の通り、期待外れの台。
簡単に言えば出目や演出よりも爆裂性に
重きを置いたディスク。
しかもAR2000の突入率が高いため
その分ボーナス確率が下がってしまい
リーチ目を見れる頻度も少なく
レギュラー確率が高くなっているため
散々ハマってボーナスが成立しても
ガッカリというパターンもある。
要はスペックのバランスが悪すぎたのだ。
このためにディスクアップは好きでも
ハイパーリミックスは嫌いというスロッターは
多かったのである。
とは言え、設定6の機械割はフル攻略で
142,6%と、初代ディスクの倍近い数値。
※初代ディスクの設定6は124,38%。
一部では酷評されていた台ではあるが、やはり
設定6は分かりやすく魅力的だったのだ。
そんな中2002年の秋頃、コイツの設定6を
打てる機会がやってきた。
当時R店がやっていたイベントで、来店ポイントを
特定数貯めると設定6が打てるというのがあって
機種は決められていたのだが、その中に
ハイパーリミックスがあったのである。
ちなみに他の機種はハクション大魔王を
筆頭に、サンダーV2、ジャグラー
そしてマイナーストック機マッカチンが
対象機種だったと記憶している。

©アリストクラート
マッカチンはハイパーリミックスと同時期
ワンチャンスと共に登場したAR+ストック機で
ザリガニをモチーフにした台だが
見た目の通り全くヒットしなかった。

©アリストクラート
尚、ワンチャンスに限っては
打った記憶もない。
で、このR店は住宅街にある田舎に位置している
昔ながらのパチンコ屋で、地元民にしか
知られていないようなところ。
そのため、ライバルも少なく、普段から
それなりに立ち回れる店でもあった。
店内の広さはパチンコが150台、パチスロが
100台ほどの小規模店で、駐車場は
青空のみ。
そんなR店で週末に予約したハイパーリミックスを
朝一から打ちに行くことにした。
※ハイパーリミックスよりも機械割の高い
ハクション大魔王は来店ポイントが全然
足りずに打てなかった。
開店と同時に入場し、早速予約した台に
腰を下ろして勝負開始。
・・・これが悪夢の始まりだった。
設定6ということで、開始から古ウエイトで
ぶん回し。
だが、ボーナスが一向に当たらない。
頭上のゲーム数カウンタは1000を超え
2000を超え、やっと当たったボーナスが
バケ。
投資はいきなり6万を超えて、やっと
ビッグを引いたのは昼頃。
たださすが設定6といった感じで
いきなりAR2000を引き当てる。
・・・安堵感でコーヒーを買いに行ったのも
束の間、大してハマらずにビッグを引いて
パンク。
そしてARは4G終了。
その後もボーナスは引けるものの
AR2000が一向に引けず、コインは
全く増えない。
夕方過ぎ、店には客は私を含めて
10人も居なかったと思うが、その全ての
客が設定6の札が刺さっている私の台の
後ろを通る度に二度見していく。
1万枚出てもおかしくはないスペックだったが
長い下皿プレイに、私の怒りは
疑惑に変わっていく。
設定確認はできないため、店は嘘も付ける。
この手のイベントではこれ以前に他店の
サンダーV2で一度騙されているので
正直怪しくなってきた。
2001年パチスロ!AT100連確定!史上最も天井恩恵の強い『サンダーV2』
ただしR店に限っては過去の来店ポイント台の
歴代記録を見る限り嘘とは思えない。
とりあえずコインがあるうちはもう少し打とうと
続行すると、AR2000中に引いたビッグから
ARの連打が始まり、ようやく形になる。
・・・で、閉店。
なんとか4万ほどのプラスと相成ったが
コインを流していると、ワイシャツ姿の
眼鏡が
「設定6なのにイマイチでしたねぇ」
そう耳打ちしてきたので
「明日据え置きですよね?」
そう返すと、笑いながらどこかへ消えていったので
私は据え置きだと踏んで翌日も朝一から
行くことに。
・・・翌日、前日と同じ台に座り
設定6の据え置きを願うもこれが設定下げで
さようなら。
店長の車に糞を塗りたくったのは
言うまでもない。
思えばR店は地元民に愛された店で
技術介入機全盛期の頃は、よく友達数人と
一緒に打ちに行き、夜は向えにある居酒屋に
それぞれ時間はバラバラであっても
皆が集まり、いつもスロトークをして
遅くまで飲み明かすという思い出もあった。
そんな青春時代の出来事も
パチスロの性能が向上していくにつれ
パチスロが辛くなっていくと共に
無くなっていった。
そして、このR店はついに2007年頃
5号機時代を迎えることなく閉店し
長い歴史に幕を閉じたのである。
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