2000年パチスロ!『アトランチスドーム』で綺麗なミニスカお姉さんに目押しを頼まれてまさかの展開?
- 2019/04/20
- 11:23
■2000年頃
ユニバーサルの一人勝ち状態だった
大量獲得機全盛のこの年。
大花火を筆頭に、各メーカーがそれを真似し
1ビッグで600枚を超えるパチスロが
次々に登場していた。
7月には平和から古代ギリシャをモチーフにした
大量獲得機が登場する。
その名も『アトランチスドーム』

©平和

設定 | ビッグ | レギュラー |
設定1 | 1/431,16 | 1/655,36 |
設定2 | 1/414,79 | 1/655,36 |
設定3 | 1/404,54 | 1/595,78 |
設定4 | 1/370,26 | 1/595,78 |
設定5 | 1/326,05 | 1/546,13 |
設定6 | 1/240,94 | 1/546,13 |
設定 | 機械割 |
設定1 | 98,69% |
設定2 | 100,84% |
設定3 | 102,95% |
設定4 | 107,48% |
設定5 | 115,30% |
設定6 | 136,75% |
【基本仕様】
以前当ブログでも登場したことがある本機は
A600タイプマシン。
ビッグ中は左リールに女神の塊を狙えば
簡単に15枚獲得とリプレイハズシが可能。
消化中のBGMは幻想的で今でも印象に
残っている。
また通常時は遅れを搭載しており、その場合は
14枚orボーナスとなっている。
もちろんブルーフラッシュも健在だ。
技術介入度は低めで、初心者にも
打てる機種ではあったが、やはり人気は出ず。
大量獲得機はユニバーサルの機種達に
人気のほとんどを持っていかれてしまい
設置も伸びず消えていったマシンである。
【思い出】
この頃のオリンピアや平和は実に痺れるビッグ中の
BGMと作りこまれたゲーム性を持った機種達を
数多く輩出していた。
キングシャーク、ビーナスシリーズ、初代ルパン三世
スーパースターダスト2、レッドメテオ等々。

©平和
その中で平和としては初の大量獲得機である
アトランチスドームが登場したわけだが
正直言ってゲーム性は単調だった。
リーチ目は左リール白女神女神は問答無用の
1リール確定目だが、あまりにも味気ないため
中押しをしていた記憶もある。
中リールはチェリー付きの白7を枠内に
狙うのだが、この時、中下段のどちらかに
白7が停止すればボーナス成立のチャンス。
※それ以外はボーナスの可能性0。
例えば・・・

綺麗な白7の下段ケツテンパイ。
山佐伝統のリーチ目だが、やはり
衝撃的な出目だ。
ただパチスロはどこから押しても飽きない台こそが
名機であるがゆえ、どうしても変則押しになってしまう
本機はやはりそこまでではなかった。
というよりもその前にまず設置店があまりない。
私がたまに打っていたのはいつも決まって
田舎の商店街の一角にある小さなA店。
設定狙いにミスった後などに、よくワニマルや
キングオブザタイガーなどの激甘機種を
うちに来ていた店である。
ある日、設定狙いにスカり、A店に入場すると
アトランチスドームが新台で導入されていた。
※新台数日後。
とは言え、客付きはゼロ。
客はパチンコの平台コーナーと
ワニマルに数人だけ。
設定には期待できないが、相変わらず
居心地の良い店である。
とは言えアトランチスドームの過去の履歴を見ると
設定6並みにビッグを引いている台が何台かある。
中間くらいならば使っているのだろうかと思い
着席。
この店では完全に遊びだと割り切っているので
適当に遊んでダメならキンタイかワニマルで
回収して帰ろうと思い、打っていると・・・

突如、綺麗なお姉さんがケツをプリプリ
動かしながら歩いてきて、私が打っている
アトランチスの横に着席。
私は様々な妄想に耽けながら
淡々と消化。
間もなくしてお姉さんの台がブルーに染まる。
「すいません押してもらえますか?」
派手なネイルをしたおぼつかない手からして
パチスロ初心者だろうとは思っていたので
何となく頼まれる気がした。
私は3枚掛けで華麗に上段に白7を揃えて
一緒に喜んだ。
※上段に揃えると衝撃的なファンファーレが
鳴る。
「ありがとうございます」
・・・彼女は安堵の表情を浮かべていたが
ここからが問題だ。
目押しはビッグ中も必要で毎ゲーム
左に女神を狙わなければならない。
「毎回左にココ狙ってください。
見えます?」
お姉さんは私に言われた通りに消化するが
毎回違うところが停止している。
仕方がないので私が左リールの目押しと
ハズシをしてあげることに。
「ありがとうございました」
申し訳なさそうな顔で私に何度もお礼を
言ってコーヒーまでご馳走になった。
(これは数回ビッグを消化してあげれば
ムフフな展開もあるんじゃないか?ぐへへ)
そういけない妄想をしながら打っていたが
私は一向に当たらない。
完全に設定1である。
いくら綺麗なミニスカお姉さんが横で
打っているからとはいえ、これ以上は打てない。
断腸の思いでヤメ。
それに対してミニスカお姉さんの台は
怒涛のビッグ連打。
私はその後ワニマルか何かを打っていたと
思うが、その間は下心丸出しで、彼女のビッグを
全て消化してあげることに。
そして数時間後。
「あのー良かったらこれ打ちます?
私そろそろ帰るので」
彼女が打っていたアトランチスは
5000枚オーバーの大爆裂。
が、店的に中間以下のマグレ吹きだろう。
そう思い、私は・・・
「僕もちょうどヤメるところだったので
大丈夫ですよ」
すると彼女は
「じゃあ良かったらご飯とか食べません?
お礼したいので!」
まるでパチスロ漫画のような展開に
私は二つ返事でOKし、彼女と晩飯を
食べに行くことに。
彼女は公共機関で来ていたので
私の車で焼肉屋へゴー。
彼女は大花火でパチスロを覚えたようだが
一人打ちに来たのはこの日が初めて
だったようだ。
5000枚オーバーの大勝ちをした
ご機嫌の彼女とムフフな展開まで
あと少しだなと思い、焼肉屋に到着。
数時間たらふく食べて、腹一杯になった後
お会計へ。
彼女は奢る気マンマンだったようだが
敢えて私が払う。
未来への投資だ。
「焼肉までご馳走になって本当に
ありがとう」
ここまで完璧である。
このまま彼女を私の家に招待して
飲もうという作戦だったのだが、連絡先も
交換したし、焦らなくて良いと考え
丁重に彼女を送り、帰路に就いた。

「今日は本当にありがとね」
私が家に着く頃に彼女からそうメールが
届いていたので私も返信して
何度かやり取りをした後、就寝。
この時は確実にもらったものだと
確信していたのだが・・・
それ以降彼女から連絡が
来ることは二度となかった。
そしてA店にも彼女が現れることは
二度となかったのである。
アトランチスでドームで無駄な投資をし
10万勝った女に焼肉を奢らされただけ。
紳士な対応なんてするもんじゃない。
攻める時は攻めろ、いける時はいけ。
パチスロにも言えることだ。
それがこの時、私の中で出来上がった
格言である。
この頃のオリンピアや平和は実に痺れるビッグ中の
BGMと作りこまれたゲーム性を持った機種達を
数多く輩出していた。
キングシャーク、ビーナスシリーズ、初代ルパン三世
スーパースターダスト2、レッドメテオ等々。

©平和
その中で平和としては初の大量獲得機である
アトランチスドームが登場したわけだが
正直言ってゲーム性は単調だった。
リーチ目は左リール白女神女神は問答無用の
1リール確定目だが、あまりにも味気ないため
中押しをしていた記憶もある。
中リールはチェリー付きの白7を枠内に
狙うのだが、この時、中下段のどちらかに
白7が停止すればボーナス成立のチャンス。
※それ以外はボーナスの可能性0。
例えば・・・

綺麗な白7の下段ケツテンパイ。
山佐伝統のリーチ目だが、やはり
衝撃的な出目だ。
ただパチスロはどこから押しても飽きない台こそが
名機であるがゆえ、どうしても変則押しになってしまう
本機はやはりそこまでではなかった。
というよりもその前にまず設置店があまりない。
私がたまに打っていたのはいつも決まって
田舎の商店街の一角にある小さなA店。
設定狙いにミスった後などに、よくワニマルや
キングオブザタイガーなどの激甘機種を
うちに来ていた店である。
ある日、設定狙いにスカり、A店に入場すると
アトランチスドームが新台で導入されていた。
※新台数日後。
とは言え、客付きはゼロ。
客はパチンコの平台コーナーと
ワニマルに数人だけ。
設定には期待できないが、相変わらず
居心地の良い店である。
とは言えアトランチスドームの過去の履歴を見ると
設定6並みにビッグを引いている台が何台かある。
中間くらいならば使っているのだろうかと思い
着席。
この店では完全に遊びだと割り切っているので
適当に遊んでダメならキンタイかワニマルで
回収して帰ろうと思い、打っていると・・・

突如、綺麗なお姉さんがケツをプリプリ
動かしながら歩いてきて、私が打っている
アトランチスの横に着席。
私は様々な妄想に耽けながら
淡々と消化。
間もなくしてお姉さんの台がブルーに染まる。
「すいません押してもらえますか?」
派手なネイルをしたおぼつかない手からして
パチスロ初心者だろうとは思っていたので
何となく頼まれる気がした。
私は3枚掛けで華麗に上段に白7を揃えて
一緒に喜んだ。
※上段に揃えると衝撃的なファンファーレが
鳴る。
「ありがとうございます」
・・・彼女は安堵の表情を浮かべていたが
ここからが問題だ。
目押しはビッグ中も必要で毎ゲーム
左に女神を狙わなければならない。
「毎回左にココ狙ってください。
見えます?」
お姉さんは私に言われた通りに消化するが
毎回違うところが停止している。
仕方がないので私が左リールの目押しと
ハズシをしてあげることに。
「ありがとうございました」
申し訳なさそうな顔で私に何度もお礼を
言ってコーヒーまでご馳走になった。
(これは数回ビッグを消化してあげれば
ムフフな展開もあるんじゃないか?ぐへへ)
そういけない妄想をしながら打っていたが
私は一向に当たらない。
完全に設定1である。
いくら綺麗なミニスカお姉さんが横で
打っているからとはいえ、これ以上は打てない。
断腸の思いでヤメ。
それに対してミニスカお姉さんの台は
怒涛のビッグ連打。
私はその後ワニマルか何かを打っていたと
思うが、その間は下心丸出しで、彼女のビッグを
全て消化してあげることに。
そして数時間後。
「あのー良かったらこれ打ちます?
私そろそろ帰るので」
彼女が打っていたアトランチスは
5000枚オーバーの大爆裂。
が、店的に中間以下のマグレ吹きだろう。
そう思い、私は・・・
「僕もちょうどヤメるところだったので
大丈夫ですよ」
すると彼女は
「じゃあ良かったらご飯とか食べません?
お礼したいので!」
まるでパチスロ漫画のような展開に
私は二つ返事でOKし、彼女と晩飯を
食べに行くことに。
彼女は公共機関で来ていたので
私の車で焼肉屋へゴー。
彼女は大花火でパチスロを覚えたようだが
一人打ちに来たのはこの日が初めて
だったようだ。
5000枚オーバーの大勝ちをした
ご機嫌の彼女とムフフな展開まで
あと少しだなと思い、焼肉屋に到着。
数時間たらふく食べて、腹一杯になった後
お会計へ。
彼女は奢る気マンマンだったようだが
敢えて私が払う。
未来への投資だ。
「焼肉までご馳走になって本当に
ありがとう」
ここまで完璧である。
このまま彼女を私の家に招待して
飲もうという作戦だったのだが、連絡先も
交換したし、焦らなくて良いと考え
丁重に彼女を送り、帰路に就いた。

「今日は本当にありがとね」
私が家に着く頃に彼女からそうメールが
届いていたので私も返信して
何度かやり取りをした後、就寝。
この時は確実にもらったものだと
確信していたのだが・・・
それ以降彼女から連絡が
来ることは二度となかった。
そしてA店にも彼女が現れることは
二度となかったのである。
アトランチスでドームで無駄な投資をし
10万勝った女に焼肉を奢らされただけ。
紳士な対応なんてするもんじゃない。
攻める時は攻めろ、いける時はいけ。
パチスロにも言えることだ。
それがこの時、私の中で出来上がった
格言である。
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