■2000年頃2000年9月。
業界初のAR機としてデビューを飾った
初代ディスクアップ。
この頃から3号機以前の機種に多く搭載されていた
集中とは異なる、元々成立している複数の役を
ナビする小役のアシストタイムというものが
メジャーになりつつあった。
そんなわけで今回は当ブログでも何度も
登場している4号機の名機
『ディスクアップ』の思い出を少し変わった
パチ屋での出来事と合わせて紹介していこう。

©サミー

※ボーナス確率設定 | ビッグ | レギュラー |
設定1 | 1/348 | 1/2621 |
設定2 | 1/321 | 1/2621 |
設定3 | 1/306 | 1/2621 |
設定4 | 1/293 | 1/2621 |
設定5 | 1/273 | 1/2621 |
設定6 | 1/238 | 1/2621 |
※機械割(ハズシ使用)設定 | 機械割 |
設定1 | 101,48% |
設定2 | 105,70% |
設定3 | 108,31% |
設定4 | 110,80% |
設定5 | 115,25% |
設定6 | 124,38% |
※AR突入率
全設定:1/2
【基本仕様】ご存知5号機ディスクアップの前身機であり
マンクラ3の後継機であるジャパン2の激アツ予告音
「ジュワン」を搭載したAR機である。
4号機『初代ディスクアップ』でエイリヤン登場!AR2000を完走させるとどうなるのか?2000年パチスロ!裏モノ?『ディスクアップ』設定6で1,2000枚出したディスクアッパー。完全フル攻略で打てば設定1の機械割は
103%超えと、今のディスクの設定1より
若干スペックは上である。
【思い出】初代の登場から約20年。
今や5号機ディスクアップは増台に次ぐ増台で
超人気機種となったわけだが
初代はここまで人気ではなかった。
私はパチスロで最も好きな1リール確定目
「スリスビタ止まり」が見たいがために
連日この機種を追っていたが
それは一部のスロ好きのコアなファンに
限られた。
決して万人受けするような台ではなかったのだ。
※というよりも当時は他にも面白い機種が
沢山あり、今はディスク以外まともな
機種が無いというのが正解かもしれない。どちらかと言えばその後すぐに登場した
キャッツアイの方が人気はあっただろう。
サミーの4号機、名機キャッツアイとキングオブファイアの思い出
©北条司
©サミー
ディスクアップは個人的にサミー初の
ワイドリールと格段に向上した操作性は
もちろん、出目やリール制御が
大好きだった機種である。
またドット搭載のAR機ということで
当時としてはARそのものが新鮮であり
楽しめた。
そんなディスクアップにハマっていた私。
当時はテコを使ってバリバリ設定6狙いで
立ち回っていた頃だが、たまに休みの日は
よく遊びでディスクを打ちに行ったりしていた。
それが郊外の商店街にあるP店。
台数が50台くらいしかないパチスロ専門店で
店内は非常に狭い。
下手をすれば少し金持ちの部屋みたいな
ものである。
当時、日本一小さなパチスロ専門店じゃないかと
思うくらい小さかった店だった。
※実際はまだ小さい店があったが。【日本一小さなパチンコ屋】ここで少し話が反れるが、現在
日本一小さなパチンコ屋と言えば・・・

神奈川県は川崎大師にあるパチスロイレブン。
駐車場は6台。
現在は50台とのことだが、つい数年前までは
34台しかなかったそうである。
※イレブンは現在も絶賛営業中ですちなみに私が知っている小さいパチ屋は
パチスロが20台くらいしかない今は亡きM店。
この店はパチンコもあったので、イレブンよりは
台数はあったと思うが、それでもかなり
小さい店だった。
道楽でやっていたような個人経営店だったので
4号機末期頃には閉店してしまった。
ただ今でこそ珍しい小規模店だが
昔はこれくらいの規模の店が沢山あった。
個人的に大手チェーン店よりもこういう
味のある店が好きだったので、閉店したのは
実に残念である。
【思い出の続き】P店もイレブンのような外観で、今は亡き
M店のように小さい店。
店員も一人しか居ない。
そこで私はイベントなどが何もない日に
少し離れたところにある
有料駐車場に車を停めて
ディスクアップを打ちに行っていた。
※店の駐車場がなかった。ディスクアップは5台ほどあったのだが
万年オール設定1・・・
でもなかった。
この店は特定日に高設定を使うイベントを
行っており、たまにツモったりもできるため
遊びと実益を兼ねていたのである。
ただこの店の店員の態度が非常に悪かった。
目つきが悪く、ニコリともせず
レシートを渡す時は睨みつけるような態度。
私がたまに遊びに来ては引き強で
毎度毎度3000枚ほどのコインを
お持ち帰りしていたので、気に
喰わなかったのだろう。
何せ店が小さいので顔を覚えていたようだ。
で、ある時、そんな態度の悪い店員に
私も腹が立っておしぼりの袋を
わざと後ろの床に放り投げた。
・・・するとその店員はわざと手を大げさに
振りかぶってその袋を拾って舌打ち。
※注意はしてこなかった。他に客が居ないので舌打ちもまる聞こえである。
最初はその店員をからかうのを面白がって
店に行く度に袋を床に捨てていたのだが
ある時・・・
「邪魔くせえな・・・」私に聞こえるか聞こえないかくらいの
小さな声でそう言い放ったのである。
その態度に軽く腹が立った私は
ぶっこ抜いてやろうと、それ以降
毎日その店にテコを使って通い始めたのである。
ちなみにこのP店は普段は設定2を
ベースに営業していたのだが、終日完璧に打てば
機械割は107%くらいだったので、それなりに
プラスにはなった。
さらにイベントの時には必ず設定6を使っており
しかも朝一の対策もしていなかったので
リールがブレれば設定6確定である。
ライバルも皆無で対策も温い。
店を潰してあの店員を失業させてやろうと
毎日朝から晩まで打ち続けた。
で、フル稼働から2週間くらいが経った頃
私とテコは引き強も手伝って
100万以上のプラスになっていた。
※その間イベントの時は他の機種も
打ったりしていた。そして一か月くらいした頃だろう。
換金所で手渡される札が途中から全て
千円札になる。
そう、換金所から万札が無くなったのだ。
私の勝ちである。
その間、態度の悪い店員とは会話どころか
目も合わせずだったが、万札が無くなったその日
初めて彼にこう告げた。
「いつ閉店ですか?」彼は無言のまま、事務所へ消えて行った。
・・・数か月後、P店は静かに閉店。
約10年という短い営業の歴史に
幕を下ろしたのである。
シェアして皆に教えよう!
http://mitihazure.blog.fc2.com/blog-entry-1153.html日本一小さなパチンコ屋で店員と大喧嘩?『ディスクアップ』を連日打って店が潰れた話。
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