4号機の過激な裏モノ『ダブルオーセブンSP』リーチ目を拾って5000枚出るも恐喝される。
- 2019/09/22
- 19:26
■007のパチスロ登場
技術介入機全盛期の1998年7月
高砂電器から映画007とのタイアップ機が
登場する。
※現コナミアミューズメント
それが『ダブルオーセブンSP』である。

©高砂電器

設定 | ビッグ | レギュラー |
設定1 | 1/303 | 1/431 |
設定2 | 1/287 | 1/409 |
設定3 | 1/273 | 1/399 |
設定4 | 1/260 | 1/381 |
設定5 | 1/248 | 1/364 |
設定6 | 1/240 | 1/334 |
設定 | 機械割 |
設定1 | 94,57% |
設定2 | 97,33% |
設定3 | 99,87% |
設定4 | 102,67% |
設定5 | 105,46% |
設定6 | 108,29% |
【基本仕様】
本機はごく一般的な完全告知のAタイプマシン。
通常時の小役狙い、リプレイハズシは共に
効果があり、特にハズシはビタ押しが
強いられるものの+25枚。
通常時は完全告知機であるがゆえ
1リール確定目の「007」停止時や
ボーナス確定時は全リール停止時に
派手な告知音が発生し、バックライトが
夕焼け色に染まる。
さらに設定6判別も可能。
◎設定判別手順
・設定6判別
①ビッグ終了後クレジットを落とす
②コインを32枚投入
③そのまま1プレイ消化
④13枚手持ち
⑤17枚手持ち
⑥以降は⑤を繰り返す
※判別プレイ
80プレイ以降でクレジットが30の時。
判別プレイでの小役出現率(判別対象10枚のみ)が
15%以上なら設定6
5%以下なら設定5以下となる。
このように適度な技術介入性と
設定判別が可能だったものの
完全告知機ということもあり
若者には人気は出ず、年配客に
圧倒的な支持を受けた。
さらにメーカーが高砂電器ということで
各地では様々なバージョンの裏モノが
出回っており、総合するとそれなりに
ヒットした機種であろう。
【衝撃のモーニングと屈強な男】
今は亡き某X店に007が導入されても
この機種には特に見向きもしなかったが
打つ機会が訪れたのは導入されてから
しばらく経ってから。
※ノーマルは一度打ったことがあった。
アレックスが少し遅れて新台で導入された
新装2日目。
店内が暗めの照明で怪しいX店は
導入される台のほとんどが裏モノ化していた。
私はおそらく裏モノ化しているであろう
アレックスの島へ直行。
・・・その最中。
なんと左リールに1リール確定目である
「007」が停止した007を発見し
反射的に台を確保。

©高砂電器
そう、朝一でリーチ目が停止していたのである。
液晶の無い当時はよくリーチ目を拾った
経験があって、一番驚いたのがジャグラーの
ゴーゴーランプが点灯した台や、大花火で
3連ドンちゃんが停止した台だろうか。
で、この機種では2度ほど拾ったことがある。
そんなわけでアレックスはヤメて、急遽
007に着席した私。
レギュラーだったらどうしよう・・・
そういう不安は一切無し。
何故ならばこのX店のバージョンは
レギュラーから爆連するダイナマイトバージョン
だったからである。
◎ダイナマイトバージョン特徴
①状態突入契機はレギュラー
②即連&BR混合で10連以上も頻発
③ビッグからも連チャンするがショボい
某攻略誌に掲載されていた解析だが、おおよそは
こんな感じである。
この他にも同時成立バージョンや20Gバージョン
状態バージョンなど様々なバージョンが
出回っていたようだが、私は今回紹介する
ダイナマイトバージョンとノーマル?しか
打ったことはない。
・・・で、朝一にリーチ目を拾った
私だったが、いざ打ち出すとこれが見事に
レギュラーが成立しており、連チャン開始。

早いゲーム数でボーナスを引き続け
あっという間にドル2箱完成。
さらに早いゲーム数での引き戻しから
またまた連チャン。

最終的に連が途切れた昼頃には
約5000枚のお持ち帰りとなった。
結局この日アレックスは満席のため
打つことはできなかったが、初日は
ノーマルだったアレックスが見事に
裏返っており、全台ドル箱タワーが
積み上げられていたのを見て、少し
羨ましかった思い出がある。
※状態バージョン。
とは言え、私も昼に10万勝ちしたし
まあ良いかと、一旦コインを流して
しばらく店内をウロウロ。
007の島にいつも居る常連の成金婆さんと
しばし談笑していたところ、肩を叩かれる。
※金の指輪を二つしており、派手なブレスレットをして
かなりの金持ちだったと言われている。
「兄ちゃんちょっといいかい?」
見た目は40代後半くらいで屈強な男。
如何にも頭の悪そうな顔をしており
なんだか嫌な予感がしたのだが
店の奥に歩いて行く男についていくと
男は急に立ち止まり・・・
「悪いけど少し回してくれない?」
私が007でタコ出していたのを
見ていたのだろう。
私は少しドキドキしながらも
「それはできないです」
そうきっぱり断った。
すると男は意外にもすんなり諦めて
「そうか・・・じゃあ、あのおばさんに
頼んでみてくれないかい?」
男は何を思ったのか、私が談笑していた
成金婆さんに金を回すように伝えてと
頼んできたのである。
私は仕方がないので、事実を婆さんに伝えると
婆さんはすぐさま店員に報告。
マズイと思った私はすぐに退店。
ちなみに帰り際、店員と揉める屈強な男は
私を睨みつけていたが、どうやら彼は
勝っている人間を見つけては
金をたかろうとする男で、ホール内でも
被害者が出ていたようである。
ただこれでおそらく出禁だろう。
そうたかをくくっていたのだが・・・
その数日後、X店に打ちに行くと、屈強な男が
何事もなかったかのように007を
打っていた。
あれだけ店員と揉めていたのに
出禁にならなかったのか、真相は
不明だが、幸い男に気付かれることはなく
私はそのまま退店。
それ以降、X店に行くことはおろか
007を打つことも二度となかったのである。
今は亡き某X店に007が導入されても
この機種には特に見向きもしなかったが
打つ機会が訪れたのは導入されてから
しばらく経ってから。
※ノーマルは一度打ったことがあった。
アレックスが少し遅れて新台で導入された
新装2日目。
店内が暗めの照明で怪しいX店は
導入される台のほとんどが裏モノ化していた。
私はおそらく裏モノ化しているであろう
アレックスの島へ直行。
・・・その最中。
なんと左リールに1リール確定目である
「007」が停止した007を発見し
反射的に台を確保。

©高砂電器
そう、朝一でリーチ目が停止していたのである。
液晶の無い当時はよくリーチ目を拾った
経験があって、一番驚いたのがジャグラーの
ゴーゴーランプが点灯した台や、大花火で
3連ドンちゃんが停止した台だろうか。
で、この機種では2度ほど拾ったことがある。
そんなわけでアレックスはヤメて、急遽
007に着席した私。
レギュラーだったらどうしよう・・・
そういう不安は一切無し。
何故ならばこのX店のバージョンは
レギュラーから爆連するダイナマイトバージョン
だったからである。
◎ダイナマイトバージョン特徴
①状態突入契機はレギュラー
②即連&BR混合で10連以上も頻発
③ビッグからも連チャンするがショボい
某攻略誌に掲載されていた解析だが、おおよそは
こんな感じである。
この他にも同時成立バージョンや20Gバージョン
状態バージョンなど様々なバージョンが
出回っていたようだが、私は今回紹介する
ダイナマイトバージョンとノーマル?しか
打ったことはない。
・・・で、朝一にリーチ目を拾った
私だったが、いざ打ち出すとこれが見事に
レギュラーが成立しており、連チャン開始。

早いゲーム数でボーナスを引き続け
あっという間にドル2箱完成。
さらに早いゲーム数での引き戻しから
またまた連チャン。

最終的に連が途切れた昼頃には
約5000枚のお持ち帰りとなった。
結局この日アレックスは満席のため
打つことはできなかったが、初日は
ノーマルだったアレックスが見事に
裏返っており、全台ドル箱タワーが
積み上げられていたのを見て、少し
羨ましかった思い出がある。
※状態バージョン。
とは言え、私も昼に10万勝ちしたし
まあ良いかと、一旦コインを流して
しばらく店内をウロウロ。
007の島にいつも居る常連の成金婆さんと
しばし談笑していたところ、肩を叩かれる。
※金の指輪を二つしており、派手なブレスレットをして
かなりの金持ちだったと言われている。
「兄ちゃんちょっといいかい?」
見た目は40代後半くらいで屈強な男。
如何にも頭の悪そうな顔をしており
なんだか嫌な予感がしたのだが
店の奥に歩いて行く男についていくと
男は急に立ち止まり・・・
「悪いけど少し回してくれない?」
私が007でタコ出していたのを
見ていたのだろう。
私は少しドキドキしながらも
「それはできないです」
そうきっぱり断った。
すると男は意外にもすんなり諦めて
「そうか・・・じゃあ、あのおばさんに
頼んでみてくれないかい?」
男は何を思ったのか、私が談笑していた
成金婆さんに金を回すように伝えてと
頼んできたのである。
私は仕方がないので、事実を婆さんに伝えると
婆さんはすぐさま店員に報告。
マズイと思った私はすぐに退店。
ちなみに帰り際、店員と揉める屈強な男は
私を睨みつけていたが、どうやら彼は
勝っている人間を見つけては
金をたかろうとする男で、ホール内でも
被害者が出ていたようである。
ただこれでおそらく出禁だろう。
そうたかをくくっていたのだが・・・
その数日後、X店に打ちに行くと、屈強な男が
何事もなかったかのように007を
打っていた。
あれだけ店員と揉めていたのに
出禁にならなかったのか、真相は
不明だが、幸い男に気付かれることはなく
私はそのまま退店。
それ以降、X店に行くことはおろか
007を打つことも二度となかったのである。
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