パチ屋の外でカップルが大喧嘩!4号機『一撃帝王2』と外した指輪の代償。
- 2019/10/09
- 22:41
■最強AT機登場
2002年と言えば、爆裂AT機全盛期であり
獣王から始まり、アラジンや金太郎などの
人気機種が次々に登場していた。
そんな中、この年の3月またしても
サミーから爆裂AT機が登場する。
それはボーナス確率を極限まで下げ
ATに重きを置いたパチスロ・・・
『一撃帝王2』である。

©ロデオ

設定 | ビッグ | レギュラー |
設定1 | 1/2621 | 1/762 |
設定2 | 1/2521 | 1/753 |
設定3 | 1/2427 | 1/745 |
設定4 | 1/2341 | 1/736 |
設定5 | 1/1986 | 1/728 |
設定6 | 1/1456 | 1/720 |
設定 | 機械割 |
設定1 | 94,5% |
設定2 | 98,4% |
設定3 | 102,4% |
設定4 | 106,4% |
設定5 | 110,9% |
設定6 | 119,9% |
【基本仕様】
本機はA400+AT機。
ただそれまでのAT機とは異なり
ボーナス確率を大幅にカットしている分
AT確率を引き上げているATメインの
パチスロ。
ATは15枚役が16回ナビされるまで続き
ドットにAかVが停止すれば突入。
Vは3連以上が確定する。
またAT中は獣王のように高速で消化することで
ナビ回数が+1回もしくは+2回になる。
ハズシもそれなりに効果があり
技術介入性は高めの台だった。
が、人気はイマイチ。
メーカーが普段滅多に入らないATを
消化したい、というプレイヤーの要望に
応えて開発された台だったが
実際蓋を開けてみると、ボーナス確率が
重すぎたせいか、敬遠する客が多かったのである。
【設定札イベントで設定6をツモるが・・・】
神輿、獣王、サラ金、アラジン、コンチ4X
ギャンブルコンボなどの
いわゆる爆裂マシンが登場する中
業界初のAT機を初めて世に送り出した
サミーの勢いは留まることを知らず。
その中でも今回紹介する一撃帝王は
全くと言っていいほど人気が出なかったが
爆発力はこれらの機種と変わりはない。
2002年某日。
爆裂AT機の設定6狙いをメインに立ち回っていた
私だが、この機種も何度か打つ機会があった。
とある日の某U店。
U店は90年代末頃にオープンした
パチスロが200台ほどのパチスロ専門店。
客付きはあまり良くは無かったものの
よく設定6を使っていた優良店である。
この店は毎週特定日になると朝から
設定札を刺すイベントが開催されるのだが
札の内容は・・・
・設定上げ
・設定据え置き
・設定2段階アップ
・設定???
・設定6確定
※他にもあった記憶があるが覚えていない。
基本的には一機種毎に設定???と
設定据え置きが多く、その中に設定上げと
設定2段階アップが用意されている。
稀に設定6確定札もあるというような感じだ。
もちろんこのイベントは今開催されれば
オイシイイベントとなるわけだが
U店は朝の並びがガラガラ。
開店5分前に到着しても、前に数人程度の
穴場店だった。
穴場店と言っても、当時はこのような
状況は珍しくなかった。
今でこそネットやSNSで誰にでも安易に
情報を得られる時代になったが、この頃は
まだそこまでネットが流通していなかったため
こうしたイベントはやはり直接店に行かないと
気付きにくい。
そのため、イベントプロと一般人との間に
差が生まれやすかったというわけである。
そういうわけで、強いイベント日に一つの店に
客が群がるという状況は今ほど
多くはなかったのである。
で、設定札イベントを開催する日
いつものように開店5分前に並び入場。
店内に入り、設定6確定札が無いことを
確認し、私がとっさに確保したのは
一撃帝王の設定据え置き札。
というのも前日、この店は月一で開催される
店の全体イベントであり、確保した
一撃帝王は前日が設定6だったのである。
つまりこの日も設定6が確定というわけだ。
そんなわけで朝一から意気揚々と
ぶん回し体制に入る私。
チェリーからのAT突入率からして
設定6据え置きは間違いなく、引き強も手伝って
昼の時点で既に5000枚を超えていた。
が、私は一つ問題を抱えていた。
朝一で一撃帝王を打つ予定はなく
本来は設定上げのタコスロでも打って
夕方くらいにヤメようと思っていたのだ。
※タコスロの当たりは中間設定が多め。
というのもこの日は当時付き合っていた
女性と夜から飯を食いに行く約束をしており
ここしばらくはパチスロの稼働のせいで
何度もドタキャンをしていた。
そのためこの日ばかりはドタキャンするわけにも
いかず、ただこの機械割140%以上の台を
捨てるわけにもいかず、途方に暮れていた
というわけである。
こういう時に限ってテコ(打ち子)を呼ぼうと
したのだが、誰も捕まらず、結局私は
詳細な理由を女性にメールし、待ってもらうことに
した。
で、快調に出していた夜8時頃。
待てなかったのか、先ほどメールで
説得したはずの彼女が店にやってきた。
私はAT消化中で閉店まで打つつもりだったため
あと3時間待ってくれと説得したが
彼女は納得できなかったのか
ついに怒ってそのまま店を飛び出した。

彼女はパチスロを打ったことがなく
理解がなかったので設定6だからという
言い訳は通用しない。
そのため、これまでに何度も高設定を
捨ててきたのだが、今回はスペックが
スペックだけに捨てられなかったのだ。
私は一応店の外まで彼女を追いかけて
説得するも一向に怒りが収まらず、段々
面倒になり、彼女から貰った指輪を
その場で外して彼女に返し、店に戻った。
パチ屋の外でカップルが喧嘩するものほど
恥ずかしいものはないだろう。
が、この行為で罰が当たったのか、その後
2時間はハマりっぱなしで、結局出玉を
やや減らして閉店。
※出玉は最終的に8000枚程度。
で、稼働終了後に彼女にメールをするも
エラー。
電話をしても着信拒否。
指輪を返されたことが余程ショック
だったのだろう。
それ以来、彼女に会うことは二度と
なかったのである。
・・・あれから10数年。
今、彼女は結婚して子供が居る身だが
昼間は旦那に内緒でパチ屋に通う
立派な人妻スロッターと化している。
神輿、獣王、サラ金、アラジン、コンチ4X
ギャンブルコンボなどの
いわゆる爆裂マシンが登場する中
業界初のAT機を初めて世に送り出した
サミーの勢いは留まることを知らず。
その中でも今回紹介する一撃帝王は
全くと言っていいほど人気が出なかったが
爆発力はこれらの機種と変わりはない。
2002年某日。
爆裂AT機の設定6狙いをメインに立ち回っていた
私だが、この機種も何度か打つ機会があった。
とある日の某U店。
U店は90年代末頃にオープンした
パチスロが200台ほどのパチスロ専門店。
客付きはあまり良くは無かったものの
よく設定6を使っていた優良店である。
この店は毎週特定日になると朝から
設定札を刺すイベントが開催されるのだが
札の内容は・・・
・設定上げ
・設定据え置き
・設定2段階アップ
・設定???
・設定6確定
※他にもあった記憶があるが覚えていない。
基本的には一機種毎に設定???と
設定据え置きが多く、その中に設定上げと
設定2段階アップが用意されている。
稀に設定6確定札もあるというような感じだ。
もちろんこのイベントは今開催されれば
オイシイイベントとなるわけだが
U店は朝の並びがガラガラ。
開店5分前に到着しても、前に数人程度の
穴場店だった。
穴場店と言っても、当時はこのような
状況は珍しくなかった。
今でこそネットやSNSで誰にでも安易に
情報を得られる時代になったが、この頃は
まだそこまでネットが流通していなかったため
こうしたイベントはやはり直接店に行かないと
気付きにくい。
そのため、イベントプロと一般人との間に
差が生まれやすかったというわけである。
そういうわけで、強いイベント日に一つの店に
客が群がるという状況は今ほど
多くはなかったのである。
で、設定札イベントを開催する日
いつものように開店5分前に並び入場。
店内に入り、設定6確定札が無いことを
確認し、私がとっさに確保したのは
一撃帝王の設定据え置き札。
というのも前日、この店は月一で開催される
店の全体イベントであり、確保した
一撃帝王は前日が設定6だったのである。
つまりこの日も設定6が確定というわけだ。
そんなわけで朝一から意気揚々と
ぶん回し体制に入る私。
チェリーからのAT突入率からして
設定6据え置きは間違いなく、引き強も手伝って
昼の時点で既に5000枚を超えていた。
が、私は一つ問題を抱えていた。
朝一で一撃帝王を打つ予定はなく
本来は設定上げのタコスロでも打って
夕方くらいにヤメようと思っていたのだ。
※タコスロの当たりは中間設定が多め。
というのもこの日は当時付き合っていた
女性と夜から飯を食いに行く約束をしており
ここしばらくはパチスロの稼働のせいで
何度もドタキャンをしていた。
そのためこの日ばかりはドタキャンするわけにも
いかず、ただこの機械割140%以上の台を
捨てるわけにもいかず、途方に暮れていた
というわけである。
こういう時に限ってテコ(打ち子)を呼ぼうと
したのだが、誰も捕まらず、結局私は
詳細な理由を女性にメールし、待ってもらうことに
した。
で、快調に出していた夜8時頃。
待てなかったのか、先ほどメールで
説得したはずの彼女が店にやってきた。
私はAT消化中で閉店まで打つつもりだったため
あと3時間待ってくれと説得したが
彼女は納得できなかったのか
ついに怒ってそのまま店を飛び出した。

彼女はパチスロを打ったことがなく
理解がなかったので設定6だからという
言い訳は通用しない。
そのため、これまでに何度も高設定を
捨ててきたのだが、今回はスペックが
スペックだけに捨てられなかったのだ。
私は一応店の外まで彼女を追いかけて
説得するも一向に怒りが収まらず、段々
面倒になり、彼女から貰った指輪を
その場で外して彼女に返し、店に戻った。
パチ屋の外でカップルが喧嘩するものほど
恥ずかしいものはないだろう。
が、この行為で罰が当たったのか、その後
2時間はハマりっぱなしで、結局出玉を
やや減らして閉店。
※出玉は最終的に8000枚程度。
で、稼働終了後に彼女にメールをするも
エラー。
電話をしても着信拒否。
指輪を返されたことが余程ショック
だったのだろう。
それ以来、彼女に会うことは二度と
なかったのである。
・・・あれから10数年。
今、彼女は結婚して子供が居る身だが
昼間は旦那に内緒でパチ屋に通う
立派な人妻スロッターと化している。
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