4号機最後のパルサーシリーズ『ジャイアントパルサー』で休憩中のチンピラ客の台に座り店長と揉める。
- 2019/12/13
- 10:54
■キンパルの後継機登場
4号機末期の2006年8月。
山佐から4号機最後のパルサーシリーズが
登場する。
その名も『ジャイアントパルサー』

©山佐
設定 | ビッグ | レギュラー |
設定1 | 1/432 | 1/864 |
設定2 | 1/432 | 1/864 |
設定3 | 1/401 | 1/783 |
設定4 | 1/391 | 1/747 |
設定5 | 1/366 | 1/685 |
設定6 | 1/350 | 1/633 |
設定 | 機械割 |
設定1 | 99,54% |
設定2 | 99,55% |
設定3 | 103,71% |
設定4 | 105,22% |
設定5 | 109,40% |
設定6 | 112,40% |
【基本仕様】
A600タイプのストック機。
キングパルサーの正統後継機で
基本的な仕様はキンパルと同じだが
リプレイ3連時にRT短縮抽選を行うシステムが
新たに追加された。
本機もやはりキンパル同様、ストックあり時の
連チャン率が高いため、ストック切れが頻発した。
天井は最大1850G。
またリプレイハズシは左リールに3連Gを
ビタ押しすることで外せるが
ビタ押しでなくても3/4でアシストハズシが
可能だった。
キンパルの大量獲得機版ということで
新台当初は話題になったものの
確率が重いストック機のため
ハマリが深く、巷の評価はイマイチだった。
2001年パチスロ!裏モノ『キングパルサー』オレンジ前兆バージョンでストレート5000ハマリを喰らう。
【ハマリ台狙いで大事件勃発!】
ジグマや長い開店プロ時代
毎日複数のテコを使い、長時間並びや
フル稼働で肉体的にも精神的にも疲れ
パチスロが嫌いになっていた頃。
それでも私はパチスロから離れられないでいた。
とは言え、それまでとは違い、死に物狂いで
パチスロと向き合うということはせず
肩の力を抜いて、半分遊びのような
稼働をしていた。
そうすることでパチスロに対する
モチベーションを何とか
保っていたのだろう。
・・・そんな中、山佐からキンパルの
大量獲得機であるジャイアントパルサーが
登場する。

ジャイパルは繁華街にあるY店で
よく打っていた。
Y店は昔ながらのパチンコ屋といった感じで
店内は小さめ。
繁華街にあるため、夕方頃になると
会社帰りのサラリーマンや出勤前の
キャバ嬢などが多くなり、ハイエナできる
ハマリ台が次々に空くのだ。
そういう理由もあって、私は一か月ほど
この店のハイエナや宵越し狙いで
喰っていたのだが、ある日事件が勃発。
私は他店で宵越し狙いを消化した後
昼過ぎからこの店でハイエナしていた。
そこで夕方頃になり、ジャイパルの
1500ハマリを発見。
回転数を見るとたしか5000回転で
ビッグ2のバケ5くらいだったと思う。
とにかくビッグのストックがたんまり
貯まっていそうな台だったため
即確保して打ち始める。
・・・数十分ほど経って肩を叩かれる。
店員「お客様、その台は他のお客様が
打たれているものですので、ヤメて
もらえますか?」
突然店員がそう言ってきた。
下皿にも何もないし、台の上にも
何も置かれていない完全な空き台なのに
である。
私「いや空き台だっただろ」
店員「いえ、今休憩を取られて
おりまして・・・」
つまりこういうことだ。
他の客が休憩を取ったのだが
店員が休憩札を入れるのを忘れた。
ただ私は既に1万近く使っており
天井ももうすぐの状態で、はいそうですかと
ヤメられるわけがない。
私「そっちのミスだろ、なら使った金
返してくれるのか?」
店員「それはできません」
使った金を返してくれるならどいてやると
言ったのが、店の決まり上無理だと
一点張りの店員。
休憩札を入れなかったのは店の過失のため
返金できないなら打つからと言って
私は強硬して打つことにした。
あたふたして居なくなる店員。
一体何故そんなにあたふたしているのかは
すぐに分かった。
・・・しばらくして私の台は天井から
ビッグを引いて、その消化中。
また肩を叩かれる。
うるさい店員だなと振り返ると・・・
「兄ちゃん、その台俺が打ってたんだよ」

見ると、推定40代半ばの
薄いサングラスに坊主頭で
スーツ姿の強面のおっさんという
どう見てもその筋のお方。
私「いや、この台空き台だったから・・・」
グラサン野郎は意外にも私の言い分を
素直に聞き入れて居なくなったかと思うと
島の端で店員を怒鳴りつけている。
挙句の果てには店長らしき人物がやってきて
私に事情を説明して、どいてくれないかと
言ってきたのだが、既に当たっており
しかも連チャン中のため、ヤメるわけには
いかない。
私「じゃあ連チャン抜けたらヤメるから」
青ざめた店長の顔は今でも思い出すと
ニヤけてしまうが、私もこの時は
換金所でさらわれてしまうのではないかと
ヒヤヒヤしたものである。
ただ、その後グラサン坊主はしばらく
島の端で店長と話し込んだあと
二人でどこかへ消える。
・・・10分後、再び私の元へ戻ってきて一言。
「兄ちゃんごめんな!
その台打ってていいからよ!」
そう言ってグラサン坊主は笑顔で
店を後にした。
そしてその後店長も私の元にやってきて
ご迷惑をお掛けして
申し訳ございませんでした、と一言。
彼の目には薄っすら涙を浮かべているのが
わかった。
これはあくまで予想だが、おそらく
店長はグラサン坊主にポケットマネーで
いくらか渡したのだろう。
・・・で、そのジャイパルはというと
連は3連?とイマイチな結果で終了。
結局一番得したのはおそらくグラサン坊主
だったというわけである。
今でこそこういう揉め事は少なくなったが
今回の事件は明らかな店員の過失。
そういうわけでホール店員の皆さん。
休憩札を入れる際は
その台の特性と現在のゲーム数や
打っていた人物をしっかり確認して
注意してほしいものである。
ジグマや長い開店プロ時代
毎日複数のテコを使い、長時間並びや
フル稼働で肉体的にも精神的にも疲れ
パチスロが嫌いになっていた頃。
それでも私はパチスロから離れられないでいた。
とは言え、それまでとは違い、死に物狂いで
パチスロと向き合うということはせず
肩の力を抜いて、半分遊びのような
稼働をしていた。
そうすることでパチスロに対する
モチベーションを何とか
保っていたのだろう。
・・・そんな中、山佐からキンパルの
大量獲得機であるジャイアントパルサーが
登場する。

ジャイパルは繁華街にあるY店で
よく打っていた。
Y店は昔ながらのパチンコ屋といった感じで
店内は小さめ。
繁華街にあるため、夕方頃になると
会社帰りのサラリーマンや出勤前の
キャバ嬢などが多くなり、ハイエナできる
ハマリ台が次々に空くのだ。
そういう理由もあって、私は一か月ほど
この店のハイエナや宵越し狙いで
喰っていたのだが、ある日事件が勃発。
私は他店で宵越し狙いを消化した後
昼過ぎからこの店でハイエナしていた。
そこで夕方頃になり、ジャイパルの
1500ハマリを発見。
回転数を見るとたしか5000回転で
ビッグ2のバケ5くらいだったと思う。
とにかくビッグのストックがたんまり
貯まっていそうな台だったため
即確保して打ち始める。
・・・数十分ほど経って肩を叩かれる。
店員「お客様、その台は他のお客様が
打たれているものですので、ヤメて
もらえますか?」
突然店員がそう言ってきた。
下皿にも何もないし、台の上にも
何も置かれていない完全な空き台なのに
である。
私「いや空き台だっただろ」
店員「いえ、今休憩を取られて
おりまして・・・」
つまりこういうことだ。
他の客が休憩を取ったのだが
店員が休憩札を入れるのを忘れた。
ただ私は既に1万近く使っており
天井ももうすぐの状態で、はいそうですかと
ヤメられるわけがない。
私「そっちのミスだろ、なら使った金
返してくれるのか?」
店員「それはできません」
使った金を返してくれるならどいてやると
言ったのが、店の決まり上無理だと
一点張りの店員。
休憩札を入れなかったのは店の過失のため
返金できないなら打つからと言って
私は強硬して打つことにした。
あたふたして居なくなる店員。
一体何故そんなにあたふたしているのかは
すぐに分かった。
・・・しばらくして私の台は天井から
ビッグを引いて、その消化中。
また肩を叩かれる。
うるさい店員だなと振り返ると・・・
「兄ちゃん、その台俺が打ってたんだよ」

見ると、推定40代半ばの
薄いサングラスに坊主頭で
スーツ姿の強面のおっさんという
どう見てもその筋のお方。
私「いや、この台空き台だったから・・・」
グラサン野郎は意外にも私の言い分を
素直に聞き入れて居なくなったかと思うと
島の端で店員を怒鳴りつけている。
挙句の果てには店長らしき人物がやってきて
私に事情を説明して、どいてくれないかと
言ってきたのだが、既に当たっており
しかも連チャン中のため、ヤメるわけには
いかない。
私「じゃあ連チャン抜けたらヤメるから」
青ざめた店長の顔は今でも思い出すと
ニヤけてしまうが、私もこの時は
換金所でさらわれてしまうのではないかと
ヒヤヒヤしたものである。
ただ、その後グラサン坊主はしばらく
島の端で店長と話し込んだあと
二人でどこかへ消える。
・・・10分後、再び私の元へ戻ってきて一言。
「兄ちゃんごめんな!
その台打ってていいからよ!」
そう言ってグラサン坊主は笑顔で
店を後にした。
そしてその後店長も私の元にやってきて
ご迷惑をお掛けして
申し訳ございませんでした、と一言。
彼の目には薄っすら涙を浮かべているのが
わかった。
これはあくまで予想だが、おそらく
店長はグラサン坊主にポケットマネーで
いくらか渡したのだろう。
・・・で、そのジャイパルはというと
連は3連?とイマイチな結果で終了。
結局一番得したのはおそらくグラサン坊主
だったというわけである。
今でこそこういう揉め事は少なくなったが
今回の事件は明らかな店員の過失。
そういうわけでホール店員の皆さん。
休憩札を入れる際は
その台の特性と現在のゲーム数や
打っていた人物をしっかり確認して
注意してほしいものである。
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