南国シリーズ第一弾!初代『南国物語』の裏モノでチンピラハゲ軍団とのいざこざ。
- 2020/01/08
- 18:22
■南国シリーズ第一弾登場!
2001年3月。
爆裂AT機の走りと言われた獣王が徐々に
人気になり始めていた頃。
同時に密かなブームになっていたのが沖スロ。
沖スロと言えばパイオニアのイメージが強いが
オリンピアから後にロングヒットとなる
南国シリーズの第一弾が登場する。
それが『南国物語』である。

©オリンピア

設定 | ビッグ | レギュラー |
設定1 | 1/303 | 1/655 |
設定2 | 1/287 | 1/655 |
設定3 | 1/268 | 1/655 |
設定4 | 1/256 | 1/630 |
設定5 | 1/248 | 1/564 |
設定6 | 1/240 | 1/512 |
設定 | 機械割 |
設定1 | 93,6% |
設定2 | 95,7% |
設定3 | 98,4% |
設定4 | 101,0% |
設定5 | 103,1% |
設定6 | 105,3% |
【基本仕様】
本機はA400のノーマルタイプ。
蝶が光ればボーナス確定の完全告知機。
無音発生時は例外で、次プレイに
ブルーフラッシュするプレミアムだ。
技術介入はそれなりに効果あり。
ハズシは初心者にも簡単な手順である。
本土の沖スロはシオサイシリーズの
裏モノ化によって徐々に人気を獲得するわけだが
この機種も一部の地域で裏モノ化した。
この機種が後の南国育ちの大ヒットに
繋がっていくわけである。
沖スロ最大のヒット機種!4号機初代『南国育ち』4万枚以上出る超爆裂裏モノを見つける。
1000ハマリで設定6打ち換えイベント『南国育ち』パチ屋の超オイシイサービスでハイエナしまくり
【状態バージョンと32Gバージョン】
当時のパイオニアの沖スロと言えば
出る台出る台全てが裏モノ化していたのだが
そのどれもがヒットしていた。
シオサイに始まり、ハイハイシオサイ、オアシス
ハナハナなどで、最も有名なバージョンが32G。
人気の理由は裏モノ特有の機械割の高さと
何よりもレバーを叩いた瞬間にボーナス成立の
有無がわかる単純明快な完全告知機であることが
裏モノに合っていたからだろう。
そんな中で登場した南国物語。
パイオニア系の沖スロよりも人気は劣ったものの
本機もそれなりにヒットした。

私が南国を初めて打ったのは住宅街に面したB店で
少し狭い路地にあったため、少しわかりにくい。
B店は大花火やインベーダー2000の新装時
札台イベントの時によく来ていた店だが
裏モノも多かった。
・・・で、南国物語が導入された初日は
ノーマルそのもので、出ていなかったのだが
3日も経つと、中身は完全に裏モノになっていた。
しかも導入台数はたしか15台くらいだったと思うが
島によってバージョンが違うのである。
◎32Gバージョン
ハイシオのバージョンとと仕様は同じで
初当たりはビッグのみ。
連チャンは32G以内で最高9連まで。
32Gバージョンの元祖!6号機『ハイハイシオサイ』設定5丸わかり!実践データ・初打ち感想、8/10稼働。
◎状態バージョン
キングガルフのようにダラダラとビッグバケ混合で
連チャンし続ける。
◎ダイナマイトバージョン
レギュラーから連チャンすれば爆連する。
私が知っているのはこの3種類のバージョンで
打ったことがあるのは32Gと状態バージョンだ。
B店には32Gバージョンと状態バージョンが
別れて設置されており、人気があったのは
当然32Gで、状態はガラガラ。
・・・さらにB店の南国は毎朝リセットモーニングを
仕込んでいたわけだが、これが何故か
ライバルゼロ。
そのため、毎朝何台もカニ歩きして
2万円稼いだ後はディスクアップの札台などの
ノーマル機を打ってさらに勝ちを
上乗せしていたわけだ。
・・・だがそのオイシイ状況も続かなかった。
いくら寂れたB店とは言え、南国が導入されて
裏モノ化したことはやがて広まる。
そんなわけでいつの間にかパンチの効いた連中が
集まるようになったのだが、その中の
一人に、昔コンドルやコンテストを打っていた
某店で仲良くなった男が居た。
※4人居たのだが、彼が親分で他の3人は
手下みたいな感じ。
その男はハゲ散らかした40代なのだが
よく飯を奢ってもらったり、2~3号機時代の
攻略法などの話を聞かされていた。
元々攻略プロだったようで、コンチの4枚手入れや
ガルフのゴトで数千万以上稼いだと言っていた。
そんな彼と久しぶりに会って挨拶したのだが
当時に比べると少し余裕が無い様子だった。
何台も掛け持ちしてモーニングをかっさらう姿は
まるでハイエナそのもので、私が
当たっていると面白くない顔をしてくる。
私はB店で毎日のようにツモっていたので
彼は恨めしそうにいつも話しかけてくる。
「今月いくらくらい勝ってるの?」
たしかにB店には世話になったが
事実、彼が居る時に限ってあり得ないほど
勝っていたので、正直気まずかったことは
確かである。
だから、聞かれるたびに負けた時の話を
して、彼を怒らせないようにしていたのだが
それも徐々に通用しなくなっていく。
そりゃそうだろう。
彼が居る時に限って南国のリセットから
一万枚出たり、ジャグラーで5000枚出たり
それが毎日続いていたのだから。
そんな感じで久しぶりにハゲと
再会したわけだが、日が進むにつれて
話掛けてこなくなり、目も合わさないように
なっていた。
彼にとっては他人が勝っているところが
面白くないし、それが露骨に表情や態度に出る。
こういう人の幸福が気に喰わない人間は
どこの世界にも居るので
私も慣れていたが、正直言って
鬱陶しくなってきた。
・・・そんな中で開催された南国物語の
初イベント日。
いつもモーニングだけを打っていた私だが
この日は彼のことも気にせずに、テコを2人使って
朝から設定狙いすることにした。
朝の並び中も、もちろんハゲ軍団とは
一切喋らずに狙い台を確保。
これが3人ともリセットモーニングから
大爆裂。
こうなったらハゲのことは気にせずに
出しまくってやろうと思い、皆ぶん回し体制。
・・・夕方頃。
私の出玉は5000枚。
テコの2人は片方が8000枚に、もう片方が
1万枚の出玉を獲得するお祭り騒ぎ。
南国の島はほぼ全台が馬鹿出ししていたわけだが
ハゲは朝から痛恨のクソハマリ。
どう考えても糞台だったのだが、夕方になっても
まだ粘っていた。
天井のオンパレードで、おそらく20万近く
入っていたと思う。
内心笑いを堪えるのに必死だった私だが
夜になってついにハゲが席を立つ。

「二度と俺の前に現れるなよ」
顔を真っ赤にしたハゲは私にそう言いながら
子分を連れて居なくなった。
※子分は出ていたが途中でヤメていた。
・・・二度と俺の前に現れるなと言われて
翌日も朝一からB店に行く私。
正直次にハゲと会ったら何かされるのではないかと
思ったが、私は悪いことは何もしていない。
だから構わず南国を打ちに行ったわけだが
そこにハゲは居なかった。
・・・結局B店の南国はその後シオラーの導入で
撤去されてしまうわけだが
ハゲは二度と私の前に現れることはなかった。
当時のパイオニアの沖スロと言えば
出る台出る台全てが裏モノ化していたのだが
そのどれもがヒットしていた。
シオサイに始まり、ハイハイシオサイ、オアシス
ハナハナなどで、最も有名なバージョンが32G。
人気の理由は裏モノ特有の機械割の高さと
何よりもレバーを叩いた瞬間にボーナス成立の
有無がわかる単純明快な完全告知機であることが
裏モノに合っていたからだろう。
そんな中で登場した南国物語。
パイオニア系の沖スロよりも人気は劣ったものの
本機もそれなりにヒットした。

私が南国を初めて打ったのは住宅街に面したB店で
少し狭い路地にあったため、少しわかりにくい。
B店は大花火やインベーダー2000の新装時
札台イベントの時によく来ていた店だが
裏モノも多かった。
・・・で、南国物語が導入された初日は
ノーマルそのもので、出ていなかったのだが
3日も経つと、中身は完全に裏モノになっていた。
しかも導入台数はたしか15台くらいだったと思うが
島によってバージョンが違うのである。
◎32Gバージョン
ハイシオのバージョンとと仕様は同じで
初当たりはビッグのみ。
連チャンは32G以内で最高9連まで。
32Gバージョンの元祖!6号機『ハイハイシオサイ』設定5丸わかり!実践データ・初打ち感想、8/10稼働。
◎状態バージョン
キングガルフのようにダラダラとビッグバケ混合で
連チャンし続ける。
◎ダイナマイトバージョン
レギュラーから連チャンすれば爆連する。
私が知っているのはこの3種類のバージョンで
打ったことがあるのは32Gと状態バージョンだ。
B店には32Gバージョンと状態バージョンが
別れて設置されており、人気があったのは
当然32Gで、状態はガラガラ。
・・・さらにB店の南国は毎朝リセットモーニングを
仕込んでいたわけだが、これが何故か
ライバルゼロ。
そのため、毎朝何台もカニ歩きして
2万円稼いだ後はディスクアップの札台などの
ノーマル機を打ってさらに勝ちを
上乗せしていたわけだ。
・・・だがそのオイシイ状況も続かなかった。
いくら寂れたB店とは言え、南国が導入されて
裏モノ化したことはやがて広まる。
そんなわけでいつの間にかパンチの効いた連中が
集まるようになったのだが、その中の
一人に、昔コンドルやコンテストを打っていた
某店で仲良くなった男が居た。
※4人居たのだが、彼が親分で他の3人は
手下みたいな感じ。
その男はハゲ散らかした40代なのだが
よく飯を奢ってもらったり、2~3号機時代の
攻略法などの話を聞かされていた。
元々攻略プロだったようで、コンチの4枚手入れや
ガルフのゴトで数千万以上稼いだと言っていた。
そんな彼と久しぶりに会って挨拶したのだが
当時に比べると少し余裕が無い様子だった。
何台も掛け持ちしてモーニングをかっさらう姿は
まるでハイエナそのもので、私が
当たっていると面白くない顔をしてくる。
私はB店で毎日のようにツモっていたので
彼は恨めしそうにいつも話しかけてくる。
「今月いくらくらい勝ってるの?」
たしかにB店には世話になったが
事実、彼が居る時に限ってあり得ないほど
勝っていたので、正直気まずかったことは
確かである。
だから、聞かれるたびに負けた時の話を
して、彼を怒らせないようにしていたのだが
それも徐々に通用しなくなっていく。
そりゃそうだろう。
彼が居る時に限って南国のリセットから
一万枚出たり、ジャグラーで5000枚出たり
それが毎日続いていたのだから。
そんな感じで久しぶりにハゲと
再会したわけだが、日が進むにつれて
話掛けてこなくなり、目も合わさないように
なっていた。
彼にとっては他人が勝っているところが
面白くないし、それが露骨に表情や態度に出る。
こういう人の幸福が気に喰わない人間は
どこの世界にも居るので
私も慣れていたが、正直言って
鬱陶しくなってきた。
・・・そんな中で開催された南国物語の
初イベント日。
いつもモーニングだけを打っていた私だが
この日は彼のことも気にせずに、テコを2人使って
朝から設定狙いすることにした。
朝の並び中も、もちろんハゲ軍団とは
一切喋らずに狙い台を確保。
これが3人ともリセットモーニングから
大爆裂。
こうなったらハゲのことは気にせずに
出しまくってやろうと思い、皆ぶん回し体制。
・・・夕方頃。
私の出玉は5000枚。
テコの2人は片方が8000枚に、もう片方が
1万枚の出玉を獲得するお祭り騒ぎ。
南国の島はほぼ全台が馬鹿出ししていたわけだが
ハゲは朝から痛恨のクソハマリ。
どう考えても糞台だったのだが、夕方になっても
まだ粘っていた。
天井のオンパレードで、おそらく20万近く
入っていたと思う。
内心笑いを堪えるのに必死だった私だが
夜になってついにハゲが席を立つ。

「二度と俺の前に現れるなよ」
顔を真っ赤にしたハゲは私にそう言いながら
子分を連れて居なくなった。
※子分は出ていたが途中でヤメていた。
・・・二度と俺の前に現れるなと言われて
翌日も朝一からB店に行く私。
正直次にハゲと会ったら何かされるのではないかと
思ったが、私は悪いことは何もしていない。
だから構わず南国を打ちに行ったわけだが
そこにハゲは居なかった。
・・・結局B店の南国はその後シオラーの導入で
撤去されてしまうわけだが
ハゲは二度と私の前に現れることはなかった。
シェアして皆に教えよう!
- 関連記事