歴代パチスロ史上超激甘の大量獲得『ワニマル』20歳のスロプロが成人式をサボって後悔した理由。
- 2020/01/12
- 18:28
■バルテック初の大量獲得機登場
1998年9月。
技術介入機全盛期に新基準機が導入され始め
大量獲得機や爆裂CT機などが登場していた頃。
バルテックからも大量獲得機『ワニマル』が
デビューした。

©バルテック

設定 | ビッグ | レギュラー |
設定1 | 1/299 | 1/661 |
設定2 | 1/276 | 1/661 |
設定3 | 1/257 | 1/661 |
設定4 | 1/247 | 1/661 |
設定5 | 1/237 | 1/579 |
設定6 | 1/237 | 1/356 |
設定 | 機械割 |
設定1 | 93,6~105,5% |
設定2 | 97,9~110,6% |
設定3 | 101,5~114,9% |
設定4 | 104,3~118,2% |
設定5 | 107,6~121.9% |
設定6 | 111,6~125% |
【基本仕様】
当ブログには何度も登場している本機は
A500のノーマルタイプであり、私が好きな
大量獲得機ベスト3に入る。
出目と予告演出のバランスが秀逸で
コントロール制御特有のスベリが熱い。
さらに大量獲得機ながら破格のビッグ確率と
当時の技術介入機の中では群を抜いて甘く
難易度も低かったことから、一部の
プロの間では名機と呼ばれた機種である。
1998年4号機パチスロで一番面白いのはアニマルの後継機?~パチスロ名機物語外伝55~
激アツの流星フラッシュ予告や
1リール確定目である「プラム・7・バナナ」など
甘さに加えて地味なゲーム性ながら
個人的にも当時のパチスロの中で
かなり好みの台である。
※「プラム・7・バナナ」は切れ目がある方が
問答無用の1リールビッグ確定目。
リプレイハズシは全リール目押しが
必要なものの、ビタ押しではなく簡単で
それでいて効果絶大。
フル攻略で打てば設定1でも機械割は
105.5%になる激甘機。
設定判別も設定4以上、設定5以上を判別できた。
※手順については後述。
ただし残念ながら当時の圧倒的な
ユニバ人気のおかげで、ワニマルは
影を潜め、マイナー機として
生涯を終えることになる。

ちなみに2021年10月、23年振りに
ワニマルの後継機『沖ワニマル』が
登場。
中身はAT機でリール配列も全く異なり
初代とはかけ離れたゲーム性になっている。
【成人式当日にサボってワニマル】
人生には幾度となく転機が訪れる。
私にも過去に何度か転機が訪れたが
どれもこれも逃している。
今回はその人生の転機になっていただろう
若い頃の思い出を紹介しよう。
・・・20歳になった大人の証として
毎年1月の第二月曜日に行われる成人式。

この手の行事は学生時代の女がおめかしして
来るため、それを狙って行く男も多い。
当時20歳だった私もそんな目的で行く予定だったのだが
突如某J店がリニューアルで新装開店を行う
ということで、成人式の予定はキャンセル。
・・・新装開店のJ店は昔ながらの
小さなパチンコ屋といった感じで、パチンコは
レトロ台が多く、平台やチューリップの台まで
設置しており、主に地元の年配客を中心に
賑わっていた。

そこに導入されたワニマル。
当時激甘スペックとして話題となったが
設置が思うように伸びず、一部の地域では
裏モノ化した店もある。
J店のワニマルは完全なノーマルで
他にも大量獲得機ブームの走りともなった
初代ビーマックスや、設定1でも完璧に打てば
機械割110%近くまでになったとされる
激難ビタ押しマシン『テンタクルズ』なども
等価で設置していた。

©ミズホ
・・・で、J店は新装開店だったものの
客が全く居らず、ワニマルはガラガラだった。
※何日目かは覚えていない。
既に他店にも導入されていたワニマルは
何度か打ったことがあり、甘い印象はあったが
特に打ち込むほどではなかった。
だが、J店で改めてコイツを打ってみると
確かな甘さを体感できる。
設定1でビッグ確率が1/300を切っているのに
頻繁に500枚以上獲得できるため
それも当然だ。
そういうわけで、この日はワニマルを
打っていたのだが、実はこの日
学生時代の仲間と成人式の後に
飲み会をするという約束があったのだ。
※前日も同じ仲間と約束があったが
パチスロを打っておりキャンセルしている。
さらにそこには当時私が入っていた
飲み会サークルの新しい後輩であるギャル達も
来るというので、本来であればヤメない理由はない。
だが、甘くて面白い推定設定4以上の
ワニマルはどうしてもヤメられない。
※設定4以上と設定5以上が判別可能。
◎設定4以上判別手順
①ビッグ終了後クレジット(CR)を落とす
②コインを32枚投入
③そのまま1G消化
④7枚手持ち
⑤11枚手持ち
以降は⑤を繰り返す。
35G以降で3枚掛け完了時にCR表示が
30の時が判別プレイ。
判別プレイでの小役出現率が8%以上で
設定4以上、3%以下で設定3以下となる。
※判別プレイの対象小役は7枚役以外。
当然リプレイも含めない。
ただしパーセンテージに関しては資料も記憶も
ないのでご了承ください。
◎設定5以上判別手順
①ビッグ終了後クレジット(CR)を落とす
②コインを32枚投入
③そのまま1G消化
④7枚手持ち
⑤11枚手持ち
⑥9枚手持ち
以降は⑤→⑥を繰り返す。
70G以降で3枚掛け完了時にCR表示が
30の時が判別プレイ。
判別プレイでの小役出現率が8%以上で
設定5以上、3%以下で設定4以下となる。
※判別プレイの対象小役は7枚役以外。
当然リプレイも含めない。
この時、既に減算値判別の手順は攻略誌に
掲載されていたものの、手帳にメモしていなかった
ためにしていなかったが、どう考えても
4以上はある。
ワニマルの設定4は当時の技術介入機の
設定6並みに甘かったため、捨てるわけには
いかなかったのだ。
当時はまだ高設定をツモれば閉店まで打つ
という当たり前の行為が平然とこなせたのは
甘さや面白さだけでなく、単純に勿体ない
という気持ちがあったからだろう。
そういうわけで、成人式をキャンセルした挙句
夜の飲み会まですっぽかしてしまった。
二日連続でドタキャンした私は
その後に掛かってくる電話を無視し続け
約束していた友人達とは以来
音信不通である。
・・・こうして一般人との交流を自ら断ち
スロ仲間が増えていくと同時に
益々パチプロ・スロプロの世界にのめり込んでいった私。
流星フラッシュ+ズルスベリ切れ7に惚れ込み
毎日客の居ない寂れたJ店で
ワニマルを打っていた私は、当然金は増え続けたが
社会から徐々に遠ざかっていくのを感じていた。
※おそらく設定はほぼ毎日1だったと思うが
2か月弱の稼働で+150万以上になっている。
・・・それから20年。
今もこの世界にしがみついている。
こうしてパチプロとして何も残らない青春時代を
過ごした私だったが、もしあの時
友人との約束を守って成人式に参加していたら・・・
飲み会に参加していたら・・・
少なくとも今のような道の外れた人生は
歩んでいなかったのかもしれない。
人生には幾度となく転機が訪れる。
私にも過去に何度か転機が訪れたが
どれもこれも逃している。
今回はその人生の転機になっていただろう
若い頃の思い出を紹介しよう。
・・・20歳になった大人の証として
毎年1月の第二月曜日に行われる成人式。

この手の行事は学生時代の女がおめかしして
来るため、それを狙って行く男も多い。
当時20歳だった私もそんな目的で行く予定だったのだが
突如某J店がリニューアルで新装開店を行う
ということで、成人式の予定はキャンセル。
・・・新装開店のJ店は昔ながらの
小さなパチンコ屋といった感じで、パチンコは
レトロ台が多く、平台やチューリップの台まで
設置しており、主に地元の年配客を中心に
賑わっていた。

そこに導入されたワニマル。
当時激甘スペックとして話題となったが
設置が思うように伸びず、一部の地域では
裏モノ化した店もある。
J店のワニマルは完全なノーマルで
他にも大量獲得機ブームの走りともなった
初代ビーマックスや、設定1でも完璧に打てば
機械割110%近くまでになったとされる
激難ビタ押しマシン『テンタクルズ』なども
等価で設置していた。

©ミズホ
・・・で、J店は新装開店だったものの
客が全く居らず、ワニマルはガラガラだった。
※何日目かは覚えていない。
既に他店にも導入されていたワニマルは
何度か打ったことがあり、甘い印象はあったが
特に打ち込むほどではなかった。
だが、J店で改めてコイツを打ってみると
確かな甘さを体感できる。
設定1でビッグ確率が1/300を切っているのに
頻繁に500枚以上獲得できるため
それも当然だ。
そういうわけで、この日はワニマルを
打っていたのだが、実はこの日
学生時代の仲間と成人式の後に
飲み会をするという約束があったのだ。
※前日も同じ仲間と約束があったが
パチスロを打っておりキャンセルしている。
さらにそこには当時私が入っていた
飲み会サークルの新しい後輩であるギャル達も
来るというので、本来であればヤメない理由はない。
だが、甘くて面白い推定設定4以上の
ワニマルはどうしてもヤメられない。
※設定4以上と設定5以上が判別可能。
◎設定4以上判別手順
①ビッグ終了後クレジット(CR)を落とす
②コインを32枚投入
③そのまま1G消化
④7枚手持ち
⑤11枚手持ち
以降は⑤を繰り返す。
35G以降で3枚掛け完了時にCR表示が
30の時が判別プレイ。
判別プレイでの小役出現率が8%以上で
設定4以上、3%以下で設定3以下となる。
※判別プレイの対象小役は7枚役以外。
当然リプレイも含めない。
ただしパーセンテージに関しては資料も記憶も
ないのでご了承ください。
◎設定5以上判別手順
①ビッグ終了後クレジット(CR)を落とす
②コインを32枚投入
③そのまま1G消化
④7枚手持ち
⑤11枚手持ち
⑥9枚手持ち
以降は⑤→⑥を繰り返す。
70G以降で3枚掛け完了時にCR表示が
30の時が判別プレイ。
判別プレイでの小役出現率が8%以上で
設定5以上、3%以下で設定4以下となる。
※判別プレイの対象小役は7枚役以外。
当然リプレイも含めない。
この時、既に減算値判別の手順は攻略誌に
掲載されていたものの、手帳にメモしていなかった
ためにしていなかったが、どう考えても
4以上はある。
ワニマルの設定4は当時の技術介入機の
設定6並みに甘かったため、捨てるわけには
いかなかったのだ。
当時はまだ高設定をツモれば閉店まで打つ
という当たり前の行為が平然とこなせたのは
甘さや面白さだけでなく、単純に勿体ない
という気持ちがあったからだろう。
そういうわけで、成人式をキャンセルした挙句
夜の飲み会まですっぽかしてしまった。
二日連続でドタキャンした私は
その後に掛かってくる電話を無視し続け
約束していた友人達とは以来
音信不通である。
・・・こうして一般人との交流を自ら断ち
スロ仲間が増えていくと同時に
益々パチプロ・スロプロの世界にのめり込んでいった私。
流星フラッシュ+ズルスベリ切れ7に惚れ込み
毎日客の居ない寂れたJ店で
ワニマルを打っていた私は、当然金は増え続けたが
社会から徐々に遠ざかっていくのを感じていた。
※おそらく設定はほぼ毎日1だったと思うが
2か月弱の稼働で+150万以上になっている。
・・・それから20年。
今もこの世界にしがみついている。
こうしてパチプロとして何も残らない青春時代を
過ごした私だったが、もしあの時
友人との約束を守って成人式に参加していたら・・・
飲み会に参加していたら・・・
少なくとも今のような道の外れた人生は
歩んでいなかったのかもしれない。
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