全記事

最新パチスロ情報・解析サイト パチプロのキャバ嬢攻略サイト

華シリーズ最低のクソ台?『魔法のハイビスカス』設定6を店長に打たせてもらった話。


■華シリーズのマイルドストック機登場
2004年10月。

ストック機全盛の4,7号機時代。

裏沖スロで一躍有名になったパイオニアから

ハイビスカスを搭載したストック機が登場する。

それが『魔法のハイビスカス』である。
※本機は4,5号機。

15789630130.jpeg
©パイオニア

15789630030.jpeg

※ボーナス確率
設定ビッグレギュラー
設定11/3081/620
設定21/2891/583
設定31/2711/545
設定41/2541/512
設定51/2381/479
設定61/2301/383


※機械割
設定機械割
設定193,8%
設定296,7%
設定399,9%
設定4103,2%
設定5106,8%
設定6110,7%


【基本仕様】
本機はA400タイプのストック機。

お馴染みのハイビスカスランプが点灯すれば

ボーナス確定。

この台には6種類のモードが存在し

それぞれRT解除率が異なる。

高設定ほど良いモードに行きやすいため

結果的にハマリにくい。


またビッグ中のハズレ確率に

設定差が存在した。
※設定1で1/10、設定6で1/15,9。

天井は最大499Gで、それまでは

毎ゲームRT解除抽選を行う。

RTゲーム数は368G~495Gであり

それ以内で当たった場合は通常時の

RT解除抽選に当選したということ。
※ストック機のRTとは内部的にリプレイ確率が
大幅にアップしているが、制御で取りこぼしている。
ボーナスが成立してもRTが終わらない限り
揃えることができないというわけだ。



天井の浅さから話題になった本機だが

実際にふたを開けてみると、ほとんどが

天井行きで、連チャンしないクソ台と

レッテルを貼られてしまう。


それまでの裏沖スロとは違い、良い意味では

マイルドで遊べるストック機と言えるが

実際は少しずつ確実にコインを減らしていく

極悪台だった。

そのため、新台当初はそれなりに設置店も

あったのだが、すぐに撤去されてしまう。



【吸い込まれる魔法のハイビスカス】
1997年、業界初のハイビスカス告知ランプを

搭載した『シオサイ』登場から7年。

それまでに多くの華シリーズを世に送り込んできた

パイオニアだが、ここにきて遊べる

ハイビスカスのストック機をデビューさせた。


この機種は名機と言うユーザーと

クソ台と言うユーザーに別れたが

私の打った感想は後者だった。


ただ、何故か打ってしまう。

というのも前述の通り、この機種は

天井が499Gと浅く、手が出しやすい。

そのためノーマルタイプ感覚で打てるし

ストック機なので連チャンにも期待できる。


・・・が、実際はほぼ天井&単発ばかりで

打てば打つほど投資が嵩んでいく

辛い台なのである。

15789631180.jpeg


この機種を初めて打ったのは

当時私が住んでいたところから

車で30分ほどのところにあったL店。


昭和50年代から営業を続けるL店は

まるで時間が止まったような外観で

店内は常連の年配客で賑わっていた。


当時みなし機問題で裏モノや爆裂AT機が

撤去されたことで、沖スロブームも

終焉を迎えたのだが、L店では

スイカバージョンや32Gバージョンの

裏モノがほとんどだったオアシスや

ハナハナ、ビックシオなどをノーマルで打てた

レアな店。


で、私はこの店でよくノーマルオアシスの

設定狙いをしていたのだが、ある日

オアシスが撤去されて代わりに

魔法のハイビスカスが導入された。


6ライン機ということで内部確率は

高めだったので、ストックもすぐ貯まるだろうと

私は新台初日に打ってみた。


・・・ただこれが少々甘い考えだったようで

当たるボーナスはほぼ天井で単発。

たまに連チャンしても2~3連止まりで

少しずつ投資が嵩んでいく。


で、初日はたしか4万くらいのマイナスで終了。


当時は普段他店で真面目に設定狙いや

ハイエナをしていたのだが、L店では

完全に遊びと割り切って打っていた。


というのも、以前この店の新装開店の際に

テコを2人使い、大花火でタコ出ししたところ

店長にそんなに出されたらウチの店潰れちゃう

などと冗談を言われたのだ。

こういうレトロ店は好きだったし

いつまでも営業を続けてほしいと思っていたので

それ以来L店で打つ時は勝ちに行くことは

ヤメようと思ったわけである。


・・・で、魔法のハイビスカスの推定1で

クソ負けした私は、翌日もその翌日も

L店で同じ台を追った。

が、3日連続1の据え置きだったのだろう。

3日で10万以上の大負けを喰らい

いくら遊び打ちとは言え、さすがの私も

腹が立っていた。


すると3日目の夜、私が店のトイレから出てくると

店長がきて一言。


店長「明日も来るの?」


私「あの台出ないし明日は他の店行くか迷ってますね」


店長「じゃあウチおいでよ」


絶対来た方がいいと言って事務所に

戻っていく店長。


特に何の機種が熱いとも言っていない。

ただ一つ言えるのはL店は

昔から営業する人情味のある店で

常連客を大事にしているということだ。


店長の言葉が気になり、結局翌日もL店に

行くことにした私。

そして座ったのは当然同じ魔法のハイビスカスだ。


3日間、同じ台でクソ負けし、夜に店長から

話掛けられて、この日は来た方がいいと

言われたら、当然この台しかないだろう。


むしろこれが設定6でなければ

店長のフサフサの髪をそり落として

肥溜めに放り投げていいはずだ。


・・・で、座った4日目のハイビスカス。

序盤から早いRT解除が続き

それまでの挙動とは明らかに違う。

天井以外でとにかく当たるし

ビッグ中のハズレ出現率からしても

設定6で間違いないだろう。

私は監視カメラに手を合わせて

心の中でありがとうとお礼をする。

お礼をする


常連客が出せなかった高設定は据え置く。

常連客が負けた台は高設定に上げる。

一見客には厳しく、昔ながらの仕来りを

大事にする店。

そんな人情味のある店が今あるか?

大型チェーン店の馬鹿店長共。

少しは見習えこの野郎。


・・・ただ、パチスロは結果が全てだ。

出なければ意味がない。

推定設定6のハイビスカスは天井こそいかないものの

中ハマリの連続に加えて引くボーナスが

ことごとくバケ。

最後は天井間際のバケ単発で飲まれて

さようなら。
※1万ちょっとのマイナス。


・・・帰り際、店長が近づいてきて

苦笑いで私にこう言った。


「レギュラーに偏っちゃったか・・・」

「でも来た方がいいって意味わかったでしょ?」



それを聞いた私は敢えて出るまで追いますと

伝えて翌日も追うことにした。

だがパチ屋も慈善事業じゃない。

3日で10万以上負けて、設定6でも負けた

その台は見事設定1に下がっておりました。




シェアして皆に教えよう!

関連記事

コメント

No title

ここを見ると存在すら忘れてた台を思い出せていいですね。

華光らせるんではなくローソク消す台でしたよね。
短時間打つには何か楽しかった記憶がありますw

あおさん@管理人

> ここを見ると存在すら忘れてた台を思い出せていいですね。
>
> 華光らせるんではなくローソク消す台でしたよね。
> 短時間打つには何か楽しかった記憶がありますw

ローソクありましたね。

私は面白いわけではないのに何故か打ってましたw

コメントの投稿

非公開コメント

スポンサーリンク

プロフィール

パチプロあおさん

Author:パチプロあおさん
生涯収支が1億円を突破した
現役パチプロでプロ歴1998年~。
北海道出身。
パチンコ歴1994年~・パチスロ歴1995年~。
(1993年に初めてゲーセンでパチンコを打つ)
日々の稼働や収支、最新台の解析情報や
これまでの軌跡について記事にしています。
稼働日数7000日突破。


~経歴~
1994年頃、兄貴に連れられ初めてパチ屋に入る。

(子供の頃にもパチンコを打ったことはあるが)。
1998年、パチプロになる。
2015年、生涯収支が1億円を超える。
2015年9月、当ブログ開設。

あおさんの自己紹介記事


■あおさんのその他運営サイト
あおさんのパチスロ徹底解析・考察
パチプロあおさんのキャバ嬢攻略まとめブログ

当ブログ人気記事ランキング

カテゴリ

月別アーカイブ

ブログ内検索フォーム

お問い合わせ

当ブログへのご意見、ご要望、相互RSS
リンクのお申込み、自社の商品・サービスの
紹介など、どんなことでも承っていますので
メールお待ちしてます。

名前:
メール:
件名:
本文:

ブログランキング

スロットブログ ブログ村
人気ブログランキングへ
FC2 ブログランキング

パチ・スロのオススメ記事

訪問者数

プライバシーポリシー