4号機ストック『お見事!サブちゃん』で一度も話したことがないスロプロ軍団の女と運命の再会。
- 2020/02/01
- 12:54
■サブちゃんのパチスロ登場
4号機末期時代の2004年9月。
みなし機の一斉撤去により、ストック機が
パチスロ業界を席捲していた時代に
オリンピアから大物演歌歌手北島三郎の
パチスロが登場する。
その名も『お見事!サブちゃん』

©北島音楽出版
©オリンピア
設定 | ビッグ | レギュラー |
設定1 | 1/310 | 1/422 |
設定2 | 1/296 | 1/403 |
設定3 | 1/281 | 1/383 |
設定4 | 1/267 | 1/363 |
設定5 | 1/251 | 1/342 |
設定6 | 1/234 | 1/319 |
設定 | 機械割 |
設定1 | 95,18% |
設定2 | 99,37% |
設定3 | 102,59% |
設定4 | 105,86% |
設定5 | 110,41% |
設定6 | 115,38% |
【基本仕様】
本機はA400タイプのストック機。
主にRTゲーム数消化とチャンス目解除が
ボーナスへ繋がるメイン契機となるが、その他に
三郎チャンスと呼ばれるボーナス放出ゾーンも搭載。
尚、三郎チャンスには連チャン性があり、これの
ループによって大量出玉を目指すシステムだ。
また技術介入性は低く、ビッグ中はナビに
従うだけでOK。
尚、通常時の杯確率には大きな設定差が
設けられており、設定狙いする際はカウント必須。
設定6はハマリにくい特徴があった。
本機はあまり人気こそ出なかったものの
設定6の安定度やハマリ台のハイエナが有効
だったため、一部のプロには好まれた機種である。
※天井は最大1476G。
【スロプロ軍団の女と再会】
これまで長いパチスロ生活の中で
数々のスロプロと出会ってきた。
よくあの音楽を聴くと当時の女を思い出す
なんてことがあるが、私の場合、それがパチスロに
なってしまう。
今回はサブちゃんであった思い出を話そう。
・・・2001年頃。
グランドオープンしたR店に私は初日から
通い詰めていた。
テコを数人雇い、猛獣王やシェイクの設定6
狙いをしており、いわゆる今で言う軍団みたいな
ことをしていたのだが、R店には他にも
一組軍団が居た。

彼らは5人くらいの若い集団で、その中に
一人若い女が居た。
顔はミヒマルGTのボーカルに似ており
可愛いさは中の中と言った感じで
特に話すことはなかった。
ただ話すことはなかったが
当時の私はグランドオープン狙い
いわゆる開店プロをしており
オープンしたばかりの店を攻めるような
ことをしていた。
例の軍団も同じような開店プロだったので
店がよく被っていたわけだ。
当然グランドオープンなので並びも
早く徹夜はしょっちゅうしており
後ろや前に彼らが並ぶこともあったのだが
話すことは一切しなかった。
※お互いが邪魔な存在だったため。
当時は設定の入りやすいグランドオープンに
加えて、機械割が140%を超えるような
ハイスペック機ばかり。
さらに人を何人も雇っていたため
収支は年間で1000万くらいになるほど。
まさにパチスロ黄金時代である。
・・・それから4年程が経った2005年頃。
時代は爆裂機の規制により終焉を迎え
4,5~4,7号機時代へ突入していた。
この頃には例の軍団は見ないようになり
私も雇うテコの数を徐々に減らし
ピンで稼働することも多くなっていた。
私が並びやパチスロを嫌いになったのは
この頃の連日の過酷な長時間並びが
原因である。
・・・そんなある日。
私はT店にハイエナをしに来ていた。

商店街にある小さな店だが
客層が温く、天井狙いできる台が
ポンポン空くため、それなりに使っていたわけだ。
そこにサブちゃんを打つ女が居た。
ゲーム数を見るとハマリ台だったが
打ち慣れた様子と、綺麗に積み上げられた
カチ盛りのドル箱を見て、この女も
同業であることはすぐにわかった。
・・・で、彼女の顔をチラっと覗いてみると
どうもどこかで見たことがある。
一瞬思い出せなかったが、すぐに彼女が
あの軍団の女であることがわかった。
しかも一人のようだ。
急に懐かしくなった私は、4年越しの初会話を
試みようと隣に座って話かけてみることにした。
すると・・・
「ああ~覚えてるよ~」
「某G店のオープンの時はあたしの横の
ハイビでキレ打ちしてたよね~」
2003年パチスロ!設定6の機械割140%超え!『花火百景E』設定6で1万枚?

©パイオニア
私も当時はプロになって数年で
変に生意気だったのだろう。
それにしてもよく覚えてるなと思わず
苦笑いした私だが、あとになって聞いてみると
彼女も話してみたかったが、当時の彼氏が
その時の軍団長だったため、他の敵対している
ような軍団の男とは話すなと言われていた
ようだ。
「この後、飯でもどう?」
彼女を誘ってみると話も弾んだからか
あっさりOK。
彼女がサブちゃんを取り切ったところで
ちょうど時間も夜だったので、近くの
居酒屋へ行くことにした。
そこで彼女とは昔話に花を咲かせていたのだが
彼女はその後、軍団長と結婚して子供を
授かったものの、旦那のDVにより離婚。
その後はT店の近くのアパートに子供と
二人で引っ越して、夜の仕事をしながら
パチスロのハイエナで細々と喰っているという。
私はその話を聞いてなんとも言えない気持ちに
なったが、特に恋愛感情が生まれることは
なかった。
居酒屋を出た後は託児所に預けた子供と
一緒に彼女のアパートにお邪魔することに。
小さいアパートの部屋を見て、女一人で
子供を育てていくのは大変なんだなと
思いながら、その日はやることはやって
彼女が寂しいからというので泊まることにした。
・・・それからというもの、彼女を飯に
連れて行ったり、一緒に打ちに行ったり
するようになっていた。
ところが、一か月くらいが経って
彼女から突然、携帯代を払えないので
お金を貸してほしいと言われる。
どうやらパチスロで負けて生活費にも
手を出したようだ。
元々スロプロだった女だが、所詮は
軍団の女であり、一人で喰うには
限界があったようだ。
ただ、私は貸さなかった。
たかが2万くらいの金だったのだが
私はそれを聞いて急に面倒になり、それ以来
連絡を取ることはなくなっていった。
・・・それから数か月間、私はT店に
相変わらずハイエナをしに行っていたが
彼女が現れることは二度となかった。
T店の近くの彼女のアパートの灯りは消えたまま。
今思えば貸せばよかったのかもしれない。
それは彼女を下心で見ているのではなく
そのせいで昔の戦友がこうしてまた一人
消えていくことを少し残念に思っただけである。
これまで長いパチスロ生活の中で
数々のスロプロと出会ってきた。
よくあの音楽を聴くと当時の女を思い出す
なんてことがあるが、私の場合、それがパチスロに
なってしまう。
今回はサブちゃんであった思い出を話そう。
・・・2001年頃。
グランドオープンしたR店に私は初日から
通い詰めていた。
テコを数人雇い、猛獣王やシェイクの設定6
狙いをしており、いわゆる今で言う軍団みたいな
ことをしていたのだが、R店には他にも
一組軍団が居た。

彼らは5人くらいの若い集団で、その中に
一人若い女が居た。
顔はミヒマルGTのボーカルに似ており
可愛いさは中の中と言った感じで
特に話すことはなかった。
ただ話すことはなかったが
当時の私はグランドオープン狙い
いわゆる開店プロをしており
オープンしたばかりの店を攻めるような
ことをしていた。
例の軍団も同じような開店プロだったので
店がよく被っていたわけだ。
当然グランドオープンなので並びも
早く徹夜はしょっちゅうしており
後ろや前に彼らが並ぶこともあったのだが
話すことは一切しなかった。
※お互いが邪魔な存在だったため。
当時は設定の入りやすいグランドオープンに
加えて、機械割が140%を超えるような
ハイスペック機ばかり。
さらに人を何人も雇っていたため
収支は年間で1000万くらいになるほど。
まさにパチスロ黄金時代である。
・・・それから4年程が経った2005年頃。
時代は爆裂機の規制により終焉を迎え
4,5~4,7号機時代へ突入していた。
この頃には例の軍団は見ないようになり
私も雇うテコの数を徐々に減らし
ピンで稼働することも多くなっていた。
私が並びやパチスロを嫌いになったのは
この頃の連日の過酷な長時間並びが
原因である。
・・・そんなある日。
私はT店にハイエナをしに来ていた。

商店街にある小さな店だが
客層が温く、天井狙いできる台が
ポンポン空くため、それなりに使っていたわけだ。
そこにサブちゃんを打つ女が居た。
ゲーム数を見るとハマリ台だったが
打ち慣れた様子と、綺麗に積み上げられた
カチ盛りのドル箱を見て、この女も
同業であることはすぐにわかった。
・・・で、彼女の顔をチラっと覗いてみると
どうもどこかで見たことがある。
一瞬思い出せなかったが、すぐに彼女が
あの軍団の女であることがわかった。
しかも一人のようだ。
急に懐かしくなった私は、4年越しの初会話を
試みようと隣に座って話かけてみることにした。
すると・・・
「ああ~覚えてるよ~」
「某G店のオープンの時はあたしの横の
ハイビでキレ打ちしてたよね~」
2003年パチスロ!設定6の機械割140%超え!『花火百景E』設定6で1万枚?

©パイオニア
私も当時はプロになって数年で
変に生意気だったのだろう。
それにしてもよく覚えてるなと思わず
苦笑いした私だが、あとになって聞いてみると
彼女も話してみたかったが、当時の彼氏が
その時の軍団長だったため、他の敵対している
ような軍団の男とは話すなと言われていた
ようだ。
「この後、飯でもどう?」
彼女を誘ってみると話も弾んだからか
あっさりOK。
彼女がサブちゃんを取り切ったところで
ちょうど時間も夜だったので、近くの
居酒屋へ行くことにした。
そこで彼女とは昔話に花を咲かせていたのだが
彼女はその後、軍団長と結婚して子供を
授かったものの、旦那のDVにより離婚。
その後はT店の近くのアパートに子供と
二人で引っ越して、夜の仕事をしながら
パチスロのハイエナで細々と喰っているという。
私はその話を聞いてなんとも言えない気持ちに
なったが、特に恋愛感情が生まれることは
なかった。
居酒屋を出た後は託児所に預けた子供と
一緒に彼女のアパートにお邪魔することに。
小さいアパートの部屋を見て、女一人で
子供を育てていくのは大変なんだなと
思いながら、その日はやることはやって
彼女が寂しいからというので泊まることにした。
・・・それからというもの、彼女を飯に
連れて行ったり、一緒に打ちに行ったり
するようになっていた。
ところが、一か月くらいが経って
彼女から突然、携帯代を払えないので
お金を貸してほしいと言われる。
どうやらパチスロで負けて生活費にも
手を出したようだ。
元々スロプロだった女だが、所詮は
軍団の女であり、一人で喰うには
限界があったようだ。
ただ、私は貸さなかった。
たかが2万くらいの金だったのだが
私はそれを聞いて急に面倒になり、それ以来
連絡を取ることはなくなっていった。
・・・それから数か月間、私はT店に
相変わらずハイエナをしに行っていたが
彼女が現れることは二度となかった。
T店の近くの彼女のアパートの灯りは消えたまま。
今思えば貸せばよかったのかもしれない。
それは彼女を下心で見ているのではなく
そのせいで昔の戦友がこうしてまた一人
消えていくことを少し残念に思っただけである。
シェアして皆に教えよう!
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