■タイムクロスの兄弟機登場2000年末。
AR機などが登場し、パチスロ業界はいよいよ
爆裂時代へと突入していく。
そんな中、この年の12月には山佐から
スゴロクをモチーフとした純正Aタイプの
パチスロが登場する。
その名も『キュロゴス』

©山佐

※ボーナス確率設定 | ビッグ | レギュラー |
設定1 | 1/303,4 | 1/431,2 |
設定2 | 1/292,6 | 1/364,1 |
設定3 | 1/273,1 | 1/341,3 |
設定4 | 1/256,0 | 1/321,3 |
設定5 | 1/240,9 | 1/303,4 |
設定6 | 1/240,9 | 1/240,9 |
※機械割設定 | 機械割 |
設定1 | 94,2% |
設定2 | 96,8% |
設定3 | 99,9% |
設定4 | 102,9% |
設定5 | 105,8% |
設定6 | 108,5% |
【基本仕様】本機はA400タイプのノーマル機。
人気機種タイムクロスの兄弟機であり
ボーナス確率も全く同じ。
通常時の小役狙い、ハズシ共に効果はそれなりで
且つ難易度は低いので初心者にも打てる機種だ。
当時はタイムクロスの兄弟機であり
スゴロクにRPG要素を取り込んだ台として
話題になったものの、それほど人気は出ずに
消えていったマシンである。
【摘発された某店でサクラと揉める】キュロゴスが導入された時期は主にディスクアップや
キャッツアイで喰っていた私。
この頃から同じ店に通うジグマスタイルでは
喰いにくくなり、色んな店のイベント狙いに
切り替えたのだが、そんな中
面白い店を発見した。

家から車で30分ほどのところに位置するその店は
外観は古く、パチスロ台数が100台程度の
小さな店舗J。
古い台や裏モノも多く、如何にもそっち系だろうという
怖い常連も多かった。
まさに私好みの店。
J店を知ってからは度々店を覗きに
行くようになっていた。
・・・そんなある日。
他店の設定狙いで失敗してJ店に行く。
いつものように古い台で遊んだり
甘めの技術介入機を打つ私。
※古い台というのはスープラ。で、ここに来た時から気になっていたが
3台しかないキュロゴスの角が
いつも出ており、この日もドル2箱持っていた。
打っているのは常連?とおぼしき若い男である。
これはどう考えても店のサクラだろうと
気が付いた私は彼が打ちに来る日に
法則が無いか調べることにした。
するとどうやら特定の曜日に
打ちに来ていることが判明。
で、打つ機種はこのキュロゴスか
ハナビである。
ハナビはどこに座るか法則が
わからなかったので、私はキュロゴスに
ターゲットを絞り、特定の日を狙って
打ちに行くことにした。
・・・そう、彼よりも台を先に取る
という作戦である。
幸い彼は怖い常連達とは一切話さない
感じだったので、特にトラブルは起きないだろう。
そう思い、キュロゴスの角に高設定が
入るであろう日。
私と知り合い二人で先頭で並び
無事にキュロゴスの角を確保・・・

しようと思ったら、目の錯覚か
何故か下皿にライターが置かれていた。
一瞬前日の閉店時に打っていた奴が
忘れていったものだと思ったが
よく考えるとそういうことなのだろう。
私は敢えて店員も呼ばずにライターを
自分のポケットに入れて台に着席。
一緒に来ていた知り合いにそのことを
報告すると、ヤバイのではないかという
話になったが、とりあえず気にせずに
打って様子をみることにした。
・・・すると開店と同時に後ろに
例のサクラであろう男が登場。
台に反射して見ていたのだが
しばらくウロウロすると、どこかへ消えた。
間違いない。
この台は今日高設定だろう。
キュロゴスは簡単に説明すると
液晶に停止したマス目に対応した小役が
矛盾すればボーナス確定となるゲーム性で
チェリーマスでチェリー否定など条件付きでは
1確になったりと中々面白い。
そんな感じで打っていたわけだが
やはりサクラ台なのか高設定丸出しの
ボーナス連打で、夕方には3000枚強の
出玉を確保。
・・・が、事件は起こった。
「兄ちゃんこの台、朝モノ置いてなかったか?」そう話かけてきたのは店の常連である
推定40代前半の男。
見た目は完全にそっち系だ。
マズイと思った私だが、とっさに
何も置いていなかったと嘘を付く。
・・・すると意外にもそうかと言って
どこかへ消えていく男。
なるほど。
常連の彼らもグルだったのだ。
とは言え、ライターが置いてあったことも
不正であるため、強く言えなかったのだろう。
それでも裏モノの島に彼らが夜まで
居座っていることは知っていたので
彼らがヤメる前にヤメることにしたのだが・・・
2箱カチ盛りのコインをジェットカウンターに
流すと出てきたレシートには約3000枚。
どう考えても少ない。
※1箱カチ盛りで2000枚近く入る
大きめの箱。J店はサクラ、認定切れの裏モノ、その他
言えないようなことが頻繁に起こっていたが
客の顔を見てジェットカウンターの出玉カットも
していたというわけだ。
※ジェットカットは流した位置によって
カットされない場合もある。こんな極悪J店だが、やはりというか
その後、裏モノかサクラを使っていたせいか
どちらかは覚えていないが、摘発され
突如営業停止。
そのまま閉店に追い込まれた。
・・・今回のサクラの台を先に取るという
行為は、運良く何もトラブルが起きずに
事なきを得たが、基本的には危険な行為だ。
当時はあからさまなサクラも沢山居て
設定漏洩も至るところであった話であり
現在でもパチ屋のサクラは存在する。
ただし見返りが少ない今の台では
リスクの方が高いだろう。
皆さんは目撃しても決して真似しないように
していただきたい。
シェアして皆に教えよう!
http://mitihazure.blog.fc2.com/blog-entry-1361.html摘発されたパチンコ屋での事件!『キュロゴス』でサクラ(打ち子)の台を先に取った結果。
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