■初代花の慶次登場2007年7月。
パチスロ業界は既に5号機時代に突入し
厳しい規制の真っ只中であったが
パチンコに関しては緩かった。
そんな中で登場したのがシリーズ最高の名機と
言われる『花の慶次』である。

©隆慶一郎・原哲夫・麻生未央/NSP 1990,
版権許諾証GC-307,
©ニューギン
※大当たり確率
1/399,25(確変中1/39,9)
※確変突入&継続率
80%
※時短
連終了後100回転まで
※賞球
3&4&6&14
【基本仕様】本機は花の慶次シリーズの第一作品目であり
マックスタイプのデジパチ。
ご存知キセル予告は激アツで
そこからストーリーリーチに発展すれば
大当たりはすぐそこだ。
慶次は突然確変と突然通常を搭載しており
突然通常は大当たり全体の20%で
出玉無しなため、出玉ありの当たりは
実質1/399よりも下がることになるため
終日打って当たり無しなんてことも
珍しくない。
ただそれを覆すほどの予告やリーチの出来
高い連チャン性、そしてチョロ打ちなどの
攻略打ちもあったことから
初心者からプロにまで広く愛されたマシンである。
【チョロ打ち攻略法発覚】新台当初はスペックだけ見ると
辛くて荒いマシンという印象だったが
しばらくしてチョロ打ちが回るとの情報が入り
私にも打つ機会がやってきた。
チョロ打ちとはストロークギリギリで打つ
打ち方であり、初代慶次の場合
非常に効果があったのだ。
盤面すぐ左上のバネと最初の釘の間に
狙うことで玉がヘソに寄りやすくなり
回るわけだ。
ちなみにこのチョロ打ちは他にも銭形や
初代リングでも効果があって、よく
打った記憶がある。
【1000円辺り40回る台発見】で、このチョロ打ちを試すようになってからは
普段ボーダーギリギリの台でも
+3や+4回るようになったりと、かなり
使える打ち方で、店によっては30回るところも
あった。

その中でもD店。
ここ郊外の田舎にある店で、普段はボッタクリ
なのだが、この時期はかなり熱めのイベントを
行っており、その時だけはパチンコパチスロ共に
馬鹿出ししていたのである。
このD店はイベント時になるとどの台も
1000円辺り30以上回るのだが、その中でも
某番台だけが何と40も回ったのだ。
これは私が20年以上パチンコを打ってきた中で
最も回った回転数である。
※ボーダーは平均出玉で18,1で
等価交換。常に保留は4つの状態でブンブンに回るし
慶次は保留が多いほどリーチが掛かった時の
信頼度が高く、保留4でリーチはかなり熱いため
そのために無駄なリーチが掛かりにくくなり
面白いのだ。
ちなみにこのD店は私の慶次の最高出玉
5万発を出した店でもある。
パチンコ・パチスロ歴代最高出玉ランキング&歴代最高勝ち額を公開!そういうわけで、初代慶次はかなり
世話になった機種であり、逆に
終日打って出玉当たり無し(通常のみ)
なんてことも経験した。
良くも悪くも天国と地獄を味わった機種だが
マックスタイプのパチンコでは牙狼に続く
名機だと思う。
パチンコ初代牙狼の思い出・・・Vハズシ中にまさかのパンク?~パチスロ名機物語外伝45~ただ設置も長くなると、バネが古くなり
チョロ打ちができなくなったりして
末期は打たなくなっていたが、この頃は
パチスロが辛いせいで、稼働はパチンコが
多く占めていた。
その後登場した牙狼や京楽の捻り打ちなど
ボーダーが甘い機種はよく打っていたが
それ以降は回るような台が少なくなり
店も釘を開けなくなってしまったせいで
パチンコから離れていった。
今30以上回るようなパチンコは皆無だろう。
正直20も回るか回らないような台は
苦痛でしかない。

©2005 雨宮慶太/Project GARO
©雨宮慶太/東北新社・バンダイビジュアル
©サンセイ
パチンコは回るから面白い。
ハマリも苦ではなくなるし、むしろ回って初めて
その台のゲーム性が活きる台もある。
パチンコこそ低換金率(2~3円)にして
回る台を増やせば、私のような
デジパチ嫌いの客も戻ってくるはずだ。
慶次シリーズは初代以降数多く登場しているが
斬以降ほとんど打っていないのは、演出面が
複雑化して熱いポイントが分散されたせいもあるが
それ以上に回らなくなったのが理由だ。
『等価交換&貯玉再プレー』今のパチンコはこれが諸悪の根源なのである。
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http://mitihazure.blog.fc2.com/blog-entry-1407.htmlパチンコマックスタイプ最強名機!初代『花の慶次』パチンコ史上最も回った回転数とは?
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