■テクノコーシン社名変更第二弾機登場1998年11月。
規制緩和により、大量獲得機やCT機などの
新基準機が登場する中
テクノコーシンからパネルデザインが印象的な
Aタイプマシンが登場する。
その名も『プリティ忠臣蔵2』

©テクノコーシン
※ボーナス確率設定 | ビッグ | レギュラー |
設定1 | 1/282 | 1/546 |
設定2 | 1/268 | 1/528 |
設定3 | 1/260 | 1/528 |
設定4 | 1/244 | 1/512 |
設定5 | 1/244 | 1/409 |
設定6 | 1/240 | 1/364 |
※機械割設定 | 機械割 |
設定1 | 95,9% |
設定2 | 98,1% |
設定3 | 99,4% |
設定4 | 102,2% |
設定5 | 103,5% |
設定6 | 105,9% |
【基本仕様】本機はA400タイプのノーマルマシン。
興進産業から社名変更して初のパチスロ
デートラインテラ3に続くテクノコーシンの
第二弾だ。
1998年パチスロ!小役前兆(リプ連)の極悪4号機!裏モノ『デートラインテラ3』基本のリーチ目はボーナスの一直線や小山型
谷型、L字型など、山佐に似たようなものも多い。
またリプレイハズシは簡単ながら強力で
+約35枚と効果絶大だった。
見た目は温泉天国などの今で言う萌え系では
ないものの、パネルの女の子のモチーフは
当時流行っていた『コギャル』だったのである。
この機種の略称が「プリクラ」だったことも
頷けるが、パネルのデザインはどこからどう見ても
コギャルとは言い難かった。
そのためかマイナーメーカーの機種名と
違って全く可愛くないパネルデザインのせいで
やはりマイナー機として生涯を終える。
【コギャルの彼女と打った忠臣蔵】1999年某日。
私は当時付き合っていた彼女とのデート当日
にもかかわらず、とあるパチンコ屋Sに来ていた。

最寄り駅から少し離れた今は亡き
郊外のパチンコ屋で、ここではよく
初代花火やイプシロンなどを打っていた
記憶がある。
・・・で、彼女とはまだ付き合い始めた
ばかりだったが、今とは違って女よりも
パチスロに夢中だった私は
とにかく毎日パチスロを打つことが
楽しかった。
新しい台を見つけては自分で
リプレイハズシ手順を探し
リーチ目を探し、家に帰って雑誌で復習する。
そうしてパチスロを覚えていったのである。
そんなパチスロに夢中だった私は
パチスロが理由でデートをすっぽかすなんて
ことはよくあったし、女と別れたことも
一度や二度ではなかった。
今ならば真逆なのだが、肝心の相手が
居ないのだ、って馬鹿野郎。
・・・話を戻すが、その日はS店に朝一から
来ていた。
ただ彼女とのデートの約束があったので
昼過ぎになってタクシー代は払うからと
彼女を店に呼ぶ。

ちなみにコギャルと言っても
今の華やかな10代の女の子と違って
日に焼けたブスな彼女。
・・・ただ顔はブスでも性格は本当に良くて
そこらへんにいるブスのように美人を僻まないし
決して人の悪口も言わないし、文句も言わない
とにかくいつも笑顔で、私のようなクズな男に
尽くしてくれた彼女だったのだ。
で、ちょうど私はその日、朝から花火か何かを
打っていたのだが、判別も落ちず移動したのが
忠臣蔵だった。
既に客は私以外に誰も座っておらず
不人気台だったので、設定は期待できなかったと
思うが、新台から間もないということもあり
少し打ってみることにした。
彼女が来るまでの時間潰しである。
・・・で、リーチ目はボーナスの
一直線くらいしかわからなかったが
怪しい目が来たらボーナスを狙う。
ハズシは比較的簡単だったのだが
効果はかなりあって、きっちりこなせば
そこそこ甘い機種に化けたのだ。
・・・そして昼過ぎになって彼女登場。
私の隣の席にちょこんと座る。
しばらく彼女は私が打っているのを
見ていたのだが、これが彼女が来てから
設定が変わったように当たりまくる。
上機嫌の私とは裏腹に、彼女はずっと横で
待っているだけだったので、少しコインをあげて
打ちながら待ってもらうことにした。
・・・のだが、彼女はこれまた引きが弱く
一向に当たらない。
それに対して、私の台は一向に連チャンが
止まらないのだ。
14時・・・
15時・・・
16時・・・
街中に買い物に行こうと約束していたものの
気が付けば日が傾きかけていた。
私は打っている台が高設定だと確信し
彼女に一言。
「これ良い台だからとりあえず帰って
待っててくれない?」そう言ってタクシー代を渡して帰らせた。
彼女は怒る表情一つ見せずに、笑顔で分かったと
言って大人しく帰っていった。
※ただ今思えばその笑顔が彼女の最後の
愛想笑いだったのだろう。正直悪いことをしたなと思いながらも
私は忠臣蔵を夜まで打つことに。
・・・が、元々低設定だったのか
罰が当たったのかは分からないが
結局夜になってビッグが全く引けなくなり
全飲まれで試合終了。
ひたすら連チャンとハマリを繰り返していたので
今考えると裏モノだったのではないかと思うが
真相は闇の中である。
※この機種の裏モノを打ったことがある人は
コメントください。・・・そんなわけで、どっと疲れた展開だったが
その後、家に帰って彼女に電話したのは
夜の11時過ぎだった。
彼女「もう!お詫びにバッグでも買ってよね
プンプン!」
私「ごめんわかったよ、しょうがない奴だな~」・・・なんて会話にでもなることを想像していた私は
少々甘過ぎたかもしれない。
彼女が電話に出ることは
二度となかったのである。
シェアして皆に教えよう!
http://mitihazure.blog.fc2.com/blog-entry-1420.html業界初ギャルのパチスロ!『プリティ忠臣蔵2』ガングロコギャルの彼女との悲しい思い出。
- 関連記事
-