猫が住み着いた小さなパチンコ屋!業界初ボーナス告知機『チェリーバー』換金所の猫と婆さんとの思い出。
- 2020/04/28
- 14:31
■4号機第一弾パチスロ登場
1992年12月。
裏モノ全盛の3号機時代が終わり
4号機時代へ突入する。
そんな中、英国のメーカーだった
エレクトロコインジャパン(ECJ現エレコ)から
4号機第一弾が登場する。
その名も『チェリーバー』

©ECJ

設定 | ビッグ | 集中 |
設定1 | 1/294 | 1/1365 |
設定2 | 1/261 | 1/1365 |
設定3 | 1/248 | 1/1260 |
設定4 | 1/231 | 1/1170 |
設定5 | 1/228 | 1/910 |
設定6 | 1/228 | 1/910 |
設定 | 機械割 |
設定1 | 93,42% |
設定2 | 97,88% |
設定3 | 100,76% |
設定4 | 104,30% |
設定5 | 107,50% |
設定6 | 109,21% |
【基本仕様】
当ブログでも何度か登場している本機は
A400タイプの集中を搭載したパチスロ。
業界初のボーナス告知機能を搭載しており
ビッグ成立プレイは第三リール停止後に
バックライトがフラッシュすると共にWINランプが
点灯する。
当時、3号機まではリプレイ自体が存在せず
4号機になって初登場したリプレイの存在により
リプレイハズシができるようになった。
この機種はビッグ中に挟み打ちすることで
リプレイが揃わない制御となるため
簡単にハズシが可能だった。
また2枚掛けするとジャックイン確率が高く
小役ゲームをギリギリまで引っ張ることが
可能だった。
当時はリプレイハズシという概念が定着しておらず
こうした技術介入要素が広まるのは
翌年に登場したニューパルサーからである。
とは言え、チェリーバーはスペックが辛めで
あったものの、当時どこのホールでも
多く設置され人気となった機種である。
パチスロ名機物語外伝8~チェリーバーを打つ有名パチスロライターコンビ~
【Y店の猫と換金所の婆さん】
チェリーバーの登場から5年後の
1997年末。
業界初のチャンス予告を搭載した
サンダーVが登場し、世のスロッターを
虜にしていた頃、私もサンダーVを
良く打っていた。
当時たまに足を運んでいたY店にも
一列導入されたのだが、その対面に
設置してあったのが、今回紹介する
チェリーバーである。
※当時は既にほとんどの店から
撤去されており、私が知っている中で
設置されていたのは、このY店と
有名ライターが来たW店だけである。

Y店は田舎の住宅街にあった
小さなパチンコ屋で、私が幼少の頃から
営業しており、客も常連の年配客だけの
静かなレトロ店。
また、この店の特徴として、店内に猫が
住み着いていたのだ。

換金所に向かう出入り口は常に開いており
猫はそこから出入りしていたのだろう。
店員や常連客も餌をやるなどして可愛がっており
一時期はY店の名物みたいなものになっていた。
・・・で、Y店のチェリーバーはハナビが登場する
98年夏頃までは設置してあったと記憶しており
私もY店に行くと、たまに触ることがあった。
この機種はビッグが成立すると、必ず
中段にフラッシュが発生する。
※これは後のサンダーVでチェリー対応の
中段横一直線のフラッシュに受け継がれている。
なのでリーチ目を覚える必要はないが
敢えて挙げるとすれば、王道の
「ベル・ベル・・箱チェリー」やリプレイ中段テンパイが
問答無用の鉄板目である。

Y店のチェリーバーは換金所に向かう
出入口付近に設置してあったのだが
面白いことに私がチェリーバーを
打っている時にボーナスが成立すると
決まって出入口で寝ている猫が
「ニャ~」
と鳴くのである。
まるで私の台にボーナスが成立したことを
知っていたかのようにタイミングバッチリ。
ちなみにこれは後々知ったのだが、この猫は
元々野良猫だったのを換金所の婆さんが
餌付けをしてから、Y店に住み着くようになり
最終的に婆さんが換金所で飼うようになった
というわけだ。
私も帰りによく余り景品のスナック菓子なんかを
あげていたのを覚えている。
ちなみに換金所の婆さんも印象的で
換金した際は甲高い声で
「いちと~に~と~さんと~、32,600円!」
と、そろばんのような独特の数え方を
していたのだが、それを聞く度に思わず
口元が緩むし、それでたまに間違えるのが
面白かったのだ。
※特に会話はしたことはないが。
パチスロが次々と進化していく4号機
激闘の時代の中で、まるでY店の時間だけが
ゆっくり流れているような、あの穏やかな雰囲気は
きっと住み着いていた猫が
演出していたのかもしれない。
それから数年後。
技術介入機時代が終わり
獣王などの爆裂AT機が登場する頃に
Y店に遊びに行ってみると、いつの間にか
改装しており、換金所の婆さんと猫は
姿を消していた。
・・・現在Y店の跡地には住宅が建っており
面影さえも無くなってしまったが、こうした情緒ある
パチンコ屋は、いつの時代になっても
必要だし、残っていてほしいと思う
今日この頃である。
チェリーバーの登場から5年後の
1997年末。
業界初のチャンス予告を搭載した
サンダーVが登場し、世のスロッターを
虜にしていた頃、私もサンダーVを
良く打っていた。
当時たまに足を運んでいたY店にも
一列導入されたのだが、その対面に
設置してあったのが、今回紹介する
チェリーバーである。
※当時は既にほとんどの店から
撤去されており、私が知っている中で
設置されていたのは、このY店と
有名ライターが来たW店だけである。

Y店は田舎の住宅街にあった
小さなパチンコ屋で、私が幼少の頃から
営業しており、客も常連の年配客だけの
静かなレトロ店。
また、この店の特徴として、店内に猫が
住み着いていたのだ。

換金所に向かう出入り口は常に開いており
猫はそこから出入りしていたのだろう。
店員や常連客も餌をやるなどして可愛がっており
一時期はY店の名物みたいなものになっていた。
・・・で、Y店のチェリーバーはハナビが登場する
98年夏頃までは設置してあったと記憶しており
私もY店に行くと、たまに触ることがあった。
この機種はビッグが成立すると、必ず
中段にフラッシュが発生する。
※これは後のサンダーVでチェリー対応の
中段横一直線のフラッシュに受け継がれている。
なのでリーチ目を覚える必要はないが
敢えて挙げるとすれば、王道の
「ベル・ベル・・箱チェリー」やリプレイ中段テンパイが
問答無用の鉄板目である。

Y店のチェリーバーは換金所に向かう
出入口付近に設置してあったのだが
面白いことに私がチェリーバーを
打っている時にボーナスが成立すると
決まって出入口で寝ている猫が
「ニャ~」
と鳴くのである。
まるで私の台にボーナスが成立したことを
知っていたかのようにタイミングバッチリ。
ちなみにこれは後々知ったのだが、この猫は
元々野良猫だったのを換金所の婆さんが
餌付けをしてから、Y店に住み着くようになり
最終的に婆さんが換金所で飼うようになった
というわけだ。
私も帰りによく余り景品のスナック菓子なんかを
あげていたのを覚えている。
ちなみに換金所の婆さんも印象的で
換金した際は甲高い声で
「いちと~に~と~さんと~、32,600円!」
と、そろばんのような独特の数え方を
していたのだが、それを聞く度に思わず
口元が緩むし、それでたまに間違えるのが
面白かったのだ。
※特に会話はしたことはないが。
パチスロが次々と進化していく4号機
激闘の時代の中で、まるでY店の時間だけが
ゆっくり流れているような、あの穏やかな雰囲気は
きっと住み着いていた猫が
演出していたのかもしれない。
それから数年後。
技術介入機時代が終わり
獣王などの爆裂AT機が登場する頃に
Y店に遊びに行ってみると、いつの間にか
改装しており、換金所の婆さんと猫は
姿を消していた。
・・・現在Y店の跡地には住宅が建っており
面影さえも無くなってしまったが、こうした情緒ある
パチンコ屋は、いつの時代になっても
必要だし、残っていてほしいと思う
今日この頃である。
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