4号機初代『十字架』パチ屋の並び中にキャバ嬢と中年男カップル同士が暴れてパトカー出動
- 2020/05/11
- 20:13
■初代十字架登場
2004年10月。
北斗の拳の人気もようやく落ち着き、時代は
いよいよ5号機時代が見え隠れし始めていた頃。
ネットからブラックジャックに続き、またしても
萌え系パチスロが登場する。
その名も『十字架』

©ネット
設定 | ビッグ | レギュラー |
設定1 | 1/331 | 1/580 |
設定2 | 1/308 | 1/539 |
設定3 | 1/292 | 1/521 |
設定4 | 1/277 | 1/491 |
設定5 | 1/249 | 1/451 |
設定6 | 1/241 | 1/433 |
設定 | 機械割 |
設定1 | 93% |
設定2 | 96% |
設定3 | 99% |
設定4 | 101% |
設定5 | 106% |
設定6 | 108% |
【基本仕様】
本機は4,7号機であり、A400タイプのストック機。
通常時は5種類のモードが存在し
各モード毎にRT解除率や十字架確率が異なる。
十字架やレア役、ボーナスなどでモード移行抽選を行い
ドラキュラミッション突入時にはRT短縮抽選を行う。
特に十字架成立時がボーナス放出のメインと
なっており、本機の出玉を左右する。
天井は最大1376Gとなっており、ボーナス後
128Gまでが連チャンゾーンとなっている。
人気キャラ『リオ』が登場したブラックジャックに続く
萌えスロ第二弾として登場した十字架だったが
4,7号機の辛いスペック故に、そこまで
ヒットすることはなかった。
業界初の萌えスロは何?『スーパーブラックジャック』ではなく0号機に登場していた。
尚、十字架はその後シリーズ化されているものの
どれもイマイチヒットらしいヒットはしてない。
【並び中のカップル喧嘩事件】
初代十字架に関してはハイエナで
何度か打ったことがあるくらいで
ロクに思い出がない。
私の記憶では、たまに十字架が揃って
演出に発展するが、当たらないし
連チャンしない台というイメージだった。
で、今回は十字架の新台入れ替え当日に起こった
事件を紹介させていただく。
十字架とはほとんど関係がない話なので
どうかご了承いただきたい。
・・・2004年暮れ。
この時期の私と言えば、ちょうど北斗などの
人気機種にも設定が入らなくなってきた頃で
メインの立ち回りはストック機全般のハイエナだった。
暇つぶしにテコを一人雇い、いくつかの店を回って
何も考えずに天井に近い台を打つだけ。
これだけで十分な日当を得られたわけだ。
・・・そんな中でM店に十字架が導入された。

M店は郊外にあった小さなパチンコ屋で
それまで裏モノが多く導入されていたが
2003年の大幅な射幸心を煽る機種として
その一切が撤去され、客足も減っていた。
・・・とは言え、M店の新台入れ替えは
それまでと同様に熱く、入れ替え初日は
新台以外も状況が良い。
私はテコを雇っていつものように朝一は
宵い越し狙いから始めようと開店前に
M店に向かったのだが
さすが新台入れ替えだということで
既に結構な人数が並んでおり、私達も
最後尾に並ぶ。
すると列のちょうど真ん中くらいに
並んでいたカップルが何やら揉めている。
「〇×▼■×◎!!!」
実は彼らはたまに話す知り合いなのだが
女の方が何やら怒っている。
※男の方はプロ。
女「だから嘘つくなって!!」
男「だから嘘ついてねえよ!!!」
どうやら後ろから聞いていると
男女間の痴話喧嘩のようで、彼らは
一緒に住んでいるのだが、男の方が
朝帰りをしてしまい、女の家に居たのではないかと
疑っていたのだ。
※あとから本人(男)に聞くとそれは事実。
ちなみにこの女は元々飲み屋上がりの女で
顔は可愛いのだが、性格がかなり粗暴で
男の方も手を焼いているような状態だった。
で、一向に騒ぎが収まらない彼らだったが
しばらくして女の方が、皆が見ている前で
近くにあったカラーコーンで男の方を殴りつけた。

(ボカ!!!)
この行動に男は相当頭にきたようで
女をボコボコ。
これにはさすがに近くに並んでいた客と私で
止めに入ったが、お互い収まらない。
男はしばくらしてようやく落ち着いたが
女の方は相変わらず泣き喚くわ鼻血ブーで
大騒ぎ。

・・・と、ここで並んでいる誰かが警察を呼んだのか
間もなくして警察到着。
「通報あったんだけどどうしたの~?」
二人は警官二人に並びの列からつまみ出され
パトカーの中に連行。
・・・で、しばらく周りはざわざわしていたが
ようやくここで店員が知らん顔で登場し
入場開始。
私とテコはとりあえず一通り宵い越し狙いできる
台を片っ端から消化し、他店へ移動するため
店を出る。
・・・と、パトカーはいつの間にか
居なくなっていたが、あのカップルの車が
あったので何気なく見てみると
車内でまだ言い合いの喧嘩をしていた。
すると私に気付いた男が車から出てきた。
男「いや~十字架打とうと思ったんだけど
アイツのせいで取れなかったよ」
私「まあいいんじゃないですか?
十字架も何か出てないみたいだし」
M店はこれまでストック機の入れ替え初日は
ストックを貯めるために前日に店員が回しており
ストック切れを起こすことはなかったのだが
この日は明らかにストック切れの台が
見られたのだ。
※それとも単なる低設定だらけだったのか
とにかく出ていなかった。
・・・その間、いつもは強気な女の方は
ずっと泣いていたのだが、彼らは所詮
たまにパチ屋で会ったら話す程度。
他人の私情に首を突っ込む気はサラサラない。
ということでこの時はそのまま彼らと別れ
他店へ移動してハイエナを続けた。
【運命の再会?】
・・・それから6年の月日が流れた。

私は当時いつものように馴染みの繁華街で
飲み歩いており、友人と居酒屋で一杯引っかけた後に
近くのパブに寄る。
「初めまして~」
店に入り、席に着くと隣にどこかで
見たことのある嬢が座った。
・・・そう、例の女である。
元々同じ地域に住み、私がたまに繰り出す
飲み屋街で働いていたため、こういう再会も
何ら不思議ではない。
すると彼女も私に気付き、昔話や
事件があった日のことで盛り上がる。
彼女はあの時のことをしっかり覚えていたようで
聞くと、結局あの事件が原因で彼らは
すぐに別れたのだが、どうやらあの時
私に助けてサインを送っていたらしいのだ。
※彼女の行動や性格からして信じがたいが
男から日常的に暴力を受けていたそうだ。
もしあの時、彼女を助けていたら
何がどうにかなっていただろうね
と笑いながら私を惑わす彼女。
それが嘘か本当かはわからないが
それならこの女はイケるなと勘違いをして
散々金を使った挙句、体にも指一本
触れることなく、その後カモにされたことは
今でも良い思い出である。
初代十字架に関してはハイエナで
何度か打ったことがあるくらいで
ロクに思い出がない。
私の記憶では、たまに十字架が揃って
演出に発展するが、当たらないし
連チャンしない台というイメージだった。
で、今回は十字架の新台入れ替え当日に起こった
事件を紹介させていただく。
十字架とはほとんど関係がない話なので
どうかご了承いただきたい。
・・・2004年暮れ。
この時期の私と言えば、ちょうど北斗などの
人気機種にも設定が入らなくなってきた頃で
メインの立ち回りはストック機全般のハイエナだった。
暇つぶしにテコを一人雇い、いくつかの店を回って
何も考えずに天井に近い台を打つだけ。
これだけで十分な日当を得られたわけだ。
・・・そんな中でM店に十字架が導入された。

M店は郊外にあった小さなパチンコ屋で
それまで裏モノが多く導入されていたが
2003年の大幅な射幸心を煽る機種として
その一切が撤去され、客足も減っていた。
・・・とは言え、M店の新台入れ替えは
それまでと同様に熱く、入れ替え初日は
新台以外も状況が良い。
私はテコを雇っていつものように朝一は
宵い越し狙いから始めようと開店前に
M店に向かったのだが
さすが新台入れ替えだということで
既に結構な人数が並んでおり、私達も
最後尾に並ぶ。
すると列のちょうど真ん中くらいに
並んでいたカップルが何やら揉めている。
「〇×▼■×◎!!!」
実は彼らはたまに話す知り合いなのだが
女の方が何やら怒っている。
※男の方はプロ。
女「だから嘘つくなって!!」
男「だから嘘ついてねえよ!!!」
どうやら後ろから聞いていると
男女間の痴話喧嘩のようで、彼らは
一緒に住んでいるのだが、男の方が
朝帰りをしてしまい、女の家に居たのではないかと
疑っていたのだ。
※あとから本人(男)に聞くとそれは事実。
ちなみにこの女は元々飲み屋上がりの女で
顔は可愛いのだが、性格がかなり粗暴で
男の方も手を焼いているような状態だった。
で、一向に騒ぎが収まらない彼らだったが
しばらくして女の方が、皆が見ている前で
近くにあったカラーコーンで男の方を殴りつけた。

(ボカ!!!)
この行動に男は相当頭にきたようで
女をボコボコ。
これにはさすがに近くに並んでいた客と私で
止めに入ったが、お互い収まらない。
男はしばくらしてようやく落ち着いたが
女の方は相変わらず泣き喚くわ鼻血ブーで
大騒ぎ。

・・・と、ここで並んでいる誰かが警察を呼んだのか
間もなくして警察到着。
「通報あったんだけどどうしたの~?」
二人は警官二人に並びの列からつまみ出され
パトカーの中に連行。
・・・で、しばらく周りはざわざわしていたが
ようやくここで店員が知らん顔で登場し
入場開始。
私とテコはとりあえず一通り宵い越し狙いできる
台を片っ端から消化し、他店へ移動するため
店を出る。
・・・と、パトカーはいつの間にか
居なくなっていたが、あのカップルの車が
あったので何気なく見てみると
車内でまだ言い合いの喧嘩をしていた。
すると私に気付いた男が車から出てきた。
男「いや~十字架打とうと思ったんだけど
アイツのせいで取れなかったよ」
私「まあいいんじゃないですか?
十字架も何か出てないみたいだし」
M店はこれまでストック機の入れ替え初日は
ストックを貯めるために前日に店員が回しており
ストック切れを起こすことはなかったのだが
この日は明らかにストック切れの台が
見られたのだ。
※それとも単なる低設定だらけだったのか
とにかく出ていなかった。
・・・その間、いつもは強気な女の方は
ずっと泣いていたのだが、彼らは所詮
たまにパチ屋で会ったら話す程度。
他人の私情に首を突っ込む気はサラサラない。
ということでこの時はそのまま彼らと別れ
他店へ移動してハイエナを続けた。
【運命の再会?】
・・・それから6年の月日が流れた。

私は当時いつものように馴染みの繁華街で
飲み歩いており、友人と居酒屋で一杯引っかけた後に
近くのパブに寄る。
「初めまして~」
店に入り、席に着くと隣にどこかで
見たことのある嬢が座った。
・・・そう、例の女である。
元々同じ地域に住み、私がたまに繰り出す
飲み屋街で働いていたため、こういう再会も
何ら不思議ではない。
すると彼女も私に気付き、昔話や
事件があった日のことで盛り上がる。
彼女はあの時のことをしっかり覚えていたようで
聞くと、結局あの事件が原因で彼らは
すぐに別れたのだが、どうやらあの時
私に助けてサインを送っていたらしいのだ。
※彼女の行動や性格からして信じがたいが
男から日常的に暴力を受けていたそうだ。
もしあの時、彼女を助けていたら
何がどうにかなっていただろうね
と笑いながら私を惑わす彼女。
それが嘘か本当かはわからないが
それならこの女はイケるなと勘違いをして
散々金を使った挙句、体にも指一本
触れることなく、その後カモにされたことは
今でも良い思い出である。
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