超レア台パチスロ!業界初1枚掛け専用機『せみ』いつも出してる常連のじいさんに台取りで負け続ける男
- 2020/05/19
- 19:18
■一枚掛け専用機登場
2007年8月の5号機創成期。
4号機最後の設置機種である『俺の空』の
撤去が間近に迫っていた頃
マイナーメーカーのオルカから
奇抜なパチスロが登場する。
その名も『せみ』

©オルカ
設定 | ボーナス合成 |
設定1 | 1/212 |
設定2 | 1/190 |
設定3 | 1/172 |
設定4 | 1/160 |
設定5 | 1/148 |
設定6 | 1/141 |
設定 | 機械割 |
設定1 | 94,23% |
設定2 | 96,61% |
設定3 | 99,59% |
設定4 | 101,84% |
設定5 | 104,79% |
設定6 | 105,76% |
【基本仕様】
本機は一枚掛け専用機であり
純正ボーナスタイプの完全告知機。
50枚辺りのコイン持ちは約140Gで
非常に遊べるハネモノパチスロとして
登場した。
ボーナスは3種類あってそれぞれ
ラウンド数で41R、11R、1Rとなっている。
※1R辺り約100枚。
設定推測要素は単純にボーナス確率の
高さのみで行う。
技術介入要素も特になく、通常時に
チェリーを狙っていればOKの
初心者向けパチスロだ。
遊べるパチスロをコンセプトに登場した
本機は当時、話題となったが
マイナーメーカーだけに設置は
ほとんど伸びなかった。
尚、せみの後継機的な位置づけとして
その後オーイズミからハネスロ、リラックマなどが
登場している。
【老舗の大型店でせみジジイとの戦い】
夏の風物詩として思い出すのが、「蚊」と
「暴走族」、そして「せみ」だ。

2007年8月、そんなせみをモチーフにした
パチスロが真夏に登場したわけだが
この機種に関しては知らない人も
多いだろう。
そこで今回は超レア台である『せみ』の思い出に
ついて紹介しよう。
・・・設置店がとにかく少なく、あっても
バラエティコーナーに一台なんて
レベルの台だが、一度だけ打った記憶がある。
郊外にあった中型店H。

ここにせみが一台導入された。
H店は新台は割と高設定を入れるし
しばらく据え置きしたりもするので
新装初日にどうなっているのか
途中から見に行くことにした。
すると既に60代くらいの常連の爺さんが打っていて
それなりに出ている。
設定56なのだろう。
仕方がないので、その日は諦めて
翌日朝一から行くことにした。
・・・翌日。
店に着いたのは開店少し前だが
普段ライバルなど居ない店なので
おそらく取れるだろう。
と思っていたら、前日打っていた
常連の爺さんがまたもせみと戯れている。
(またかよジジイ・・・)
仕方がないので、この日も諦めて
もし据え置きならば翌日も打ちに行くことにした。
※夜にデータをチェックするとやはり
据え置き挙動で2000枚ほど出ていた。
今度はジジイに台を取られないために
開店一時間前に店に到着。
・・・が、あのジジイが既に並んでいる。
私は軽く舌打ちをしてそのまま他店へ移動。
案の定せみはまたまた据え置きだったようで
出ていた。
・・・さらに翌日。
今度は開店2時間前に店に行く。
さすがにこれだけ早く来れば先頭だろうと
高を括っていたらまたもジジイが並んでいる。

(いい加減にしろくそジジイ!)
こうして4日連続で高設定のせみを
打ち損ねた私は最後の手段に出る。
4日目の夜、この日も据え置きだったことを
確認した私は閉店後に店前に到着し
並び場所にこっそり雑誌を置いて、そのまま
駐車場で寝ることにした。
H店は物での場所取りは本来禁止なので
明け方に回収して並ぼうと思っていたのだが・・・
朝6時頃。
並び場所に行くと、なんとまたしても
あの爺さんが先頭を陣取っている。
しかも雑誌は無くなっていた。
私「ここに雑誌置いてませんでした?」
爺さん「いや無かったぞ」
爺さんが捨てたのか警備員が回収したのか
わからないが、たかだかせみの高設定に
ここまでした私はとりあえず並ぶことにした。
こうなったら開店後に追い抜くしかない。
そうして爺さんの後ろに並び
敢えて一言も会話せず、いざ開店。
私は小走りでせみの島に向かう。
前の爺さんはゆっくり歩いていたが
関係なく追い抜いた。
そしてようやく5日目にして見事せみに着席。
で、気になる爺さんはというと
何故か私に文句を言うわけでもなく
せみの島とは全く違う島で
ジャグラーを打っていたのである。
明らかにせみではなく、最初からジャグラーを
狙っていた様子だった。
まあいいか、と意気揚々とせみを
打ち出す私。
・・・ところがだ。
それまでデータを見る限り設定6挙動で
連日2000枚オーバーだったせみが
この日はおかしい。
朝一からいきなりハマるし、どう考えても
高設定ではない。
ハマってボーナスが確定しても
右リールには1ラウンドばかり停止する
引き弱クソ野郎。
案の定昼過ぎには低設定だろうと判断し
2万負けでさようなら。
まさかの設定下げだ馬鹿野郎。
もちろんあのせみジジイは朝一に座った
ジャグラーでタコ出し。

ジジイの後ろを通った時、彼と目が合ったのだが
その時の鼻で笑われたような表情は
今も目に焼き付いている。
夏の風物詩として思い出すのが、「蚊」と
「暴走族」、そして「せみ」だ。

2007年8月、そんなせみをモチーフにした
パチスロが真夏に登場したわけだが
この機種に関しては知らない人も
多いだろう。
そこで今回は超レア台である『せみ』の思い出に
ついて紹介しよう。
・・・設置店がとにかく少なく、あっても
バラエティコーナーに一台なんて
レベルの台だが、一度だけ打った記憶がある。
郊外にあった中型店H。

ここにせみが一台導入された。
H店は新台は割と高設定を入れるし
しばらく据え置きしたりもするので
新装初日にどうなっているのか
途中から見に行くことにした。
すると既に60代くらいの常連の爺さんが打っていて
それなりに出ている。
設定56なのだろう。
仕方がないので、その日は諦めて
翌日朝一から行くことにした。
・・・翌日。
店に着いたのは開店少し前だが
普段ライバルなど居ない店なので
おそらく取れるだろう。
と思っていたら、前日打っていた
常連の爺さんがまたもせみと戯れている。
(またかよジジイ・・・)
仕方がないので、この日も諦めて
もし据え置きならば翌日も打ちに行くことにした。
※夜にデータをチェックするとやはり
据え置き挙動で2000枚ほど出ていた。
今度はジジイに台を取られないために
開店一時間前に店に到着。
・・・が、あのジジイが既に並んでいる。
私は軽く舌打ちをしてそのまま他店へ移動。
案の定せみはまたまた据え置きだったようで
出ていた。
・・・さらに翌日。
今度は開店2時間前に店に行く。
さすがにこれだけ早く来れば先頭だろうと
高を括っていたらまたもジジイが並んでいる。

(いい加減にしろくそジジイ!)
こうして4日連続で高設定のせみを
打ち損ねた私は最後の手段に出る。
4日目の夜、この日も据え置きだったことを
確認した私は閉店後に店前に到着し
並び場所にこっそり雑誌を置いて、そのまま
駐車場で寝ることにした。
H店は物での場所取りは本来禁止なので
明け方に回収して並ぼうと思っていたのだが・・・
朝6時頃。
並び場所に行くと、なんとまたしても
あの爺さんが先頭を陣取っている。
しかも雑誌は無くなっていた。
私「ここに雑誌置いてませんでした?」
爺さん「いや無かったぞ」
爺さんが捨てたのか警備員が回収したのか
わからないが、たかだかせみの高設定に
ここまでした私はとりあえず並ぶことにした。
こうなったら開店後に追い抜くしかない。
そうして爺さんの後ろに並び
敢えて一言も会話せず、いざ開店。
私は小走りでせみの島に向かう。
前の爺さんはゆっくり歩いていたが
関係なく追い抜いた。
そしてようやく5日目にして見事せみに着席。
で、気になる爺さんはというと
何故か私に文句を言うわけでもなく
せみの島とは全く違う島で
ジャグラーを打っていたのである。
明らかにせみではなく、最初からジャグラーを
狙っていた様子だった。
まあいいか、と意気揚々とせみを
打ち出す私。
・・・ところがだ。
それまでデータを見る限り設定6挙動で
連日2000枚オーバーだったせみが
この日はおかしい。
朝一からいきなりハマるし、どう考えても
高設定ではない。
ハマってボーナスが確定しても
右リールには1ラウンドばかり停止する
引き弱クソ野郎。
案の定昼過ぎには低設定だろうと判断し
2万負けでさようなら。
まさかの設定下げだ馬鹿野郎。
もちろんあのせみジジイは朝一に座った
ジャグラーでタコ出し。

ジジイの後ろを通った時、彼と目が合ったのだが
その時の鼻で笑われたような表情は
今も目に焼き付いている。
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