30年以上前の天井ハイエナプロ!業界初ゲーム数天井搭載機『トロピカーナ7X』攻略プロの話
- 2020/08/08
- 10:32
■業界初天井搭載機登場
1985年頃。
1号機『トロピカーナ7』にバー抜き攻略法が発覚し
その改修版として、業界初のゲーム数天井を搭載した
パチスロが登場する。
その名も『トロピカーナ7X』

©メーシー
設定 | ビッグ | レギュラー |
設定0 | 1/303 | 1/282 |
設定1 | 1/282 | 1/264 |
設定2 | 1/264 | 1/248 |
設定3 | 1/248 | 1/234 |
設定4 | 1/227 | 1/210 |
設定5 | 1/204 | 1/157 |
※機械割
不明。
【基本仕様】
本機は完全確率方式を採用した
Aタイプマシン。
本機最大の特徴として、設定は0~5の
6段階であり、ボーナス成立ゲームは
必ずリールのスタートが一瞬遅れる。
レギュラーの場合は、成立ゲームで小役が揃うが
ビッグの場合は成立後5G目に小役が揃う。
どちらも成立ゲームでボーナスを揃えることが
できないため、ハイエナが通用した。
またこの機種には業界初のゲーム数天井を
採用しており、ビッグ後3000枚投入で
天井ビッグが成立する。
尚、この機種には兄弟機であるアメリカーナミントや
ファイヤーバード7Uと同様に、様々な攻略法が発覚し
一部の攻略プロ達の懐を潤わせた台でもあり
人気も高かった。
■トロピで喰う兄貴の友人
先日実家でバーベキューをする機会があり
その時に元スロプロだった兄貴の友人が
遊びに来て懐かしい思い出で盛り上がったのだが
そこで話題に上がったのが、今回の話・・・
ということでちょっと紹介してみよう。
・・・1985年頃と言えば、私はまだパチスロを
打てる年齢ではなかったのだが
オヤジや兄貴が近所のパチ屋に通っていたことから
よく連れられて遊びに行っていた。
当時はまだパチ屋に子供が居ても、注意されず
オヤジに貰ったコインで打つこともできた。
で、私の住んでいたところの近所にあった
商店街には以前紹介したU店ともう一つパチンコ屋が
あったのだが、そこにもよく遊びに行っていた。
子供の頃に打った昭和のパチスロ『リバティベル』1980年代のパチンコ店内で遊んだ女児の今

それがパーラーY店である。
この店はU店から歩いて5分くらいのところに
あり、U店と同じく戦後から営業するパチンコ屋。
ここにトロピカーナ7Xがあったのだ。
※記憶違いしている可能性もあるが
そこはご了承いただきたい。
Y店では当時兄貴の友人が、パチスロで1週間で
100万勝ったという話を聞いて
まだ小学生だった自分は彼から何度か
小遣いを貰った記憶がある。
で、彼が何を打っていたのか今になって
聞いてみると、それがどうやらトロピカーナだった
というわけだ。
この機種には冒頭でも紹介した通り
いくつか攻略法が存在する。
【トロピカーナ攻略法】
①チェリー合わせ
チェリーの払い出しは2枚と7枚が存在するが
フラグは1種類しかないため、全て7枚で
獲得することで、コイン持ちアップにつながった。
またオレンジもクロスで獲得することで
10枚が15枚になる。
②ビッグ480枚抜き
ファイヤーバードのような600枚抜きは
できないが、この機種にもビッグの獲得枚数を
多くすることが可能だった。
4号機言うところのリプレイハズシである。
手順は1~2Gは順押しで15枚を狙う。
3G目は赤ジャックを揃えてジャックイン。
4~8Gは順押しで15枚を狙う。
9G目以降は1枚手入れで逆押しで
小役を狙う。
その後獲得枚数が380枚手前のところで
3枚手入れでジャックインさせる。
簡単に説明するとこんな感じだ。
③バー回し
ボーナスフラグ成立時、レギュラーだった場合は
成立ゲームで小役が必ず揃うが、その後敢えて
レギュラーをハズせば、5G間隔で
小役を揃えることが可能。
この等倍返しを利用してビッグ天井までの
ゲーム数を稼ぐというわけだ。
ただしこの等倍返しは20Gまでしか使えないので
21G目にはバーを揃える必要がある。
④設定判別
ボーナス成立後の特定ゲーム数で揃った
小役によって設定判別が可能。
成立ゲームに小役を狙う(揃えばバケ、揃わなければビッグ)
2G目~19G目まで全ての小役とボーナスを
ハズす。
20G目、オレンジ(10枚)を狙い、揃えば設定5確定
21G目、チェリー(7枚)を狙い、揃えば設定4確定
22G目、チェリー(7枚)を狙い、揃えば設定3確定
23G目、チェリー(7枚)を狙い、揃えば設定2確定
4枚が揃えば設定1&0・・・
実に簡単な手順で全設定を完璧に
見抜くことができる。
このようにトロピには多くの攻略法があったことから
フル攻略で打てば設定0でも機械割は
120%くらいにはなるため、当時は一回交換などの
店が多かったようだ。
・・・ちなみに兄貴の友人はトロピの天井ハイエナと
設定判別だけで免許を取り、新車を買って
一人暮らしを始めたという。

・・・技術介入機全盛期にパチスロに
出会えたことはある意味幸せだった私だが
それよりも以前の1号機時代。
それ以上にオイシイ台が沢山あったこと
そしていい加減な時代だったからこそ
生まれた数々の攻略法は今も色褪せず
受け継がれている。
あの時代に私がもし現役プロとして打っていれば
今頃、金髪美女を抱いて、フィリピンのバニラビーチで
ビールくらいは飲めていたかもしれない。
先日実家でバーベキューをする機会があり
その時に元スロプロだった兄貴の友人が
遊びに来て懐かしい思い出で盛り上がったのだが
そこで話題に上がったのが、今回の話・・・
ということでちょっと紹介してみよう。
・・・1985年頃と言えば、私はまだパチスロを
打てる年齢ではなかったのだが
オヤジや兄貴が近所のパチ屋に通っていたことから
よく連れられて遊びに行っていた。
当時はまだパチ屋に子供が居ても、注意されず
オヤジに貰ったコインで打つこともできた。
で、私の住んでいたところの近所にあった
商店街には以前紹介したU店ともう一つパチンコ屋が
あったのだが、そこにもよく遊びに行っていた。
子供の頃に打った昭和のパチスロ『リバティベル』1980年代のパチンコ店内で遊んだ女児の今

それがパーラーY店である。
この店はU店から歩いて5分くらいのところに
あり、U店と同じく戦後から営業するパチンコ屋。
ここにトロピカーナ7Xがあったのだ。
※記憶違いしている可能性もあるが
そこはご了承いただきたい。
Y店では当時兄貴の友人が、パチスロで1週間で
100万勝ったという話を聞いて
まだ小学生だった自分は彼から何度か
小遣いを貰った記憶がある。
で、彼が何を打っていたのか今になって
聞いてみると、それがどうやらトロピカーナだった
というわけだ。
この機種には冒頭でも紹介した通り
いくつか攻略法が存在する。
【トロピカーナ攻略法】
①チェリー合わせ
チェリーの払い出しは2枚と7枚が存在するが
フラグは1種類しかないため、全て7枚で
獲得することで、コイン持ちアップにつながった。
またオレンジもクロスで獲得することで
10枚が15枚になる。
②ビッグ480枚抜き
ファイヤーバードのような600枚抜きは
できないが、この機種にもビッグの獲得枚数を
多くすることが可能だった。
4号機言うところのリプレイハズシである。
手順は1~2Gは順押しで15枚を狙う。
3G目は赤ジャックを揃えてジャックイン。
4~8Gは順押しで15枚を狙う。
9G目以降は1枚手入れで逆押しで
小役を狙う。
その後獲得枚数が380枚手前のところで
3枚手入れでジャックインさせる。
簡単に説明するとこんな感じだ。
③バー回し
ボーナスフラグ成立時、レギュラーだった場合は
成立ゲームで小役が必ず揃うが、その後敢えて
レギュラーをハズせば、5G間隔で
小役を揃えることが可能。
この等倍返しを利用してビッグ天井までの
ゲーム数を稼ぐというわけだ。
ただしこの等倍返しは20Gまでしか使えないので
21G目にはバーを揃える必要がある。
④設定判別
ボーナス成立後の特定ゲーム数で揃った
小役によって設定判別が可能。
成立ゲームに小役を狙う(揃えばバケ、揃わなければビッグ)
2G目~19G目まで全ての小役とボーナスを
ハズす。
20G目、オレンジ(10枚)を狙い、揃えば設定5確定
21G目、チェリー(7枚)を狙い、揃えば設定4確定
22G目、チェリー(7枚)を狙い、揃えば設定3確定
23G目、チェリー(7枚)を狙い、揃えば設定2確定
4枚が揃えば設定1&0・・・
実に簡単な手順で全設定を完璧に
見抜くことができる。
このようにトロピには多くの攻略法があったことから
フル攻略で打てば設定0でも機械割は
120%くらいにはなるため、当時は一回交換などの
店が多かったようだ。
・・・ちなみに兄貴の友人はトロピの天井ハイエナと
設定判別だけで免許を取り、新車を買って
一人暮らしを始めたという。

・・・技術介入機全盛期にパチスロに
出会えたことはある意味幸せだった私だが
それよりも以前の1号機時代。
それ以上にオイシイ台が沢山あったこと
そしていい加減な時代だったからこそ
生まれた数々の攻略法は今も色褪せず
受け継がれている。
あの時代に私がもし現役プロとして打っていれば
今頃、金髪美女を抱いて、フィリピンのバニラビーチで
ビールくらいは飲めていたかもしれない。
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