せっかくツモった設定6で負けたり
思ったよりも出せなかったりと
高設定を打っての引き負けというのは
昔からよくあること。
特に6号機などスペックの辛いこのご時世において
何ら珍しいことではない。
そこで今回は、私が過去に高設定を打って
くそ負けした機種達の中で、特に印象に残っている
ものをランキング形式で発表しよう。
過去歴代パチスロの設定6で負けた機種一覧(4号機・5号機・6号機)■第五位『シオサイ』

©パイオニア
設定5(112%程度?):-72,000円
1998年3月にデビューした元祖ハイビスカス沖スロ。
全日遊連が毎年行っているイエローキャンペーンは
パチンコパチスロの健全化を目的とするものだが
90年代中頃、このキャンペーンにより朝一の
モーニングサービスが全面禁止となった。
このおかげで告知ランプの断線がされることが
なくなり、ジャグラーを筆頭にシオサイのような
完全告知機が広く認知されるようになった。
以降シオサイも幅広いユーザーに支持を受けて
今も後継機が登場する人気シリーズとなっている。
このシオサイは90年代末期のとある某店において
一時期毎日設定5を多用しており、私は毎日のように
打っていたことがある。
通常時の小役狙いとリプレイハズシを駆使すれば
瞬く間に甘い台へと変貌する本機において
高確率で設定5をツモれる状況はおいしかったわけだ。
が、一度この台の設定5で終日打ち切って
1万プレイ以上回した結果、7万超えの大敗を喫した。
翌日も据え置きで2万ほど負けているのだが
この時の出来事はかなり印象深く、今でも
目を瞑ればあの時の地獄絵図が走馬灯のように
蘇ってくるのである。
ハイビスカスを告知ランプとして初搭載した沖スロ「シオサイ」の思い出~パチスロ名機物語外伝57~■第四位『アントニオ猪木という名のパチスロ機』

©INOKI.INC
©平和
設定5(113,2%):-80,000円?
2003年1月に登場したAT機。
新基準である4,5号機ということもあり
それまでの爆裂AT機よりもスペックは大幅に
ダウンしていたが、その分設定6投入率は高く
猪木という超人気プロレスラーとのタイアップ機
第一弾ということもあり、瞬く間にホールの看板機種になった。
私が8万負けたのは、某店の全機種全台据え置き
イベントの時。
海の確変残しやビンゴなどの残りなどは取れず
仕方なく座った記憶があるが、前日の設定発表で
設定5だったこの猪木を打ち、夕方の時点で
8万負け。
台にたん唾吐いて帰ったことは今でも
はっきりと覚えている。
2003年パチスロ!『アントニオ猪木という名のパチスロ機』の設定6をレトロパチンコ屋で打つ?ここからワースト3。
■第三位『吉宗』

©大都技研
設定6(12?%):-90,000円
2003年7月に登場した大都の大量獲得1G連
ストック機第二弾。
大都技研を一気にトップパチスロメーカーへと
いざなった機種であり、打ったことのある
スロッターも多いだろう。
こちらも猪木と同じく4,5号機であり、さらに大量獲得
ストック機であったことから波が非常に荒く
高設定でも負けることは多々あった。
私は某店の札イベントにおいて、設定6を打ち
当たりは比較的軽かったものの、終日バケ地獄で
ビッグが全く引けなかったのでロクに1G連もせず
9万負け。
その吉宗本来のゲーム性を無視した出方に
最後は店長の顔を肥溜めに沈める・・・
という妄想を三日三晩していた。
2003年パチスロ!711枚が1G連!大量獲得ストック機の名機『吉宗』で中段チェリーを引く。■第二位『花火』

©ユニバーサル
設定5(112,15%):-90,000円
1998年8月に登場したA400タイプマシン。
ドンちゃんシリーズ第一弾であり、当時
技術介入機全盛期に登場した大ヒット機種である。
通常時の適度な小役狙いとそれほど難しくない
2コマ目押しのリプレイハズシ。
また、後に発覚した遅れなどの演出面も
ロングセラーとなった一因だろう。
当時の甘いA400タイプの設定5で
9万負けたのは記憶に残っている中では
自己ワーストで、これが最初で最後である。
ちなみに翌日には裏ハナビを打ちに行って
リベンジを果たしている。
パチスロ名機物語外伝~裏ハナビで3万枚を夢見た小僧~■第一位『サラリーマン金太郎』

©ロデオ
設定6(159,2%):-84,000円
2001年12月、時速5000枚というキャッチフレーズの元
突如回胴界に登場した爆裂AT機。
シングルボーナスとジャックゲームにより
超高純増を実現していた。
この機種はミリオンゴッド、アラジンAと並び
大幅に射幸心を煽るパチスロとして
撤去されることになるが、この頃は正に
パチスロ狂乱の時代と言ってふさわしいだろう。
私がこれまでパチスロの設定6を打ち
機械割に最も差がついたクソ負けが
この金太郎である。
8万負けということは、つまり金太郎の6の
出率が約160%なので、終日ぶん回して
平均18,000枚近く出る計算になるため
その差なんと44万である。
ちなみに44万の欠損を喰らったその日、私は
朝からニヤケながら某店に向かっていた。
それは金太郎で絶対にこの台に設定6が入るという
自信があったからだ。
というのもその店には7並びのイベントがあったのだが
大抵はいつもガセで、6が入るのは隣だった。
当時はまだそれに気付いている者がおらず
つまり1/2で設定6が簡単にツモれるというわけ。
しかもその日はほぼ角台が7並びになる日だったため
ようするにほぼ100%設定6が打てたのだ。
※7並びの台も日によってどこになるか
ある程度決まっていた。こうして店の傾向や癖を掴む価値があった時代には
私も真面目にパチスロを打っていたのだなと
当時を思い返して自分で自分に感心しているが
この日は全くビッグを引けず、純ハズレも引けず
結局閉店近くまで打つも、8万ちょっとのクソ負け。
設定公開のある店ではなかったが
店の傾向と高確&低確純ハズレからのAT突入率からして
間違いなく設定6。
帰りは真っ青な顔で帰路に就いたわけだが
当時のAT機の設定6の中では比較的安定しないと
言われていたので納得・・・
するわけないだろ馬鹿野郎。
2001年パチスロ!機械割150%超え!時速5000枚!『サラリーマン金太郎』の思い出。【総括】以上、印象に残っている5機種を紹介した。
これ以外にも初代北斗の設定5や初代獣王の
設定5で10万クラスの負けはあるのだが
やはり設定5は当時のスペックから見ても
大負けすることは珍しくなかったので
ある程度諦めは付く。
だが、設定6で負けるのはどの時代でも
納得できない。
店が用意した100%客を勝たせるための
最高設定でクソ負けすると
設定狙いしていることが馬鹿馬鹿しくなってくる。
ましてや今の6号機時代。
たかが110%前後のゴミクソAT機のために
早くから並んだり、たかが期待値2000円程度の
ハイエナに毎日晩まで稼働したり
はたまた104%近くの愛姫に必死になったりと
今のスロプロは随分真面目というか馬鹿というか
ある意味感心してしまう。
そしてそれを見ながら安酒を飲む私は
くそ馬鹿野郎だ。
ただ、そうまでしないと喰っていけない
この厳しいパチスロ業界に今もすがって
生きている私は、何故もっと早く引退しなかったのかと
後悔しているのである。
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http://mitihazure.blog.fc2.com/blog-entry-1517.html設定6の大負け記録!歴代パチスロ設定6(高設定)くそ負けランキングワースト5
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