本日は稼働休みのため
パチスロ名機物語13後編をご覧下さい。
※パチスロ名機物語~始まりはいつも雨~※パチスロ名機物語2~名機?との出会い~※パチスロ名機物語3~プロ人生を歩む土台を作ってしまった機種~※パチスロ名機物語4~パチスロ初めての攻略法~※パチスロ名機物語5~大ハナビ登場と風俗嬢の彼女そして・・・~※パチスロ名機物語6前編~4号機最後の破壊的攻略法、歓喜と絶望を味わう若造~※パチスロ名機物語6後編~攻略法で財産を築く小僧・・・?~※パチスロ名機物語7~一撃5万枚のチャンスを掴む男~※パチスロ名機物語8~猛獣王とシャクレと金髪女~※パチスロ名機物語9~洋服屋の彼女との別れ、そして爆裂AT機時代の終焉~※パチスロ名機物語10~未成年の女と同棲を始める小僧~※パチスロ名機物語11~4,5号機吉宗とメンヘラギャル~※パチスロ名機物語12~悪夢の始まり、そして時代は5号機へ~※パチスロ名機物語13前編~借金女と同棲を始めたパチンコ小僧~■2009年春私は2008年の暮れに新規オープンした店で
主にパチンコを打っていた。
その中でもよく打っていたのが
大海物語スペシャルや北斗の拳剛掌。

©サンヨー
※大海物語スペシャル
©武論尊・原哲夫
©サミー
今もこれらの機種は人気でシリーズ化されているが
現状、釘はそう簡単には開かない。
時期的には京楽パチンコの激甘時代の一歩手前で
まだまだイベント等では1000円辺りの回転数が
30を超えることもしばしばあった。
で、ある程度稼いだ後は新規オープンの力も
徐々に弱まって、また稼ぐ手段はパチスロに
戻ったのだが、やはり私には自分の力で
出した感があるパチスロが性に合っていた。
南国育ちやエヴァ3といったプロに優しい
台で設定6をツモり続けた。
稼働が終わって家に帰れば温かい飯が
出てくるし、黙っていれば金は増えていく。
(彼女の給料も一緒にしていたので)
©松竹
©戦場のメリークリスマス
順風満帆で、この時の私の表情は
まさに戦場のメリークリスマスの
最後のシーンのビートたけし。
だが、2009年になってから彼女の帰りが
遅くなる。
洋服屋とコンビニの掛け持ちをしていたのだが
二つとも仕事が終わるのが夜7時前。
今までは稼働が終わって家に帰ると
いつも大体居たのだが
この頃になると夜中や下手をすると明け方に
帰って来ることもザラであった。
・・・そしてその生活が2か月経ったある日のこと。
その日は設定6をツモることができずに
夕方に家に帰宅。
いつものように酒を飲みながらゴロゴロしていると
急に携帯の着信が鳴った。
相手はタクシーの運転手。
運転手「○○さんですか?
実はそちらの彼女さんが携帯を
忘れてったみたいなので電話帳を見て
貴方が彼氏とあったので電話したんですが」
彼女が携帯を落としたことなど
正直どうでもよかった。
彼女を下ろした場所を聞くと
運転手「言いにくいんですけど、男性の方と
マンションの前で下しましたよ」
私(あの野郎ぉぉぉぉ!いや、あのアマァァァァ!!!)
最近帰りが遅いと思ったら
こういうことだったのである。
ただ、浮気に関しては特に怒りはなかった。
実のところ私も昔の女とこっそり遊んだり
していたし、別れ時と思っていたからである。
金もある程度貯まっていたし
さっさと家から追い出して新たな生活を
スタートさせようと思っていた。
だが・・・
そのタクシー事件が起きた夜明け頃
帰ってきた彼女を問いただす。
内容は浮気のことではなくて
タクシーの金はどこから持っていったか。
※金の管理は私がしていた
彼女「アンタの財布からこっそり抜き取った」
そう言うと泣き出してしまった。
(まあ数千円くらいだしいいか・・・)
そう思い、これ以上攻めても時間の無駄なので
その日は寝た。
ところがその日の夜、相変わらず
帰りが遅い彼女の行動を思い返すと
ふと背中に寒気が走った。
タンスにあったキャッシュカードを持って
急いでコンビニのATMへ走る俺。
(やられた・・・)
残高を見るとおよそ300万が引き出されていた。
私は顔が真っ青になり手を震わせながら
彼女に電話した。
仕事先から半ば強制的に帰宅させ
洗いざらい全て口を割らせた。
①三か月に渡り私の預金口座から
計300万もの大金を引き出していた。
②金はマンションの初期費用に充てた。
③車の購入。
④装飾品や交遊費。
⑤男ができた。
以前彼女に仕事帰りにマックのハンバーガーを
頼んだのに買ってきたのは朝マック。
それを彼女に投げつけて
買い直して来いと怒鳴りつけたのも
昼職をしているのに何故毎回明け方に
帰って来るのかという私の怒りからである。
ただこの時は既に金を引き出されていたのだ。
だからこれが逆襲の理由ではない。
家政婦として彼女を扱うようになって半年。
その鬱憤が爆発したのが大金を
盗んだ主な理由だろう。
そして盗んだ金は毎月返済するという
証書を書かせ事件は終結を迎えた。
これも人生。
所詮はパチンコ・パチスロで稼いだあぶく銭。
良い経験になったと己に言い聞かせ
彼女が「ごめんね」と言いながら
家を出て行くその姿を私は笑顔で見送る・・・
わけなだろ馬鹿野郎。
彼女は借金女で自己破産している
金の亡者であることをすっかり忘れていた。
彼女と別れた翌月、私の家に送られてきた
一枚の封書を見ると数十万に及ぶ
クレジットカードの返済通知書であった。
・・・これらの経験をしてわかったことがある。
女は信用ならないことの他に
女の涙も信用ならないということ。
そして5年程前から月々の返済は
滞っております。
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