登場から一週間が経った話題の吉宗3だが
そのシリーズ第一弾と言えば2003年6月に登場した
初代吉宗である。
大都の三大巨頭と言えばシェイク、吉宗、番長
この三機種であり、その中でも最も売れたのは吉宗だ。
ただ以降はシリーズ化されたものの、どれも鳴かず飛ばずで
売れたのは結局初代だけ。
その理由は簡単だ。
当時は斬新だった711枚のビッグが1G連するという
荒いゲーム性がヒットしただけであり、今は
規定上そういう仕様にはできないため
オールドファンを含む、若い世代にも
イマイチしっくりこなかったのだろう。
それをまた6号機で出したところで
売れるわけがない。
そんなことはメーカーが一番知っているはずだが
ハイエナとしては今狙い目の台であることは確かだ。

©大都技研
【ハイエナ狙い目ゲーム数】初代がホールで活躍していた当時、吉宗のヤメ時は
193Gというのはライトユーザーでも知っていたこと。
その名残りなのか、天国のゾーンがそのまま193Gまで
として採用されているなのか、そのゲーム数でヤメている
台が意外にも多い。
ただし、実際は低設定はまず天国に移行しないようで
高設定でもあまり天国で当たることはないようだ。
いわゆる6号機特有の無抽選ゾーンというやつで
それはつまりそのゲーム数を避ければ期待値がある
というわけだ。
そう、したがって狙い目は193G~。導入からまだそんなに経っていない今ならば
この付近でヤメる者も多いため、チャンスだろう。
【ホール割について】まず見ていただきたいのがメーカー発表の機械割。
※機械割(メーカー発表値)設定 | 機械割 |
設定1 | 97,8% |
設定2 | 99,0% |
設定3 | 100,3% |
設定4 | 104,0% |
設定5 | 108,3% |
設定6 | 112,1% |
これを見る限り6号機AT機としては無難なスペックであり
特に何も感じない。
続いてネットに掲載されていたホール割。
※機械割(ホール割)設定 | 機械割 |
設定1 | 98,0% |
設定2 | 98,5% |
設定3 | 99,8% |
設定4 | 103,7% |
設定5 | 106,2% |
設定6 | 107,9% |
ホール割とは実際にホールで稼働した際の
機械割のことだが、見ての通り全体的に下がっている。
特に設定56は酷い。
ホール割は昔から公表値よりも下がることは多く
それは打ち手のレベルが原因である。
今はこうして騒がれることが多いが、それはSNSなどのネットが
流通しただけであり、珍しいことではない。
でもこれでは辛すぎて打てない・・・
そう思うプレイヤーはスロッター失格だ。
ネットの情報に左右され過ぎである。
何でもかんでもネットや雑誌の情報を鵜呑みにすると
損をすることもある。
特にハイエナの際の天井期待値。
どこの馬の骨ともわからない個人が算出した数値は
絶対に鵜呑みにしてはいけない。
実際に一般人が出したシミュレートなど条件も適当で
間違いも多い。
あくまでこういうものは参考程度にするだけで
一番信じる部分は自分の実戦データ、つまり
経験である。
今のスロッターには少しは自分で攻略要素を見つける
という楽しさを学んでいただきたい。
・・・話が反れたが、吉宗のホール割が
下がっている原因はいくつかある。
小役の取りこぼしや押し順ミスなど色々あるが
その中でも一番大きいのがヤメ時の問題。
最もベストなヤメ時はビッグ後であれば即ヤメ。
レギュラー後であれば高確率抜けヤメだが
閉店間近になってくると、間に合わずに無抽選区間を
回して、間に合わずに閉店というパターンも起こる。
特にそれが高設定の場合、高設定だからといって
ギリギリまで回し、ハマったままヤメる
という者も居るわけだ。
これが機械割を下げている一番大きな部分だ。
・・・とは言え設定6の割が4%も下がっているのは
少し辛すぎな気もするが、それでもフル攻略で
ヤメ時をしっかり守ったとしても110%程度にしか
ならないだろう。
叛逆でも実際に言われていた、よくある6号機の
機械割詐欺である可能性が高い。
機械割詐称?『まどマギ3叛逆の物語』の本当の機械割公開&厳禁!ペナルティ手順【初打ち感想・評価】この台の高設定の挙動はSNSなどを見る限り
ハマりにくく、バケ後の高確率でビッグに繋がりやすいが
ビッグの期待枚数は低設定に比べて少ない。
と、6号機ならではのデキレース感の強い仕様のようだ。
私は正直この程度のスペックと仕様から
設定狙いする気にはなれず、打ったのは
ハイエナで3台だけだ。
いずれも引き弱で全てバケであり、吉宗本来の
ゲーム性を全く楽しめなかったので評価もクソもない。
ただリゼロやブラックラグーンのように捨てゲーム数が
あるため、そこを避けたハマリ台狙いは
かなり有効なのは確かだ。
またモードもフェイク前兆の示唆で分かりやすい。
Aなら300G、500G台の濃いゾーンで発生するし
Bならば200G、400Gなどで発生する。
※その後AでもBの濃いゾーンで発生することが
判明。ただしおそらくフェイク前兆として有効なのは
高確率に移行したかどうかで、前兆演出は来ても
高確率に移行しないで終われば、それは
フェイク前兆としては扱われないようだ。
※まだちょっとしか打ってないので
断定はできないが。とは言え、この他にもモードを見抜く術はある。
それは通常時のステージチェンジの際
浮世絵風のアイキャッチが出現すれば
モードB以上確定となるようなので
要チェックだ。


・・・これまでの5号機以降の吉宗としては
最も初代に寄せた見た目になっており
リール配列も似ている。

なので初代ファンの人はハマリ台があれば
一度は打ってみるのもアリだろう。
・・・だが、やはりスペックがスペックだけに
初代の爆発力には敵わない。

個人的には吉宗よりもシェイクの方が
打ち込んだし面白かったが、1ビッグで
4回まで1G連をストックできたのは
三大巨頭の中ではこの吉宗だけである。
初代と比べてはいけないが、やはりAT機やストック機の
リメイクを6号機で再現するのは無理があるのだ。
リメイクを作るのならばアクロスのように再現しやすい
ノーマルタイプにしてほしいものである。
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http://mitihazure.blog.fc2.com/blog-entry-1541.html機械割詐称?『吉宗3』初打ち感想、評価、ハイエナ狙い目、実際のホール割と罠
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