■初代緑ドン登場2009年5月。
ART機が続々と登場し、5号機にもようやく光が
見え始めていた頃。
エレコから青ドン、赤ドンに続くドンちゃんシリーズ
最新作が登場する。
その名も『緑ドン』

©エレコ
※ボーナス確率設定 | ビッグ | レギュラー |
設定1 | 1/431 | 1/873 |
設定2 | 1/420 | 1/851 |
設定3 | 1/399 | 1/809 |
設定4 | 1/385 | 1/744 |
設定5 | 1/372 | 1/697 |
設定6 | 1/337 | 1/606 |
※機械割(シミュレート値)設定 | 機械割 |
設定1 | 96,09% |
設定2 | 98,83% |
設定3 | 101,51% |
設定4 | 105,24% |
設定5 | 110,75% |
設定6 | 110,72% |
【基本仕様】本機はボーナス+ARTタイプマシン。
CZ中は6択の押し順ナビに正解すると
ARTに突入する。
ARTのループ率は20%~95%で
次回ボーナスまで継続するロケットモードも存在。
当時の5号機ARTとしてはかなりの爆発力があり
機械割も高いことから人気マシンとして
ホールに設置されていた。
また設定に関してもチェリー&山からの
静画面移行率や特定ボーナス、低確ボーナスからの
ART突入率などで見抜くことができ、プロの間でも
支持を受けた台だ。
5号機としては青、赤、緑と続いた
最後の色付きドンシリーズである。
5号機ドンちゃんシリーズ第一弾『青ドン』客がパチ屋から受けた嫌がらせ。大花火の後継機『赤ドン』ART突入攻略法!朝一から閉店までARTが続いて一撃12000枚出るが全て無くなった理由。尚、緑ドンは人気が高かったことから
その後シリーズ化され、ビバ、オーロラ
ビバ2と3作品登場している。
■見知らぬ客にコインを貰う当時は5号機中期頃ということで、パチスロに対する
モチベーションは低かったものの、それでも
稼働はしていた。
緑ドンをよく打っていたのは郊外にあった
中型のE店で、イベントになると
この機種に設定6を使うことが多かったため
一時期は通っていた店である。

・・・そんな2009年のある日。
緑ドンのイベントが開催されるということで
早朝から並び、狙い台を確保。
おそらく6が数台入るであろう日のため
朝一から静止画面移行率と特定ボーナス
低確ボーナスからのART突入率を
慎重に見ながら打っていく。

この頃はネットは既に流通していたものの
現在とは違い、ツイッターなどのSNSは
まだ浸透しておらず、イベントにそこまで
客が集まることはなかった。
そのため、E店のイベントは甘かったのだが
ライバルは少なめで、客付きも5割程度と
朝一でもしスカっても、十分立ち回れたのだ。
・・・で、狙い台を打っていた私は
静画面や特定ボーナスはちょくちょく引けるものの
低確ボーナスからのART突入が無く
設定はあっても45くらいだろうとのことで
昼過ぎにヤメ。
他にも空き台はあったが、他に設定6らしき台が
何台か見つかっていたので、今日は諦めて
帰ろうと、少量のコインを流していると・・・
(ザバァッ!!)突然見知らぬ客が真っ青な顔をして
私のドル箱にコインを入れてきた。
枚数にして300枚程度だろう。
私は彼にお礼を言おうと思ったのだが
そのまま何も言わずにすぐに
立ち去ってしまった。
これに関してはラッキー程度にしか
思わなかったのだが、問題は彼がヤメた台。
彼もそれまで緑ドンを打っていたのだが
その台の挙動が低確らしきところで引いた
ボーナスから何度かARTに突入していたのだ。
残念ながらバケに偏ってビッグが引けず
出ていなかったのだが、間違いない。
彼が真っ青な顔をしていた理由は
単に出ていなかったからだとは思うが
ヤメた台は6なのだろう。
・・・ということで、コインを流して終えると
すぐにその台を確保。
意気揚々と打ち始めたのだが、これが
あっさり低確でボーナスを引いてART突入。
そのART中にどんどんループ率を上げていき
気が付けば一撃5000枚の爆裂。
その他の特定ボーナスの多さから見ても
やはり設定6だったようで、最終的には
8000枚ほどのコインを流した。
設定6を捨てた客からコインを貰い
その設定6をハイエナして15万もの金を手にする
という何とも気の引ける展開に、私は翌日以降
E店に行く度に彼を探したのだが
結局一度も見つけることはできず。
とは言え、これがもし可愛い女性だったならば
お礼に焼肉にでも誘い、デザートに彼女を
頂く・・・
なんてこともあるのだろうが、相手は
ただのおっさん客だ。
もし再会できたらコーヒーとタバコくらいは
ご馳走しようと思っていたのだが
無理に探す必要はないだろう。
・・・そう思って数か月が経った頃だった。
見知らぬ客からコインを貰ったことも
すっかり忘れていたのだが
ある日突然肩を叩かれる。
「この前はどうも、ほらコインあげた・・・」あの時の客である。
まさか今更お礼でもしてくれと
言われるのかと内心ドキドキしていたのだが
不適な笑みを浮かべる彼の口から
出てきた言葉は・・・
「今度良かったらディナーでもどう?」飯でもどう?ではない。
彼はその外見に似合わず、確かに
私をしっかり見つめてディナーと言ったのだ。
見た目は明らかに40代のヒゲの濃い
おっさんだが、よく見ると片方の耳にピアスを
していた。
(まさか・・・)彼もコインをあげて以降、私を探していた
とのことで、お礼をしようと思ったのだが
正直おっさんとディナーに行くつもりは
毛頭ない。
私は口を震わせながら丁重に断った。
※断ると、おっさんは悲しそうな顔をして
どこかへ消えた。たかが数百枚のコインとカマを掘っただけで
逆に今度はおっさんに掘られようと
していた私。
そんなことで乙女になってたまるか馬鹿野郎。
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http://mitihazure.blog.fc2.com/blog-entry-1556.htmlパチ屋で知らない客から大量のコインを貰った恐ろしい理由と初代『緑ドン』の思い出
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