■初の5号機ジャグラー登場2007年1月。
4号機ラストイヤーであるこの年。
既に5号機も続々とデビューしていたが
まだまだ4号機ストックタイプマシンが
活躍していた時代。
そんな中、北電子から5号機初のジャグラーが
登場する。
その名も『アイムジャグラーEX』

©北電子
※ボーナス確率設定 | ビッグ | レギュラー |
設定1 | 1/287 | 1/455 |
設定2 | 1/282 | 1/442 |
設定3 | 1/282 | 1/348 |
設定4 | 1/273 | 1/321 |
設定5 | 1/273 | 1/268 |
設定6 | 1/268 | 1/268 |
※機械割(シミュレート値)設定 | 機械割 |
設定1 | 96,91% |
設定2 | 97,80% |
設定3 | 99,91% |
設定4 | 102,04% |
設定5 | 104,16% |
設定6 | 106,55% |
【基本仕様】本機は完全告知のノーマルタイプ。
それまでの4号機ジャグラー同様に、リール左下の
ゴーゴーランプが点灯すればボーナス確定となる。
告知タイミングは2種類あり、3/4後告知で
1/4が先告知となる。
※正確には先告知のタイミングには3種類あり
レバーオン時、リール始動時、ボタン有効時がある。設定差は主にチェリー+レギュラーに加えて
通常時のブドウ確率にも差が存在した。
※設定1~5は1/6,49で設定6のみ1/6,18。本機からチェリーとの同時当選が初採用され
小役重複を世に広めた台もである。
アイムジャグラーは5号機初期を支えた不動の
人気機種であり、スペックが辛いために
若者からは敬遠されてはいたものの
主に年配層から支持された。
■アイムジャグラー初打ちジャグラーと言えば歴史は非常に長く
1994年にまで遡る。
ジャグラーの前身機であったクリエーター7は
業界に完全告知機を広めた機種でもあり
その後継機が1996年に登場したジャグラーである。
1994年パチスロ!完全告知機『初代ジャグラー』の原点となった機種とは?その後、ジャグラーシリーズはホールの
人気機種となり、2001年に登場したゴーゴージャグラー
辺りから、攻略誌などでフル攻略ならば甘いと
掲載されたことで、それまで年配層ばかりだった
ジャグラーコーナーにも徐々に若者が
流れてくるようになった。
・・・そして今回紹介するアイムジャグラー。
それまでのジャグラーとは一転して
大幅にスペックダウンしたせいで
正直私も当時は全く興味が湧かなかった。
それも当然だろう。
何せ設定6でも機械割が106%。
4号機ジャグラーであれば設定3程度の
機械割であり、とてもじゃないが
朝から狙えるような台ではなかった。
とは言え、初代から打っている身としては
一度は打っておこうと、当時新装初日に
打ちに行った。

それが昭和中頃から今も営業しているK店。
この店は年配層がとにかく多く
そのためなのか、アイムジャグラーも一島
大量導入するということで店に向かったが
※店内まで年寄りの匂いがしていた。やはりアイムジャグラーということで若い客は
皆無。
タバコでも吸いながらゆっくり新台開放の時間を
待ってから角台に着席。
客付きも3割程度で、皆常連の爺さん婆さん
ばかりである。
・・・私はそれまで競争率の高い店に
嫌というほど並んでいたためか、その反動で
こういった競争率の無い客付き3割程度の年配層が
多い店が実に居心地が良かった。
とは言え、相手はアイムジャグラー。
いくら居心地の良さを重視する私と言えども
設定6でもない限りは終日粘るのは
少々厳しい。
仲の良い店員の話では今日は設定12はなく
オール3以上で回しているとのことだったが
私は昼過ぎには1000枚ほど出て満足してヤメ。
設定は中間程度だったと思うが
打った感想としては悪くはなかった。
チェリー重複を採用しただけで、他の余計な付加要素は
一切ない。
だからこそ飽きないし長持ちする。
勝てるかどうかは別として、まさに年配客受けを狙って
作られた素晴らしい台である。

というわけで新装初日の結果は
無難に2万ほどプラスになって、その後は
他店の時差オープンに麻雀物語のリセットを
打ちに行ったと記憶している。
◎一部では裏モノも・・・また初代アイムジャグラーには裏モノが存在し
関西地方などでは一部の店で過激なバージョンが
見つかっている。
私も過去にとある田舎のパチンコ屋で
怪しい挙動のするアイムを打った経験があるが
雑誌などにも掲載されていなかったため
未だにその詳しい正体は不明である。
バグ?アイムジャグラーの裏モノを打った時の話某パチンコ屋に一台だけあった裏モノ『アイムジャグラー』一撃2万枚出たバージョンとは?・・・兎にも角にもパチスロ氷河期である
5号機創成期を救ったアイムジャグラー。
もしこの機種が登場していなかったら
私はとっくにこの生活をヤメていたかもしれない。
『いつ味わっても飽きない味』
『癒しの場』
『負け犬の逃げ場所』たかがアイム。
されどアイム。
そんなアイムに私は人生をやり直す3度目のチャンスを
踏みにじられたと言ってもいいが、中毒性のある
あのゴーゴーランプは、光るたびに
人生の大きな後悔を全て忘れられる麻薬なのである。
シェアして皆に教えよう!
http://mitihazure.blog.fc2.com/blog-entry-1569.html5号機初代ジャグラー第一弾『アイムジャグラー』ゴーゴーランプで人生を誤った男
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