パチスロにおいて、機械割を詐称する台は
4号機末期に登場した『北斗の拳SE』辺りから
徐々に増えていった。
この機械割詐称はどういう意図があるのか。
メーカーはまず確実に検定に通すために
辛いスペックの台を作るわけだが、そのまま
本当の公表値を公開してしまっては
当然辛いということで客は付かない。
そのため、メーカー発表値を実際の数値よりも
高く公表して出回らせるわけだ。
ただ、当然その嘘の公表値と、実際にホールでの
大量の実戦データを基にしたホール割とでは
差が出てくる。
そこでその機種は機械割を詐称している
となる。
昨今では蒼天シリーズや聖闘士星矢海王覚醒
まどマギ叛逆などがメーカー発表の機械割と
ホール割に大きな差があった。
※もちろん悪い方に。
©大都技研
・・・で、最近この機械割詐称疑惑の台として
人気機種『政宗3』が挙げられる。
その実際の機械割がこれだ。
『政宗3』設定6確定画面公開!真田丸攻城戦&AT終了画面、ステチェン時テロップ、ボーナス中おみくじ、ボーナス開始画面、AT直撃確率、出陣モード振り分け
このように公表値とホール割で大きな違いがある。
設定1~5までは誤差程度に片付けられるが
設定6に至っては5%も差がある。
これは誤差の範囲としてはあり得ない。
政宗3は本当に機械割を詐称しているのだろうか?
■メーカー別の機械割詐称についてまず機械割詐称はメーカーによって顕著な差がある。
特にサミーは機械割詐称疑惑の台が多く
純増枚数詐欺疑惑の多いユニバーサルもそうだ。
ただ政宗に限ってはメーカーが大都技研。
大都技研と言えば、機械割を詐称している
という噂はほとんど聞かないし、実際に最近の台で
そういう挙動を示した台は私に記憶にある限りではない。
このホール割は事実かもしれないが、全国平均というのは
本当なのか?
※実際には6号機吉宗などは詐欺だと言われている。
これは6号機になってから解析ロムにロックが掛かり
独自解析が出せなくなってしまったため
メーカーが平気で嘘を付けるようになったということ。・・・個人的な意見としては、おそらくこれは単に
サンプル不足なのだろうと予測する。
仕様が仕様だけに6号機の設定6としては
かなり波が荒い。

これらはいずれも政宗3の設定6データとなるが
全台同じ設定とは思えない波の荒さだ。
それもそのはずATにさえ突入すれば
設定不問で約1000枚の期待値があると
言われているため、リゼロや北斗無双の
設定6のようにATにはよく入るが、ほとんどが
弱ATという仕様とは訳が違うのだ。
平均約1000枚のATにポンポン突入してしまっては
確実に検定に引っかかる。
ある意味当然だろう。

※北斗無双設定6のグラフ
つまり政宗3は安定しにくいということは
下ブレしやすいということ。
一撃性能が高い機種ほど下に暴れやすいため
前述したホール割が実際の公表値よりも
5%低いというのは事実ではなく、ただの
サンプル不足による下ブレである可能性も
十分ある。
※全設定が同じ回転数のサンプル
なのかも不明だ。それに加えて先ほども言ったように、メーカー的にも
詐称する事例が少ないため、機械割詐称と
疑うには少々酷である。
先ほども言ったように、個人的にはあるとしても
若干下がる程度だろうと思う。
ネットにそれらしいことが書かれていたら
すぐに信じてしまうスロッターは多い。
昨日期待値+1000枚の台で-1000枚だったとしても
今日同じ台で昨日の分が返ってくるわけではない。
今日も期待値は+1000枚なのだ。
確率はすぐには収束しないし、一度下ブレたものは
一生返ってこない。
それを踏まえて、政宗3が本当に機械割を
詐称しているのか考えてみていただきたい。
シェアして皆に教えよう!
http://mitihazure.blog.fc2.com/blog-entry-1604.html大都技研初の機械割詐称?6号機『政宗3』設定6は機械割105%?スペック詐欺の真相
- 関連記事
-