パチンコ屋で玉詰まりで補償無し?裏モノ『モンスターハウス』イブニング機能の実態
- 2021/04/27
- 09:51
■爆裂CRパチンコ登場
1996年。
パチンコにCRデジパチ確変機が登場し始めた
この年。
竹屋から本メーカーの大ヒット機として
登場したのが『CRモンスターハウス』

©竹屋
※大当たり確率
1/3167(確変中1/52)
※確変突入率&継続率
50%
※大当たり出玉
約2100個
※賞球
5&15
【基本仕様】
本機はCRデジパチで、確変終了後は
必ず100回転の時短に突入する。
特徴として右絵柄が停止する際に通過した
中絵柄の2コマ先が最終停止絵柄になるため
リーチ中に大当たりの判別が可能だった。
また一部の地域では裏モノが出回っており、ツボに
ハマれば20連以上もするような爆裂機である。
本機は当ブログでも何度か登場しているが、当時
人気を博したギンギラパラダイスや大工の源さんと
共にパチンコ変遷期を支えた。
■玉詰まり事件とイブニング
本機は人気機種だったため、登場しても
数年間はメイン機種として設置していた
ホールが多かったものの、私の地域では
そのほとんどが裏モノ化していた。
で、私がコイツを初めて打ったのが、1998年頃に
営業していたN店。

小さい店だったものの、駅前に面したパチンコ屋で
いつもサラリーマンや年配客などで賑わっていた。
このN店にモンスターハウスが一列設置されていたのだが
何せ本機も含めてパチスロに関しても裏モノだらけの
パチンコ屋だったため、とにかくトラブルが多かった。
記事タイトルにもある通り、玉詰まりはよく起こす店だった。
最近では某有名パチンコチェーン店で、玉詰まりを起こして
パンクしてしまい、補償されたのが平均獲得数よりも
少なくされた、というのをネットで見たのだが
補償されただけまだいい。
N店は台のトラブルが起きても一切補償はしないと
公言しており、たとえギンパラなどの権利モノで
玉が発射されずにパンクしたとしても
それで終わりなのだ。

私がN店に通っていた1998年頃は、既にモンスターハウスも
設置から2年が経っており、多少の汚れなどが目立ち
玉詰まりをよく起こしていた。
私も詰まってラウンドがパンクするなんてことは
たまにあって、そういう時に限ってわざとなのか
店員がなかなかやってこない。
玉詰まりを起こしたヤクザの怒号が飛び交うことも
あったし、とにかく店の対応にはイライラしたものだ。
そのため誰かが台を破壊して故障中になっていた
台もあったりもした。
・・・で、だ。
このN店は以前から遠隔の噂があった。
これは以前過去の記事で簡単に紹介したのだが
結論から言えば実際に遠隔していたのは事実で
常連のチクリによって警察のメスが入り
営業停止になり閉店してしまったのだ。
では遠隔が具体的にどういうものだったのか
というと、パチンコ・パチスロには過去にモーニング
というサービスがあったのは有名な話だ。
これは店の朝一のサービスで、開店から
当たっている台を用意しているというものだ。
実はこれに加えてイブニングという「機能」が
一部のパチンコ屋では存在していた。

要するに店が仕込んだ裏モノに信号を送り
または特定の手順を踏んでセットすることで
決まった時間に自由に大当たりを発生させる
ことができるわけだ。
当時よく攻略誌などで裏モノの特集を組んでいた
媒体もあったが、その中でも度々イブニングの
存在について書かれていたし、パチスロでも
イブニングを実際に導入していた店も
あったようだ。
・・・で、N店のモンスターハウスも
その現象を目撃することがあった。
夜にモンスターハウス全台が一斉大当たりする
というものだ。
その時は花火か何かを打っていたのだが、たまたま
トイレに立って、モンスターハウスの島の横を通ると
この有様である。
この一件があってから数か月後、N店は何の
前触れもなく営業停止となり、そのまま閉店と
なってしまった。
もちろん常連の中には会員カードに何万発
何十万発もの貯玉をしていた者も居り
常連の話によると100万以上がパーになった
不運な者も居たようだ。
※現在のように補償するシステムが
なかった?
玉詰まりで少し補償が足りなかったくらいで
ネットで文句を言う者が居る今の生温い時代に
もし遠隔が発覚したパチンコ屋が見つかったとしたら
きっとニュースになるほどの大騒ぎになるだろう。
そう考えると、店も危険なリスクは冒せない。
だから今のパチンコ屋は平和だし
つまらない。
やはり今の店<客よりも、当時のような
店>客の営業スタイルこそが
パチンコ屋本来の姿であり、楽しかったと
思えたのかもしれない。
本機は人気機種だったため、登場しても
数年間はメイン機種として設置していた
ホールが多かったものの、私の地域では
そのほとんどが裏モノ化していた。
で、私がコイツを初めて打ったのが、1998年頃に
営業していたN店。

小さい店だったものの、駅前に面したパチンコ屋で
いつもサラリーマンや年配客などで賑わっていた。
このN店にモンスターハウスが一列設置されていたのだが
何せ本機も含めてパチスロに関しても裏モノだらけの
パチンコ屋だったため、とにかくトラブルが多かった。
記事タイトルにもある通り、玉詰まりはよく起こす店だった。
最近では某有名パチンコチェーン店で、玉詰まりを起こして
パンクしてしまい、補償されたのが平均獲得数よりも
少なくされた、というのをネットで見たのだが
補償されただけまだいい。
N店は台のトラブルが起きても一切補償はしないと
公言しており、たとえギンパラなどの権利モノで
玉が発射されずにパンクしたとしても
それで終わりなのだ。

私がN店に通っていた1998年頃は、既にモンスターハウスも
設置から2年が経っており、多少の汚れなどが目立ち
玉詰まりをよく起こしていた。
私も詰まってラウンドがパンクするなんてことは
たまにあって、そういう時に限ってわざとなのか
店員がなかなかやってこない。
玉詰まりを起こしたヤクザの怒号が飛び交うことも
あったし、とにかく店の対応にはイライラしたものだ。
そのため誰かが台を破壊して故障中になっていた
台もあったりもした。
・・・で、だ。
このN店は以前から遠隔の噂があった。
これは以前過去の記事で簡単に紹介したのだが
結論から言えば実際に遠隔していたのは事実で
常連のチクリによって警察のメスが入り
営業停止になり閉店してしまったのだ。
では遠隔が具体的にどういうものだったのか
というと、パチンコ・パチスロには過去にモーニング
というサービスがあったのは有名な話だ。
これは店の朝一のサービスで、開店から
当たっている台を用意しているというものだ。
実はこれに加えてイブニングという「機能」が
一部のパチンコ屋では存在していた。

要するに店が仕込んだ裏モノに信号を送り
または特定の手順を踏んでセットすることで
決まった時間に自由に大当たりを発生させる
ことができるわけだ。
当時よく攻略誌などで裏モノの特集を組んでいた
媒体もあったが、その中でも度々イブニングの
存在について書かれていたし、パチスロでも
イブニングを実際に導入していた店も
あったようだ。
・・・で、N店のモンスターハウスも
その現象を目撃することがあった。
夜にモンスターハウス全台が一斉大当たりする
というものだ。
その時は花火か何かを打っていたのだが、たまたま
トイレに立って、モンスターハウスの島の横を通ると
この有様である。
この一件があってから数か月後、N店は何の
前触れもなく営業停止となり、そのまま閉店と
なってしまった。
もちろん常連の中には会員カードに何万発
何十万発もの貯玉をしていた者も居り
常連の話によると100万以上がパーになった
不運な者も居たようだ。
※現在のように補償するシステムが
なかった?
玉詰まりで少し補償が足りなかったくらいで
ネットで文句を言う者が居る今の生温い時代に
もし遠隔が発覚したパチンコ屋が見つかったとしたら
きっとニュースになるほどの大騒ぎになるだろう。
そう考えると、店も危険なリスクは冒せない。
だから今のパチンコ屋は平和だし
つまらない。
やはり今の店<客よりも、当時のような
店>客の営業スタイルこそが
パチンコ屋本来の姿であり、楽しかったと
思えたのかもしれない。