道外れの人生(改)

■機械割103～4％は打つ価値があるのか？
一時期この話がネット上で話題になったようだが

結論から言えば・・・


『人それぞれだ馬鹿野郎』


これについては、あくまでパチンコ・パチスロだけで

生計を立てるいわゆるパチプロだけに的を絞って

話をさせていただくが、プロの間では人によって

ある程度打つラインを決めている。

103％あれば閉店まで打つ者も居れば、110％以上にしか

興味がない者も居るし、安い台であれば気分によって

ヤメ時が変わる者も居る。

それは人によって価値観が違うため、一概に

103％あるからといって打つ価値があるとも

言い切れないし、価値が無いとも言い切れないのだ。

なので自分の価値観を押し付けたり、罵倒したり

するのは論外である。

私からすれば他人の立ち回りなどどうでもいい。


ただ一つ言えることは、安い台でも打ち切る

忍耐力が無ければ今の時代は厳しいものがある。

昔とは違い、設定6の機械割が格段に下がっているため

小さな期待値の積み重ねは馬鹿にならない。

例えば北斗宿命などのAT機の設定6は

機械割が約111％。

これは愛姫を3日打てば追いつく計算である。

そう。

時代が進むにつれ、設定1と設定6の差が

縮まっているため、甘い台を打ち切るというのも

一つの立ち回りなのだ。


・・・とは言え、私はこれらの甘い台はほとんど

打たない。

打つこともあるが、ほとんど遊び半分である。

何故なら意味が無いからだ。

私にとっては設定1でも甘い台と言える

認識として機械割が105％となる。

さらに面白いかどうか。

これらの条件を満たせば終日打ち切る

こともある。

過去に設定1だと分かっていても

甘くて好きだったからという理由で

コンドルやタコスロ、ワニマル、キングオブザタイガー

など、どれも1でも105％もしくはそれ以上の

台だけを追っていた時があった。


©ユニバーサル


いくら甘いからといっても、やはり終日打って

2万は超えるような台でなければ、打つ気には

なれない。

13時間打って1万ちょっとにしかならない台を

朝から打つ気にはどうしてもなれないのだ。

時間はタダではない。


もちろんこれは時代によっても変化する。

爆裂AT機の頃であればアラジンなど設定5で

120％近い台でも設定6でなければ捨てていたし

逆に今であれば絆の設定4確定台があれば

我慢して終日打つだろう。

要するに今のパチスロの設定45と設定6は

スペック的に大して変わらないのだ。


・・・これらを踏まえて考えると、今の現状では

103～104％でも十分に思えるが、やはり私の

粘るラインは最低105％必要だ。

正直103～104％であればパチンコの遊タイムや

パチスロの天井狙いで稼げるし、実際に

私の平均時給は2000円を超えている。

なので、個人的に104％以下は打つ価値はないと

思っているが、単純にそれを超える立ち回りや

手段が見つから無くなれば、私もこれらの

甘い台を打つかもしれないし、この稼業から

きっぱり足を洗うのかもしれない。


今からでも後戻りできる30代前半までの

若者スロッター達。

愛姫やひぐらしばかり打っているならば

真っ当に働いた方がいい。

正直5号機以降、パチンコ・パチスロで生活する価値は

微塵もなくなった。

効率が悪すぎるし、賢い人間はとっくに

足を洗っている。

特に5号機6号機からこの稼業を始めた若者は

必ず後悔するし、暗い未来が待っている。

今、若者で逃げ場がパチンコ・パチスロだけの

『引きこもりスロッター』は非常に多い。

103～4％なんて打つ価値がないと思えるような

真っ当な社会人になるべきだ。

私のようになる前に。