ホームレスパチプロ!半年間ホームレスでスロット生活をした男と風俗嬢の体験記
- 2021/10/11
- 10:24
さて、今回は久しぶりの名機物語特別編として
お送りしよう。
外伝との違いがイマイチわからない方のために
説明しておくが、名機物語外伝は主に
パチンコ・パチスロ機種の思い出。
名機物語は私の時系列を中心とした
言わば人生の思い出といったところだろう。
・・・今から21年前の2000年頃。
私が数か月ホームレスとして
パチスロで生計を立てていた時の話である。

■寂れたパチンコ屋での出会い
A400技術介入機全盛期が終わり、パチスロ人気は
大量獲得機やCT機などに移り変わっていた
正に激動の4号機時代。
当時人気を圧倒的な人気を誇っていたのが
A600タイプの大花火、A400タイプのタイムクロス
などである。
2000年パチスロ!山佐初の4号機の液晶搭載機『タイムクロスA』
機械割140%超え!大量獲得機で一番売れた『大花火』設定6で一万枚出した時の実戦データと思い出のパチンコ屋

©山佐
私も当時はそんな時代に合わせて大花火をメインに
立ち回っており、オープン間もないT店やH店など
いくつかの優良店で喰っていた。
・・・その中で月に数回通っていたW店。
ここは昔ながらの小さなパチンコ屋で
パチスロの台数も50台ほどで
いつも空いており、客層も年配客が多め。
※パチンコは100台くらい。
それでも新台には高設定を入れていたり
何よりワニマルやキングオブザタイガーといった
設定1でも機械割が105%を超えるスペックの甘い台が
等価で設置してあったのだ。

そんなある日、W店でキングオブザタイガーを
打っていた私に新しい出会いがあったわけだ。
「目押し苦手なんで押してもらえませんか?」
見知らぬ女性からいきなりそう話しかけられた。
この手のことは当時からよくあることで、7を
揃えるくらいわけはないと、快くOKしたのだが
台を見たところビーマックスで7が揃った状態。

©アルゼ
(え、ビッグ中を消化しろってこと?)
まさかのビッグ中のリプレイハズシを頼まれたのである。
ハズシを頼まれたことはこれまでにもあったが
正直この機種は下段(アシストあり)と中段は
基本的にビタ押し。
そこまで目押しが得意でなかったのだが
まあそれでも頼まれたのだから、仕方ないと
ドキドキしながら消化する私。
・・・で、案の定3回目の小役ゲームで
ハズシをミスしてしまった。
「すいません」
情けなくもそう謝る私に対し、彼女は逆にありがとうと
言ってコーヒーをくれた。
・・・これがきっかけでW店ではちょくちょく
彼女と話すようになったわけだ。
彼女の年齢は私よりもいくつか年上で
以前、記事でもチラっと紹介した風俗嬢だ。
パチスロ名機物語5~大ハナビ登場と夜の泡嬢の彼女そして・・・~
彼女とW店で会う度に仲良くなっていき
もちろん彼女がパチスロでビッグを引く度に
リプレイハズシを代行する。
決して面倒というわけではなく、むしろ
それが新鮮で楽しかった。
■車上生活と風俗嬢の彼女
そうしてW店ですっかり仲が良くなった二人は
いつの間にか付き合い始めていた。
特にどちらからというわけでもない。
気が付いたら一緒に居たのである。
その後は状況が良かった他店にしばらく通うことに
なるのだが、店の場所が非常に遠いということで
私は家を引き払って数か月の間、車上生活を
することになった。
引っ越そうとも思ったのだが、いつまで良い状況が
続くかわからないため、部屋は借りられない。
むしろ車上生活をしてみたいとも
思っていたのだ。

日中は某店で夜までパチスロを打ち
夜は近くの健康ランドで風呂に入り
その後駐車場に停めた車内でコンビニ弁当を食べ
酒を飲んで寝る。
幸い夏だったこともあって、寒さの心配はなかったし
警備員に注意されることもなかった。
翌朝はまた某店に並び、時には同業のプロと
徹夜並びをして夜まで打ち・・・
たまに休みの日は彼女の家に泊まって
日頃溜まった悪玉菌を抜いてもらい
スッキリしてから、また車上生活に戻る。
もちろん彼女に対して雑な扱いをしていたわけではない。
ちゃんと旅行や買い物にも連れて行ったりしていた。
そんな生活を数か月続ける。
後半は体もバキバキだったし、まさに若さ故に
できたことだが、そんな生活も某店の状況が
悪化するとともに終わりを告げた。
「ねえ、私借金があって子供が居るの」
そして突然の彼女の宣告。
決してモテない私だったが、時が流れるままに
付き合っただけの彼女に気にしていないとは
言えなかったし、一切未練はなかった。
私は彼女のアパートに置いてあった荷物を
回収し、新たに若い女性と状況の良いパチンコ屋へと
ネグラ替えしたわけだ。
長い車上生活もここで終了である。
その後は打ち子を数人雇い、開店プロとして
しばらく喰っていくことになるのだが、そうして
必死に駆け抜けた大量獲得機~爆裂AT機時代。
・・・あれから20年。
未だにパチスロで生活を続けている私だが
たまにW店の近くを通ると思い出す。
もしかしたら彼女が居るのではないかと
W店を覗いてみると、そこには誰も居らず
パチスロの島には静かな時間だけが流れていた。
見知らぬ女性からいきなりそう話しかけられた。
この手のことは当時からよくあることで、7を
揃えるくらいわけはないと、快くOKしたのだが
台を見たところビーマックスで7が揃った状態。

©アルゼ
(え、ビッグ中を消化しろってこと?)
まさかのビッグ中のリプレイハズシを頼まれたのである。
ハズシを頼まれたことはこれまでにもあったが
正直この機種は下段(アシストあり)と中段は
基本的にビタ押し。
そこまで目押しが得意でなかったのだが
まあそれでも頼まれたのだから、仕方ないと
ドキドキしながら消化する私。
・・・で、案の定3回目の小役ゲームで
ハズシをミスしてしまった。
「すいません」
情けなくもそう謝る私に対し、彼女は逆にありがとうと
言ってコーヒーをくれた。
・・・これがきっかけでW店ではちょくちょく
彼女と話すようになったわけだ。
彼女の年齢は私よりもいくつか年上で
以前、記事でもチラっと紹介した風俗嬢だ。
パチスロ名機物語5~大ハナビ登場と夜の泡嬢の彼女そして・・・~
彼女とW店で会う度に仲良くなっていき
もちろん彼女がパチスロでビッグを引く度に
リプレイハズシを代行する。
決して面倒というわけではなく、むしろ
それが新鮮で楽しかった。
■車上生活と風俗嬢の彼女
そうしてW店ですっかり仲が良くなった二人は
いつの間にか付き合い始めていた。
特にどちらからというわけでもない。
気が付いたら一緒に居たのである。
その後は状況が良かった他店にしばらく通うことに
なるのだが、店の場所が非常に遠いということで
私は家を引き払って数か月の間、車上生活を
することになった。
引っ越そうとも思ったのだが、いつまで良い状況が
続くかわからないため、部屋は借りられない。
むしろ車上生活をしてみたいとも
思っていたのだ。

日中は某店で夜までパチスロを打ち
夜は近くの健康ランドで風呂に入り
その後駐車場に停めた車内でコンビニ弁当を食べ
酒を飲んで寝る。
幸い夏だったこともあって、寒さの心配はなかったし
警備員に注意されることもなかった。
翌朝はまた某店に並び、時には同業のプロと
徹夜並びをして夜まで打ち・・・
たまに休みの日は彼女の家に泊まって
日頃溜まった悪玉菌を抜いてもらい
スッキリしてから、また車上生活に戻る。
もちろん彼女に対して雑な扱いをしていたわけではない。
ちゃんと旅行や買い物にも連れて行ったりしていた。
そんな生活を数か月続ける。
後半は体もバキバキだったし、まさに若さ故に
できたことだが、そんな生活も某店の状況が
悪化するとともに終わりを告げた。
「ねえ、私借金があって子供が居るの」
そして突然の彼女の宣告。
決してモテない私だったが、時が流れるままに
付き合っただけの彼女に気にしていないとは
言えなかったし、一切未練はなかった。
私は彼女のアパートに置いてあった荷物を
回収し、新たに若い女性と状況の良いパチンコ屋へと
ネグラ替えしたわけだ。
長い車上生活もここで終了である。
その後は打ち子を数人雇い、開店プロとして
しばらく喰っていくことになるのだが、そうして
必死に駆け抜けた大量獲得機~爆裂AT機時代。
・・・あれから20年。
未だにパチスロで生活を続けている私だが
たまにW店の近くを通ると思い出す。
もしかしたら彼女が居るのではないかと
W店を覗いてみると、そこには誰も居らず
パチスロの島には静かな時間だけが流れていた。
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