道外れの人生(改)

■宿命のリセ狙いで食い扶持を失った男
先日、イベント時などにたまに行く某店があるのだが

それまでその店は私が入店すると、いつも宿命が

数回転回されており、停止出目は決まって15枚役。

要するにリセ狩りされた後、ということになる。

ところが、この日宿命は全台0回転。

ついにリセットされなくなったかと思い

有利区間ランプを確認したのだが、ランプは

消えていた。


©武論尊・原哲夫/コアマックス 1983,
©COAMIX 2007 版権許諾証YRG-121
©サミー
※〇の部分が消えていればリセット濃厚。


リセ狩りしていた者も馬鹿馬鹿しくなって

ヤメたのかと思っていたのだが、その店で

打っていた知人に聞いたところ、出禁になったという。

この宿命のリセ狩りをしていた者（プロの男）は

絆2でも全台一回転回したりしていたようで

店側にマークされていたらしい。

私も絆では設定狙いの際に1回転回されている台に

座り、一回目の通常時のモードテーブルが

分からなかったことがあって、正直腹立たしい思いを

したこともある。
※絆2は有利区間移行時から打たないと
次の有利区間に移行した際にユニメモで
前回のモードテーブルが閲覧できない。

ともあれ、そこでついにストップが掛かったというわけだ。

出禁になった男はその店のリセ狙い＆遊タイム狙い

専門だったようで、たかが数百円のために食い扶持を

失ってしまった。

それだけリセ狙いはハイリスクローリターンなのである。


・・・こうした乞食みたいなエナ野郎が増えた原因は

はっきりしている。

noteなどで期待値を発信している者が居るからである。

別にその発信者が悪いというわけではないし

私も参考にしてリセット狙いや天井狙いをすることもある。

ただ期待値があるからといって何でもかんでも

鵜呑みにして回していたら、痛い目に遭うのだ。

それを分かっていない・気にしていない者が

多いということ。

なので経験値の浅い期待値至上主義者は

この手の期待値に飛びつくわけだ。

中には打ち子などを雇ってリセ狩りしている者も

居るだろう。

今のパチ屋は軍団などのグループには敏感になっており

こんなものは当然出禁対象だ。

過去に私は初代金太郎と初代キンパル？で

島占拠したことがあるのだが、それだけで

一発出禁を喰らったこともある。
過去最低！パチスロ設定6の負け記録！機械割160％の初代『サラリーマン金太郎』5千枚全飲まれで爆死


🄫本宮ひろ志/集英社/CIA
🄫ロデオ


・・・そもそもパチスロで喰っている者の立ち回りに対する

考え方は、流れとして


『初心者→期待値至上主義→期待値至上だが居心地の良さ重視or廃業』


このパターンが多いのだ。

私も真面目に設定狙いで喰っていた1998～2003年頃は

期待値至上主義で、おそらく出禁になった彼らと

同じような考えだっただろう。
※その頃はそんな安い台は打たないが。

ただ2003年、パチスロが規制により4,5号機時代になると

やがて居心地の良さを重視するようになった。

要するに安い台のために辛い思いをしたくない

というグータラな考え方からきているわけだ。


・・・パチンコ・パチスロは期待値が全てではない。

勝ち続けるには目立たないよう、気付かれないよう

立ち回る・上手く店と共存していくことも大切なことだ。

5・6号機世代のパチンカーやスロッターはまだ若い。

決して私やペナ野郎のように人生の期待値を失わないよう

気を付けていただきたい。