道外れの人生(改)

【ホール側のメリット・デメリット】
有利区間ランプが廃止されるということは

見た目では設定変更を見抜けないため

リセットするという手間が省ける。

また朝一にリセットの旨味のある台をカニ歩くような

ハイエナ行為をするユーザーは減る。

朝一で何回転か回っている台は処女台よりも

その後の稼働率が悪いというのは事実であり

ホール側としてはその方が楽だし、その場しのぎの

稼働向上にはなるだろう。


・・・だが先ほども言ったように、そのせいで

客は警戒し、打たなくなる可能性もあり

将来的には稼働低下に繋がる。

手間を省くということはリスクもあるわけだ。


■客とホールへの影響と個人的見解
個人的な意見としては、この有利区間ランプの廃止は

そこまで影響は無いとは思うし、あっても無くても

私には大した問題ではないが、ユーザーは多少なりとも

減っていくだろう。

何故客から少ないヒントを奪っていくのか。

そういうもので一般客とプロの間の差を無くしたいのであれば

データ表示器も必要ないだろう。


・・・ただ、それでもデータ表示器さえ無い古い時代から

プロは存在していたし、パチンコ屋は問題なく

営業してきた。

パチスロは時代毎に様々な攻略要素があって

情報が少ない分、その中で自分だけしか知らない

情報を得ることができたり、独自の攻略法で

楽しむことができた。

今回のランプの廃止でも、新しい攻略要素が

生まれるかもしれない。


・・・そういった意味では、コアなパチスロユーザーに

とっては特に何の影響もない。

よく考えてみれば、有利区間ランプの廃止で

困るのは何でもネットの情報に頼って

自分では何も模索できないようなプロもどきの

連中だけだ。

確定告知が無いと設定を見抜けないような

いわゆるよごれプロが損をするわけだ。

そう考えると今回の内規変更は、邪魔な客が減る

という意味では賛成である。


■有利区間ランプの廃止はいつから？



2021年11月9日申請分の型式パチスロから

これが適用されているため、6,5号機と同じく

2022年夏頃までには有利区間ランプの無い機種が

発売・導入されるだろう。

いつ有利区間がリセットされたかわからない

機種が登場するということは、頭の良いメーカーは

それを逆手にとって差枚数上限に到達しても

ユーザーがそれを意識しないような

パチスロを開発するかもしれないのだ。

いや、するはずだ。


・・・現在の情報過多のネット社会の影響で

パチスロは誰でも勝てる方法を簡単に

知ることができるが、そのせいで誰でも知ることが

できる情報や立ち回りでは稼ぐことはできない。

ヒントが少ない分、自分で打って攻略の糸口を見つける

スキルを身に付けていく。

それこそがパチスロで勝つ上での楽しみ方の

一つであるということをネットの情報頼りの

馬鹿野郎達には理解していただきたいものである。