道外れの人生(改)

■6,5号機の最大の罠
最近では6,5号機が主流となりつつあるが、これには

大きな罠がある。

6,5号機では規制緩和されたことで、有利区間が最大

4000Gまで延長され、さらに同一区間内では

差枚数＋2400枚まで可能となった。
6,5号機パチスロ『差枚数2400枚規制緩和内容・詳細』今後のパチスロはどうなる？

ということは、それまでの6号機よりも荒い仕様に

できるわけだ。

だが、機械割の上限は同じ114,9％。
※ただし実際のホールでは検定に通しやすく
するために、設定6の機械割は110％前後と
公表している台が多い。

同じ機械割でも6,5号機は荒いために

勝率は6号機よりも低くなってしまう。

出るということはその分、吸い込みも激しい

ということだ。

設定6の勝率が6割も無いと言われている

犬夜叉が良い例だろう。




こうした一万枚報告をよく耳にするが、それに

比例して逆万枚もあるわけだ。




だが一般ユーザーからしたら、悪い方よりも

良い方が強く印象に残ってしまう。

6,5号機は一万枚が現実的になったことで

客が付く。

稼働が良いのもそのためだ。

とは言え、たかが112,2％。

やがて一万枚出ることよりも負けることの

方が圧倒的に多いと知ってからは客は飛ぶだろう。


・・・4号機爆裂AT機時代、週一でサラリーマン金太郎の

設定6を打てる店があった。

機械割は約160％。

犬夜叉の設定6の5倍の出玉率である。

AT機の魅力は機械割が全てだと思っている私にとって

もはや今のAT機の設定狙いは狙う価値に値しないのだ。

気分転換に狙うことはあっても、それを

メインにするのは苦痛で仕方がない。

110％でも今の時代は打たなければならない

場合もあるが、できれば避けたい。

私が6号機ATを嫌う理由は金にならない

ということの他に、単純につまらないから

というのも大きい。

これは4号機時代にも言えたことだが

AT機はパチスロ本来の面白さを消しているため

それを何でカバーするのかと言えば

やはり出玉である。

それが無くなった今、打つ価値があるのか？

ということだ。

設定6は安定する、エクストラ設定だ

今でもそう言われることは多いが違う。

これは4,1号機の爆裂AT機までの話であり

今のAT機の設定6は安定しないし、エクストラ設定

ではない。

これは昔と違ってメーカーに土下座している

攻略誌も悪い。

そう言わざるを得ないからだ。

実際は今のパチスロの設定4も5も6も出率は

たかが数％の違い。

そこまで変わらないだろう。

機械割が物語っているのだ。


・・・さらに加えて横行する機械割詐称問題。

それを考えると、安易に手出しはできないのである。


■6号機で上手に設定狙いする方法
まずメーカー発表の機械割を信用しないことだ。

それよりもホール割やシミュレート値を参考にすること。

これは攻略誌やネットなどにも掲載されることも

あるため、それをチェックする。

今のパチスロは設定6でも打てないような台も

あるため、意識するのは設定ではなく

勝率と機械割だけでいい。

AT機の打つ最低ラインは勝率80％で機械割110％以上。

ツモ率は最低50％。

これならば日当2万程度になるだろう。


・・・ちなみに私の2022年現在の天井狙いの時給は

約2800円となっているが、ツモ率50％と

同等かそれ以上となっている。

これを見るとますます今のパチスロは

金にならない、時間の無駄だということが

理解できるはずだ。

もちろん努力次第でツモ率は上げることもできる。

ただ、私は努力に見合ったリターンが無いと

感じているため、その時間は他のことに使う。

人間の大切な時間は限られているのだ。


・・・機械割詐称は今後も多くなっていく。

純粋にAT機が好きだという人は打つのも

いいが、メーカー発表値はアテにならないこと

安易に手を出すとヤケドするということを

理解しておこう。

そしてパチスロで勝つために貴重な人生を犠牲にして

打っている私のような社会のゴミ達は、その中で

今設定6を打つ価値が果たして自分にはあるのかを

よく考えてほしいものである。