日本記録『ハナハナ』過去最高枚数!一撃2万枚出した沖スロ中毒者がヤクザの打ち子で逃亡?
- 2023/05/31
- 10:34
■沖スロナンバー1人気!ハナハナ登場
爆裂AT機全盛期だった2001年5月。
パイオニアから今も人気シリーズである
初代ハナハナが登場した。
その名も『ハナハナ-30』

©パイオニア

※スペックについては2001年パチスロ!沖スロ史上最強の攻略法?『ハナハナ30』の思い出。を参照。
本機は沖スロ好きであれば、知らない者は居ないほど
当時は人気を博した台で、シオサイやハイシオ
オアシスに続くハイビスカス告知系第四弾の沖スロ。
一部の地域では沖縄以外でも沖スロ専門店などが
存在していた。
・・・ただ、沖スロブームの要因は裏モノ。
連チャンする裏モノだからこそハイビスカスが
より輝いて見えるわけで、ノーマルであれば
あれほどまでの人気にはならなかっただろう。
今回紹介する初代ハナハナは全国各地に
沖スロ依存症を生み出したが、そのせいで
一人の青年にとある悲劇が起こったのである。
3万枚出る沖スロ!機械割160%超え!裏モノ沖スロ全6イベントで全台15,000枚超えも一台だけ出ない理由
■A店のハナハナイベント
2002年某月。
私が当時通っている店の中に、郊外にある
A店があった。
A店の規模は小さく、パチスロの設置台数は
100台程度。
それでも地元民で賑わう人気店として
高い稼働率を誇っていたのだ。

A店での基本的に勝てる立ち回りは
沖スロのリセットモーニング狙い。
この店は毎日ハナハナ(32Gver.)に
リセットモーニングを仕込んでいた。
※リセットモーニングとは店が任意に仕込める
サービスで、モーニングとは違い、台に
元々仕様として存在する。
仕込める連チャン回数は単発or3連or7連。
日にもよるが、大体1/2~1/3の確率で
モーニングにありつけたのだが、これが
イベント時になると全台モーニングで
7連する台もちらほら。
朝一に32G回すだけで期待値的には
1万円くらいになっただろう。
なので、A店ではまずハナハナのモーニングを
頂いてから、その後にゴーゴージャグラー(状態ver)の
モーニングを頂く。
それが終わったら全台リセットの獣王で高確を
消化し、それら全てを終えてから、設定狙い
という流れである。
・・・そんな中、ある日A店から会員メールで
こんなメッセージが届く。
『ハナハナがより過激に!全台お祭り!』
一見ただのハナハナのイベントかと
思うのだが、そうではなかった。
A店の沖スロはハナハナの他に
オアシスと海人があったのだが
それぞれver.が異なっていた。
ハナハナと海人は32G、オアシスはスイカ
だった。
ハナハナの32Gver.は裏モノでありながら、比較的
甘めの仕様で波は穏やか。
※それでもノーマルの沖スロよりは
断然荒いが。
対するスイカver.は当サイトでも何度か
紹介している通り、とてつもなく波が荒い。
パチスロ歴代最高(最低)負け額!パチスロで一番負けた日。
つまりメール内容の『ハナハナがより過激に!』は
32Gからスイカにバージョン変化したという
可能性が高い。
ただ、そうなってくるとモーニングがおいしかった
ハナハナに用はない。
※スイカver.にもモーニングは存在したが
詳細は知らなかった。
ないのだが、イベント当日私の同級生の
沖スロ中毒者(無職のスロプー)からの誘いもあって
とりあえずはA店に行くことになったのである。
・・・イベント当日。
知人と開店30分前くらいから並ぶ。
並びの客層は半分が常連のチンピラに
沖スロ中毒者のおっさん達。
相変わらず女性客は一人も居ない。
で、知人と談笑しながら開店を待っていると
パチ屋のお馴染みのBGMと共にドアが開く。
と同時に皆ハナハナの島に一斉にダッシュ。

知人は何とかハナハナを確保できたが
私は確保せず。
台はギリギリ空いていたのだが
私が向かったのは誰も居ないジャグラーの島。
やはりスイカver.になったであろうハナハナよりも
確実にモーニングを頂けるジャグラーに
吸い込まれたわけだ。
・・・で、ジャグラーのモーニングを消化し
ハナハナの挙動を伺っていると
予想通り、全台スイカver.になっていた。
※1000円平均17~8Gしか回らないので
すぐに分かる。
しかも初のバージョン切り替え当日という
こともあってか、朝からお祭り状態。

至る所でハイビスカスが点滅しまくり。
で、気になる知人はというと
これが朝一は多少ハマっていたものの
最初のボーナスを皮切りに
連チャンに次ぐ連チャン。
延々とボーナスを吐き出し続ける知人に
途中台が壊れたかと思うほどだった。
スイカver.の仕様はパチスロ歴代最高(最低)負け額!パチスロで一番負けた日。でも
紹介しているが、18段階設定。
通常の6段階設定にハイ・ミドル・ローの
3段階の裏設定が存在していた。
これにより、地獄ゾーンと天国ゾーンという
いわゆるCZを搭載することが可能になり
地獄ゾーンはその名の通り、ボーナス
無抽選ゾーン。
天国ゾーンは数Gのボーナス超高確率ゾーンで
これが何セットも連チャンすることで
爆裂仕様を演出していたわけである。
・・・そういうわけで知人の連チャンが
終わったのは夕方頃。
途中終わったと見せかけての引き戻し込みで
一撃で70連チャンの2万枚オーバーである。
一撃で2万枚オーバーはいくらスイカでも
そう簡単に出るものではない。
他にも1万枚超えの台が多数あって
本当のお祭り。
最終的には知人は25,000枚ほどの
コインを獲得し、爆勝ちを収めた。
※私もジャグラーのモーニングと
他のノーマルでそれなりの日当を得た。
・・・その日の夜、知人に食べ放題のレストランを
奢ってもらったのだが、翌日から彼は
すっかりハナハナスイカの虜。
毎日A店でハナハナを叩き、約2週間で
『200万円負け』
一週間で50万勝ちから150万負けまで
転落してしまったのである。
しかもその間、彼はチンピラ常連達と仲良くなり
打ち子を頼まれていた。
その詳細は地方の店で設定を買っている店があって
そこで打ってくれとのこと。
日当は1万5000円で、1万枚以上出すと
2万円(うる覚え)。
※負け分は自腹で保障無し。
決して良い条件とは言えず、むしろ
店ぐるみではないため、バレれば
袋叩きの上、捕まるため、リスクが
大きすぎる。
が、2週間で200万負けた彼は
私が何度も止めたにも関わらず、貯金もほとんど
無くなってしまったのか承諾してしまった。
※ちなみに私もいくらか金を貸したが
返ってきていない。
それ以降、彼は変装をして地方の
パチ屋でアラジンAとジャグラーの設定6を
閉店まで回すという作業を強いられた。
そして安い日当を貰い、その金で
ハナハナにぶっこむ。
そんなことを繰り返しているうちに
彼はそのチンピラ常連達に借金を
するようになった。
最初のうちは打っている機種が
アラジンやジャグラーなどの設定6だったため
負けることはほぼ無かったのだが
次第に機種が辛めのストック機や設定5が
混じるようになってからは負けることも
多くなっていったのだ。
そうなると、15,000円と少ない日当では
当然赤字である。
しかも地方の店だったため、交通費などを
考えると、全くおいしくない。
※彼は車を持っていたので、交通費は
ガソリン代のみだが、それでも
100キロ以上離れた店なので
馬鹿にならなかった。
そしていつしかチンピラ常連達に
借金を返すために、彼は打ち子を続ける。
抜けたくても抜け出せないわけだ。

・・・結局彼は初代北斗の拳が登場する頃まで
打ち子を続け、最後は逃亡。
数百万?の借金を残したまま、彼らの前から
姿を消したのである。
※彼から連絡が来て、しばらく実家に戻って
仕事をするとのことだった。
そうなると当然私は彼の知り合いということで
チンピラ常連達に詰められる。
そうなるわけにはいかないので
以降、私がA店に近寄ることはなくなった。
・・・あれから20年。
A店は5号機時代初期に閉店し
彼は今では二児の父親で、休みの日に
たまにハナハナを叩いているそうだが
当時の沖スロは、人生を棒に振ってしまうほどの
中毒性が確かにあったのである。
2002年某月。
私が当時通っている店の中に、郊外にある
A店があった。
A店の規模は小さく、パチスロの設置台数は
100台程度。
それでも地元民で賑わう人気店として
高い稼働率を誇っていたのだ。

A店での基本的に勝てる立ち回りは
沖スロのリセットモーニング狙い。
この店は毎日ハナハナ(32Gver.)に
リセットモーニングを仕込んでいた。
※リセットモーニングとは店が任意に仕込める
サービスで、モーニングとは違い、台に
元々仕様として存在する。
仕込める連チャン回数は単発or3連or7連。
日にもよるが、大体1/2~1/3の確率で
モーニングにありつけたのだが、これが
イベント時になると全台モーニングで
7連する台もちらほら。
朝一に32G回すだけで期待値的には
1万円くらいになっただろう。
なので、A店ではまずハナハナのモーニングを
頂いてから、その後にゴーゴージャグラー(状態ver)の
モーニングを頂く。
それが終わったら全台リセットの獣王で高確を
消化し、それら全てを終えてから、設定狙い
という流れである。
・・・そんな中、ある日A店から会員メールで
こんなメッセージが届く。
『ハナハナがより過激に!全台お祭り!』
一見ただのハナハナのイベントかと
思うのだが、そうではなかった。
A店の沖スロはハナハナの他に
オアシスと海人があったのだが
それぞれver.が異なっていた。
ハナハナと海人は32G、オアシスはスイカ
だった。
ハナハナの32Gver.は裏モノでありながら、比較的
甘めの仕様で波は穏やか。
※それでもノーマルの沖スロよりは
断然荒いが。
対するスイカver.は当サイトでも何度か
紹介している通り、とてつもなく波が荒い。
パチスロ歴代最高(最低)負け額!パチスロで一番負けた日。
つまりメール内容の『ハナハナがより過激に!』は
32Gからスイカにバージョン変化したという
可能性が高い。
ただ、そうなってくるとモーニングがおいしかった
ハナハナに用はない。
※スイカver.にもモーニングは存在したが
詳細は知らなかった。
ないのだが、イベント当日私の同級生の
沖スロ中毒者(無職のスロプー)からの誘いもあって
とりあえずはA店に行くことになったのである。
・・・イベント当日。
知人と開店30分前くらいから並ぶ。
並びの客層は半分が常連のチンピラに
沖スロ中毒者のおっさん達。
相変わらず女性客は一人も居ない。
で、知人と談笑しながら開店を待っていると
パチ屋のお馴染みのBGMと共にドアが開く。
と同時に皆ハナハナの島に一斉にダッシュ。

知人は何とかハナハナを確保できたが
私は確保せず。
台はギリギリ空いていたのだが
私が向かったのは誰も居ないジャグラーの島。
やはりスイカver.になったであろうハナハナよりも
確実にモーニングを頂けるジャグラーに
吸い込まれたわけだ。
・・・で、ジャグラーのモーニングを消化し
ハナハナの挙動を伺っていると
予想通り、全台スイカver.になっていた。
※1000円平均17~8Gしか回らないので
すぐに分かる。
しかも初のバージョン切り替え当日という
こともあってか、朝からお祭り状態。

至る所でハイビスカスが点滅しまくり。
で、気になる知人はというと
これが朝一は多少ハマっていたものの
最初のボーナスを皮切りに
連チャンに次ぐ連チャン。
延々とボーナスを吐き出し続ける知人に
途中台が壊れたかと思うほどだった。
スイカver.の仕様はパチスロ歴代最高(最低)負け額!パチスロで一番負けた日。でも
紹介しているが、18段階設定。
通常の6段階設定にハイ・ミドル・ローの
3段階の裏設定が存在していた。
これにより、地獄ゾーンと天国ゾーンという
いわゆるCZを搭載することが可能になり
地獄ゾーンはその名の通り、ボーナス
無抽選ゾーン。
天国ゾーンは数Gのボーナス超高確率ゾーンで
これが何セットも連チャンすることで
爆裂仕様を演出していたわけである。
・・・そういうわけで知人の連チャンが
終わったのは夕方頃。
途中終わったと見せかけての引き戻し込みで
一撃で70連チャンの2万枚オーバーである。
一撃で2万枚オーバーはいくらスイカでも
そう簡単に出るものではない。
他にも1万枚超えの台が多数あって
本当のお祭り。
最終的には知人は25,000枚ほどの
コインを獲得し、爆勝ちを収めた。
※私もジャグラーのモーニングと
他のノーマルでそれなりの日当を得た。
・・・その日の夜、知人に食べ放題のレストランを
奢ってもらったのだが、翌日から彼は
すっかりハナハナスイカの虜。
毎日A店でハナハナを叩き、約2週間で
『200万円負け』
一週間で50万勝ちから150万負けまで
転落してしまったのである。
しかもその間、彼はチンピラ常連達と仲良くなり
打ち子を頼まれていた。
その詳細は地方の店で設定を買っている店があって
そこで打ってくれとのこと。
日当は1万5000円で、1万枚以上出すと
2万円(うる覚え)。
※負け分は自腹で保障無し。
決して良い条件とは言えず、むしろ
店ぐるみではないため、バレれば
袋叩きの上、捕まるため、リスクが
大きすぎる。
が、2週間で200万負けた彼は
私が何度も止めたにも関わらず、貯金もほとんど
無くなってしまったのか承諾してしまった。
※ちなみに私もいくらか金を貸したが
返ってきていない。
それ以降、彼は変装をして地方の
パチ屋でアラジンAとジャグラーの設定6を
閉店まで回すという作業を強いられた。
そして安い日当を貰い、その金で
ハナハナにぶっこむ。
そんなことを繰り返しているうちに
彼はそのチンピラ常連達に借金を
するようになった。
最初のうちは打っている機種が
アラジンやジャグラーなどの設定6だったため
負けることはほぼ無かったのだが
次第に機種が辛めのストック機や設定5が
混じるようになってからは負けることも
多くなっていったのだ。
そうなると、15,000円と少ない日当では
当然赤字である。
しかも地方の店だったため、交通費などを
考えると、全くおいしくない。
※彼は車を持っていたので、交通費は
ガソリン代のみだが、それでも
100キロ以上離れた店なので
馬鹿にならなかった。
そしていつしかチンピラ常連達に
借金を返すために、彼は打ち子を続ける。
抜けたくても抜け出せないわけだ。

・・・結局彼は初代北斗の拳が登場する頃まで
打ち子を続け、最後は逃亡。
数百万?の借金を残したまま、彼らの前から
姿を消したのである。
※彼から連絡が来て、しばらく実家に戻って
仕事をするとのことだった。
そうなると当然私は彼の知り合いということで
チンピラ常連達に詰められる。
そうなるわけにはいかないので
以降、私がA店に近寄ることはなくなった。
・・・あれから20年。
A店は5号機時代初期に閉店し
彼は今では二児の父親で、休みの日に
たまにハナハナを叩いているそうだが
当時の沖スロは、人生を棒に振ってしまうほどの
中毒性が確かにあったのである。
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