パチスロ名機物語外伝10~汚いギャルとゲッターマウスの設定6イベントに参加する小僧~
- 2016/04/02
- 19:59
「パチプロは決して幸せにはなれない。
だからこそこうしてパチスロで酒代を稼ぎ
今日も酒を飲む。」
これは生涯収支が一億円を突破した
現役パチプロあおさんの過去の話を
綴った物語である。
※パチスロ名機物語外伝~裏ハナビで3万枚を夢見た小僧~
※パチスロ名機物語外伝2前編~パチプロ軍団の貧弱シャクレ女VS小僧~
※パチスロ名機物語外伝2後編~貧弱シャクレ女のその後~
※パチスロ名機物語外伝3~裏モノ「キングガルフ」で状態突入させる小僧~
※パチスロ名機物語外伝4~爆裂機リノを追い求めて北海道へ~
※パチスロ名機物語外伝5~伝説の爆裂連チャン機CR花満開~
※パチスロ名機物語外伝6~ゴト、セット、サクラ専門のパチプロオヤジ~
※パチスロ名機物語外伝7~ゴト師(体感機)VSジャグラーくそ野郎~
※パチスロ名機物語外伝8~チェリーバーを打つ有名パチスロライターコンビ~
※パチスロ名機物語外伝9~初代獣王増台当日に絶大攻略法を試す男~
■1999年~2000年頃
当時ユニバーサルが全盛であり
勝ちにこだわって立ち回る日は
イベント狙いでアステカやクランキーコンテストや
ハナビをメインに攻めていたのだが
それ以外の日も遊びでパチスロを
打ちに行っていた。
当時浮気相手の同級生の女が居て
彼女は夜は飲み屋で働き、昼間は俺と
よく錆びれたパチ屋を巡ってはレア台なんかを
打ちに行く女流スロッター。
見た目は色黒で痛んだ金髪という
なんとも頭の悪そうな女だったが
実際はパチスロにかなり詳しく
目押しも上手い。
花月のハズシを華麗にこなし
ダイナマイトでもボカンボカン言わせるような
女だったのだ。

©山佐
※1999年山佐から発売された
大量獲得機であり、1ビッグで
簡単目押しで500枚程度のコインを
獲得することができた。
ハズシは効果はないとされていたが
二枚掛けでリプレイハズシをすることで
制御上15枚役を取りこぼしてしまうことも
あるが、大幅な枚数アップが見込めた。
ただビタ押しの頻度が高くかなりの上級者で
なければハズシをすることは許されないマシン。
その中でも彼女がよく打っていたのは
初代ゲッターマウス。
最近出た5号機のゲッターと
見た目も中身もほとんど変わらない。
で、花月やダイナマイトに比べると
ハズシも簡単で遊べるマシンだった。
初代ゲッターがホールに登場したのは
1996年なので旬はとっくに過ぎていたのだが
二人共このネズミの癒しを求めて
設定1のゲッターをよく打ちに
行っていたのである。
そんなある日。
ユニバ系によく高設定を使う店が
クレ落ちイベントを開催するということで
二人で朝から打ちに行った。
もちろん二人共ゲッターを確保して
彼女の方が速攻ビッグ!
で、ビッグ終了後・・・
軽く舌打ちしながら見守ると・・・
予想通りクレ落ちして設定6が確定!
その瞬間、隣で打っていた俺は
ジュースを奢って貰い
クランキーコンテストに移動。
乗り打ちではないので
今日は彼女の金で焼肉に行って
その後は、ムフフ・・・
などと考えていると
案の定コンテストのクレ落ちは他の客に
持っていかれて俺の稼働はそこで終了。
その後は閉店近くまで店を徘徊しては
休憩所で暇を潰すという今とさほど変わらない
動きをして彼女が打ち終わるのを待った。
・・・で、やっと夜も11時になろうか
というところで見に行くと
頭上には6つのドル箱が。
綺麗に詰められたカチ盛り6つのドル箱を見て
この女どうしてくれようなどと一瞬思ったのだが
いやいや仲間じゃないか。
じゃあ流して飯でも行こうなんて話しかけると
何故かこの女、しかめっ面である。
たかだかゲッターマウスの設定6で8000枚も
出しておいてその納得いかない表情は
何様だこの野郎と言いかけたのだが
訳を聞いてみると自慢の爪が折れたとのこと。
・・・なるほど綺麗に人差し指の爪が
半分になっている。
俺「まあまた伸ばせばいいじゃない」
とコンテストと某裏モノで5万負けた私が
必死に慰めて、美味い焼肉を奢ったのである。
若い女が高設定だからと鬼の形相で
パチスロを閉店までぶん回している姿は
正直あまり見たくない。
ただそれよりも10万以上勝っておきながら
5万負けた私に爪が割れたからといって
飯をタカる同級生の彼女は見たくないどころか
あまりの図々しさに感服したほどである。
だがそれでも奢ってしまうのは
見返りを求める悲しい男のスケベ心から。
どうやらそれが当時も
顔に出ていたのだろう。
彼女は見抜いていた。
彼女「じゃあやらせてあげないからね」
と幾度と言われる度に
私「失礼いたしました」
と飯を奢る。
私が今も飲み屋の女に金をタカられる理由が
お分かりになろう。
さて次回は・・・
今日は稼働を休んだので
明日は久しぶりにハイエナ稼働でも
する予定です。
明日夜の更新をお楽しみに!
見た目も中身もほとんど変わらない。
で、花月やダイナマイトに比べると
ハズシも簡単で遊べるマシンだった。
初代ゲッターがホールに登場したのは
1996年なので旬はとっくに過ぎていたのだが
二人共このネズミの癒しを求めて
設定1のゲッターをよく打ちに
行っていたのである。
そんなある日。
ユニバ系によく高設定を使う店が
クレ落ちイベントを開催するということで
二人で朝から打ちに行った。
もちろん二人共ゲッターを確保して
彼女の方が速攻ビッグ!
で、ビッグ終了後・・・
軽く舌打ちしながら見守ると・・・
予想通りクレ落ちして設定6が確定!
その瞬間、隣で打っていた俺は
ジュースを奢って貰い
クランキーコンテストに移動。
乗り打ちではないので
今日は彼女の金で焼肉に行って
その後は、ムフフ・・・
などと考えていると
案の定コンテストのクレ落ちは他の客に
持っていかれて俺の稼働はそこで終了。
その後は閉店近くまで店を徘徊しては
休憩所で暇を潰すという今とさほど変わらない
動きをして彼女が打ち終わるのを待った。
・・・で、やっと夜も11時になろうか
というところで見に行くと
頭上には6つのドル箱が。
綺麗に詰められたカチ盛り6つのドル箱を見て
この女どうしてくれようなどと一瞬思ったのだが
いやいや仲間じゃないか。
じゃあ流して飯でも行こうなんて話しかけると
何故かこの女、しかめっ面である。
たかだかゲッターマウスの設定6で8000枚も
出しておいてその納得いかない表情は
何様だこの野郎と言いかけたのだが
訳を聞いてみると自慢の爪が折れたとのこと。
・・・なるほど綺麗に人差し指の爪が
半分になっている。
俺「まあまた伸ばせばいいじゃない」
とコンテストと某裏モノで5万負けた私が
必死に慰めて、美味い焼肉を奢ったのである。
若い女が高設定だからと鬼の形相で
パチスロを閉店までぶん回している姿は
正直あまり見たくない。
ただそれよりも10万以上勝っておきながら
5万負けた私に爪が割れたからといって
飯をタカる同級生の彼女は見たくないどころか
あまりの図々しさに感服したほどである。
だがそれでも奢ってしまうのは
見返りを求める悲しい男のスケベ心から。
どうやらそれが当時も
顔に出ていたのだろう。
彼女は見抜いていた。
彼女「じゃあやらせてあげないからね」
と幾度と言われる度に
私「失礼いたしました」
と飯を奢る。
私が今も飲み屋の女に金をタカられる理由が
お分かりになろう。
さて次回は・・・
今日は稼働を休んだので
明日は久しぶりにハイエナ稼働でも
する予定です。
明日夜の更新をお楽しみに!
シェアして皆に教えよう!
- 関連記事
-
パチスロ名機物語外伝12~裏アラジンAでAT150連チャンの大爆裂をかます小僧~
パチスロ名機物語外伝11~スーパープラネット設定6とみなし機種問題~
- パチスロ名機物語外伝10~汚いギャルとゲッターマウスの設定6イベントに参加する小僧~
パチスロ名機物語外伝9~初代獣王増台当日に絶大攻略法を試す男~
パチスロ名機物語外伝8~チェリーバーを打つ有名パチスロライターコンビ~