「パチプロは決して幸せにはなれない。
だからこそこうしてパチスロで酒代を稼ぎ
今日も酒を飲む。」これは生涯収支が一億円を突破した
現役パチプロあおさんの過去の話を
綴った物語である。
■1999~2000年頃毎日のようにパチスロを打ち倒していた
20世紀末の私。
コンドルシリーズだけでなく
タコ、レッツなどの難易度高めのマシンも打って
目押しの練習に励んでいた。
ユニバ系の機種は当時大人気で
そればかり打っていた記憶があるが
1999年に平和からパチスロ機第一弾として
登場したこの台も記憶に残っている。

©平和
その名も
『スノーキー』※ボーナス確率
設定1:B1/292R1/655
設定2:B1/277R1/606
設定3:B1/264R1/564
設定4:B1/248R1/528
設定5:B1/240R1/468
設定6:B1/240R1/364
※機械割
設定1:97%
設定2:99%
設定3:102,5%
設定4:106%
設定5:112%
設定6:116%
A400のノーマルタイプであり、兄弟機には
キングシャーク2がある。
1999年パチスロ!『キングシャーク2』パチ屋の女店長と付き合って設定買収?サクラプロの末路。リプレイハズシは簡単な割に効果は高く
機械割も高め。
またビッグ中のハズレとスイカ出現率に
大幅な設定差が設けられており
私もユニバ以外の機種の中では
良く打っていたマシンの一つである。
ボーナス成立後に台が青く染まる
ブルーフラッシュは最高だ。
当時の私は遠隔で捕まった裏物だらけの
某パチンコ屋に一時期毎日のように
スノーキーを打ちに行っていた記憶がある。
※モンスターハウスが全台夜の7時に
大当たりしていた異様な光景は
今も記憶に残っている。
その1年後の2000年に平和から登場したのが
ガタガタと揺れるあの役物付きパチスロ
初代『ルパン三世』だ。
※ちなみに平和役物付き第一弾は
ガイキッズ。
©モンキーパンチ
©平和
※ボーナス確率
設定1:B1/303R1/655
設定2:B1/275R1/655
設定3:B1/256R1/655
設定4:B1/238R1/655
設定5:B1/238R1/468
設定6:B1/238R1/358
※機械割(ハズシ非考慮)
設定1:93,8%
設定2:97,7%
設定3:101%
設定4:104,3%
設定5:106,4%
設定6:108,8%
ビッグはシングル揃いとダブル揃いがあり
揃えるラインによってハズシ難易度が
変わるというマシン。
シングルの場合は制御上リプレイ成立時に
必ず下段テンパイするので、左リール
「プラムリプレイベル」のベルを
リプレイテンパイラインに
ビタ押しすればハズシ可能。
ダブルの場合は上段テンパイするので
簡単ハズシが可能。
完璧にこなせば設定1でも機械割は100%を
超えた。
また通常時の予告音からの対応役矛盾や
スベリなど、かなり完成度の高い
マシンであった。
私もこの機種は好きだったのだが
この頃はビーマックスや大ハナビの
イベント狙いでフル稼働だったので
じっくり打つ暇がなかった。
何も無い日に自宅近くの静かなホールで
ルパンやキンタイ、ワニマル、ゲッターを
遊び打ちしていたくらいだろう。
※パイオニアからも『ルパン』という台が
発売されているが怪盗ルパンのことで
本機とは全く関係無い。ただ、平和のパチスロも良い台ばかりではない。
その後に登場した大量獲得機である
『大江戸桜吹雪』にはガッカリした。

©平和
※ボーナス確率
設定1:B1/374R1/655
設定2:B1/344R1/655
設定3:B1/312R1/655
設定4:B1/292R1/585
設定5:B1/262R1/512
設定6:B1/238R1/358
※機械割(ハズシ非考慮)
設定1:95,6%
設定2:99,9%
設定3:103,7%
設定4:107,8%
設定5:113,7%
設定6:119,9%
わけのわからないリール制御と
大ハナビと同じくハズレ演出を
カットできないことで少々怒りを覚えたが
何故か笑える4thリール演出は見物で
ある意味楽しめた台。
簡単ハズシを駆使すれば設定6の機械割は
120%を優に超える。
当時はやはり大量設置されていた
大ハナビの影に薄れてあまり人気は出なかった。
その後の平和は爆裂AT機『ゴルゴ13』や
大量獲得機末期の台『不二子』、
4,5号機のAT機『猪木』などのマシンを
登場させていくこととなる。
2000年前後の私はグランドオープン狙いを
していて、そのホールの状況が良ければ
しばらく通うというスタイルだったので
その機種、その機種毎に
過去に行った様々なホールの
思い出がよみがえってくるのである。
遠隔で捕まったホールで目押しを
してあげる度に小銭をくれた爺さんや
ルパンのハズシをババアに頼まれて
ミスして怒られたり・・・
あの昭和の情緒溢れる雰囲気のホールは
もう無く、今は大手のパチンコ屋ばかり。
個人経営の店など皆無である。
昔からパチスロを打っている人は
どこか寂しい気持ちでパチスロを
打っているだろう。
あの頃は良かったなど、単なるジジイの
戯言でしかないが、パチスロ自体もそうだ。
楽しいから打ち込めたし、その機種に
詳しくなれた昔とは違い、次々に登場しては
すぐに消えていく現在のテレビ付きの
パチスロ。
心から楽しめるような名機が今後
登場するのか・・・
それはメーカー次第である。
シェアして皆に教えよう!
http://mitihazure.blog.fc2.com/blog-entry-302.htmlパチスロ名機物語外伝15~平和パチスロの歴史、思い出の第一弾機種とは?~
- 関連記事
-