パチスロ名機物語6前編~4号機最後の破壊的攻略法、歓喜と絶望を味わう若造~
- 2015/10/25
- 01:27
今日は稼働休みです。
そんなわけで・・・
名機物語の続きをお読み下さい。
※パチスロ名機物語
※パチスロ名機物語2
※パチスロ名機物語3
※パチスロ名機物語4
※パチスロ名機物語5
■2000年冬頃
風俗嬢と別れて新たに一つ上のアパレル女と
付き合い始めた小僧。
私生活もパチスロも順調で、実に悠長な
生活を送っていた。
大ハナビの人気も衰え、大量獲得機の時代は
終わり、少しづつ爆裂AT機時代に突入する。
※一冊目の収支帳を紛失したため、このへんの
時期は少し曖昧なことをご了承下さい。
だがそれでも超大量獲得機と呼ばれた
いわゆるA700マシンも登場した。
「マリンバトル」や「M771」、「ガメラ」。

©サミー
※ガメラ・・・2001年にロデオから
発売された大量獲得機。
リプレイフラグを持ち越すことで
超大量獲得が可能となった。
ちなみにフラグ持ち越し機能を初搭載した機種は
大都技研「バンバン」。
そして大量獲得機だけでなく、AR機も
登場する。
※AR・・・アシストリプレイの略。
リプレイ確率が大幅にアップすると同時に
取りこぼす可能性のある小役を
ナビしてくれることがある。
その代表的な機種といえば、もちろん
サミーから発売された「ディスクアップ」だ。

©サミー
この機種は相当打ち込んだ台で、私が好きな
打ち方は左スイカリプレイスイカ狙い。
そのまま止まれば悶絶の1リール確定目である。
さらにノーマルビッグ中は中リールに
「リプ・星・星」をビタ押しすることで
3択の15枚ナビを2択にできるといった
技術介入も取り込まれていて、完璧に打てば
1でも機械割は102%ほどになる。
スリス見たさに毎日狂ったように打っていた
私だが、設定6を打てたのは数える程度だった。
あれ?
この時期は風俗嬢と付き合ってた時かな?
・・・話を戻そう。
AT機の前身となるAR機が発売される頃には
車も買い、Tさんとも別行動を取るように
なっていた。
友達をバイトで雇ったり、新装開店狙いで
各地を周ったり開店プロのようなことも
していた。

徹夜並びは当たり前の時代、当然若さもあり
イベントには積極的に参加していたおかげで
収支は相変わらず絶好調であった。
ただ月の収支が100万を超えても派手に
遊びに使うようなこともせず、彼女に使い
残りは貯金していた。
当時は貯金残高を見るのが楽しみだったのだ。
この時期は今よりもサクラやウチコを使って
稼ぐといった手段が流行っていた。
当然私にもサクラやうち子の誘いが
たまにあったのだが、少しでも危険な臭いを
感じると全て断っていた。
「細く長く。」
これが私のモットーであり、その信念を
曲げる気は一切なかったのだ。
設定を打ってる人間に教えてもらったことは
あるが。
攻略法の類もこの時期だとまだ色々と
発覚しており、テクノコーシンの
「スターゲイト」や「温泉天国」は有名だろう。
ただ、攻略法というよりもゴトに近い
手順だったし、やることはなかった。
スターゲートに関しては偶然やっていたと思うが。
※スターゲイト攻略法手順・・・小役が
成立するまでウエイトをかけずに打つ。
小役が揃ったらフルウエイトでぶん回すだけ。
これで出っぱなしだ。
※温泉天国の攻略法手順・・・クレジットオフの
状態で小役を揃え、その最中にクレジットオンに
すると、コインは払い出されながらも
クレジットには払い出し枚数が加算される。
そんなこんなで攻略法とは無縁の立ち回りで
大好きなディスクアップを打っていた
2000年のある日のこと・・・
私はいつものように打っていたのだが
どうもその日はレバーの調子がおかしい。
よくレバーを叩く時に強打する人がいるが
そのせいなのか感知が悪いのだ。
店員を呼んでも直らないので
段々イライラしてくる。
ついには強打してしまった。
すると・・・
・・・・・・・・・
「うわ!!!」
なんとリールが勝手に回り始めた。
ストップボタンを止めるとまた勝手に回る。
感知が悪いせいなのか、ここまでくると
呆れて笑うしかなかった。
何とかレバーをいじっていると
治まったのだがさすがに打てないので
店員を呼んでその日は家に帰った。
ところが、問題なのは勝手にリールが
回っていた時に揃っていた役だったのだ。
リプレイが、10回程連続で揃ったのである。
「なんだったんだ・・・」
そう思ったのだが、それから数か月が経った頃
ある雑誌の小さな記述を見た途端
背中に寒気が走った。
「まさか・・・」
思いもよらない偶然を一致させたある記述・・・
そして、まだ半人前の若造の脳裏に
ある予感が浮かんだのは、
まだ寒さの残る2001年春のことであった。

後編に続く・・・
次回の更新もお楽しみに!
車も買い、Tさんとも別行動を取るように
なっていた。
友達をバイトで雇ったり、新装開店狙いで
各地を周ったり開店プロのようなことも
していた。

徹夜並びは当たり前の時代、当然若さもあり
イベントには積極的に参加していたおかげで
収支は相変わらず絶好調であった。
ただ月の収支が100万を超えても派手に
遊びに使うようなこともせず、彼女に使い
残りは貯金していた。
当時は貯金残高を見るのが楽しみだったのだ。
この時期は今よりもサクラやウチコを使って
稼ぐといった手段が流行っていた。
当然私にもサクラやうち子の誘いが
たまにあったのだが、少しでも危険な臭いを
感じると全て断っていた。
「細く長く。」
これが私のモットーであり、その信念を
曲げる気は一切なかったのだ。
設定を打ってる人間に教えてもらったことは
あるが。
攻略法の類もこの時期だとまだ色々と
発覚しており、テクノコーシンの
「スターゲイト」や「温泉天国」は有名だろう。
ただ、攻略法というよりもゴトに近い
手順だったし、やることはなかった。
スターゲートに関しては偶然やっていたと思うが。
※スターゲイト攻略法手順・・・小役が
成立するまでウエイトをかけずに打つ。
小役が揃ったらフルウエイトでぶん回すだけ。
これで出っぱなしだ。
※温泉天国の攻略法手順・・・クレジットオフの
状態で小役を揃え、その最中にクレジットオンに
すると、コインは払い出されながらも
クレジットには払い出し枚数が加算される。
そんなこんなで攻略法とは無縁の立ち回りで
大好きなディスクアップを打っていた
2000年のある日のこと・・・
私はいつものように打っていたのだが
どうもその日はレバーの調子がおかしい。
よくレバーを叩く時に強打する人がいるが
そのせいなのか感知が悪いのだ。
店員を呼んでも直らないので
段々イライラしてくる。
ついには強打してしまった。
すると・・・
・・・・・・・・・
「うわ!!!」
なんとリールが勝手に回り始めた。
ストップボタンを止めるとまた勝手に回る。
感知が悪いせいなのか、ここまでくると
呆れて笑うしかなかった。
何とかレバーをいじっていると
治まったのだがさすがに打てないので
店員を呼んでその日は家に帰った。
ところが、問題なのは勝手にリールが
回っていた時に揃っていた役だったのだ。
リプレイが、10回程連続で揃ったのである。
「なんだったんだ・・・」
そう思ったのだが、それから数か月が経った頃
ある雑誌の小さな記述を見た途端
背中に寒気が走った。
「まさか・・・」
思いもよらない偶然を一致させたある記述・・・
そして、まだ半人前の若造の脳裏に
ある予感が浮かんだのは、
まだ寒さの残る2001年春のことであった。

後編に続く・・・
次回の更新もお楽しみに!
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