クランキーコンドルシリーズの名機?『グランシエル』だけで月100万勝った男~パチスロ名機物語外伝40~
- 2017/05/26
- 14:09
「パチプロは決して幸せにはなれない。
だからこそこうしてパチスロで酒代を稼ぎ
今日も酒を飲む。」
これは生涯収支が一億円を突破した
現役パチプロあおさんの過去の話を
綴った物語である。
■2000年頃
ユニバーサルの技術介入の代表的な機種と言えば
1995年登場の4号機クランキーコンドル。
それからクランキーコンテスト、アレックスと
コンドルシリーズが続き、4作目として
2000年に登場したのが・・・
この『グランシエル』である。

©アルゼ
※ボーナス確率
設定1:B1/303,4R1/655,3
設定2:B1/292,5R1/630,1
設定3:B1/277,7R1/606,8
設定4:B1/260,1R1/606,8
設定5:B1/240,9R1/606,8
設定6:B1/240,9R1/364,1
※機械割
設定1:97,5%
設定2:99,8%
設定3:102,4%
設定4:107%
設定5:111,6%
設定6:116,6%
当ブログでも何度か紹介した記憶があるが
私の好きなビッグ偏向型マシンで、フル攻略で
打てば設定1でも機械割は100%を超える
ユニバお約束の激アマスペック。
ハズレフラッシュ演出が多かったことが
プレイヤーには不評だったが、コンドルシリーズの
中では個人的に最も音楽が好きだった機種。
一度ビッグ中の音楽を聴くと病みつきになるのは
間違いない。
私がこれをよく打っていたのが、家の近くの
店で、新台からしばらくお世話になった。
この機種は小役確率の高低が存在せず
減算値から設定判別することが不能だったが
ビッグ中の15枚役とハズレ出現率に
設定差があった。
なので、通常時は左リール上段か中段に
上にチェリーの付いたコンドルを狙って中右を
適当に打つという完璧手順を踏み
※この打ち方はチェリーを必ず角で取得でき
スイカは出現しないためこぼす心配も無し。

あとはビッグ中の判別をするだけで、かなり
勝てた機種である。
私が通っていた店は設定6を使うことはまず無く
大体が設定45メインだった。
当時の私は解析には疎く、当初ビッグ中の
小役確率までは把握していなかったのだが
この情報は店で知り合った剛腕パチプロに
新台初日に教えてもらった。
※後に雑誌に解析情報は掲載された。
その剛腕パチプロは見た目は金髪の色白兄ちゃんで
歳は少し上。
目押しは上手く、元パチ屋の店員だった。
いつも金髪のギャルを連れており、良からぬ
妄想もしたりしたが、おいしい情報を流してくれるので
有り難かった。
二人で連日グランシエルの高設定をツモり続けて
閉店後は下見をして、高級焼き肉へ。
それを毎日続けていた。
私はこのグランシエルだけで月100万以上
収支を上げて、パチプロとしての階段をまた一歩
上ったような気がしていたが、美味しい状況は
やはり長くは続かない。
その後、設定が一切入らなくなり
その店にはそれ以来あまり行かなくなった。
※店自体は4年ほどで閉店。
パチプロの彼とも連絡先の交換はしていたが
次第に連絡を取らなくなり、たまに他店で
会ったら挨拶を交わすくらいで、気が付けば
彼自体パチ屋で見ることはなくなっていた。
長いことパチンコ屋に居ると、パチスロを通して
人との出会いや別れを思い出す。
名前も知らないパチプロの彼だったが
最近、似たような人物が某店で5スロを
打っているのを見掛けた。
相変わらず色白だったが、汚い無精ひげを生やし
青白い顔でクラセレを打っていた。
おそらく現役からは退いているはず。
パチプロを引退したら皆幸せになれると言うが
少なくとも彼はそうではないらしい。
彼は間違いなくパチプロとして勝ち組だったが
人生の勝ち組にはなれなかったようだ。
この業界は勝てなくなって引退した者がほとんどだが
中には賢く、本当に勝ち続けていた人間も居たのだ。
ただ、そういう人間は今この世界で喰っていない。
あの時代から連絡を取っている現役のパチプロは
既に一人も居ない。
やはり最後に残ったのは私だけ。
馬鹿は最後まで悪あがきするのである。
店で、新台からしばらくお世話になった。
この機種は小役確率の高低が存在せず
減算値から設定判別することが不能だったが
ビッグ中の15枚役とハズレ出現率に
設定差があった。
なので、通常時は左リール上段か中段に
上にチェリーの付いたコンドルを狙って中右を
適当に打つという完璧手順を踏み
※この打ち方はチェリーを必ず角で取得でき
スイカは出現しないためこぼす心配も無し。

あとはビッグ中の判別をするだけで、かなり
勝てた機種である。
私が通っていた店は設定6を使うことはまず無く
大体が設定45メインだった。
当時の私は解析には疎く、当初ビッグ中の
小役確率までは把握していなかったのだが
この情報は店で知り合った剛腕パチプロに
新台初日に教えてもらった。
※後に雑誌に解析情報は掲載された。
その剛腕パチプロは見た目は金髪の色白兄ちゃんで
歳は少し上。
目押しは上手く、元パチ屋の店員だった。
いつも金髪のギャルを連れており、良からぬ
妄想もしたりしたが、おいしい情報を流してくれるので
有り難かった。
二人で連日グランシエルの高設定をツモり続けて
閉店後は下見をして、高級焼き肉へ。
それを毎日続けていた。
私はこのグランシエルだけで月100万以上
収支を上げて、パチプロとしての階段をまた一歩
上ったような気がしていたが、美味しい状況は
やはり長くは続かない。
その後、設定が一切入らなくなり
その店にはそれ以来あまり行かなくなった。
※店自体は4年ほどで閉店。
パチプロの彼とも連絡先の交換はしていたが
次第に連絡を取らなくなり、たまに他店で
会ったら挨拶を交わすくらいで、気が付けば
彼自体パチ屋で見ることはなくなっていた。
長いことパチンコ屋に居ると、パチスロを通して
人との出会いや別れを思い出す。
名前も知らないパチプロの彼だったが
最近、似たような人物が某店で5スロを
打っているのを見掛けた。
相変わらず色白だったが、汚い無精ひげを生やし
青白い顔でクラセレを打っていた。
おそらく現役からは退いているはず。
パチプロを引退したら皆幸せになれると言うが
少なくとも彼はそうではないらしい。
彼は間違いなくパチプロとして勝ち組だったが
人生の勝ち組にはなれなかったようだ。
この業界は勝てなくなって引退した者がほとんどだが
中には賢く、本当に勝ち続けていた人間も居たのだ。
ただ、そういう人間は今この世界で喰っていない。
あの時代から連絡を取っている現役のパチプロは
既に一人も居ない。
やはり最後に残ったのは私だけ。
馬鹿は最後まで悪あがきするのである。
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