「パチプロは決して幸せにはなれない。
だからこそこうしてパチスロで酒代を稼ぎ
今日も酒を飲む。」
これは生涯収支が一億円を突破した
現役パチプロあおさんの過去の話を
綴った物語である。
■2000~2001年頃4号機サミーのパチスロで思い入れの強い
機種といえばディスクアップだが
その後継機として登場したキャッツアイ(2000年11月登場)や
キングオブファイアも同様に好きだった。
スペックも甘く、この3機種共、フル攻略で
打てば設定1でも機械割は100%を超えた。
この頃のサミーは業界初のCT機である
「ウルトラマン倶楽部3」に始まり、業界初の
大量獲得機「ビンビン神様」、さらに
業界初の8ライン機「マックスボンバー」
業界初の液晶搭載機「ゲゲゲの鬼太郎」
業界初のAT搭載機「ゲゲゲの鬼太郎SP」
そして業界初のART機「ディスクアップ」と
いった常に新しいパチスロを開発し
我々プレイヤーを楽しませていた。
4号機パチスロで一番面白かった『ディスクアップ』でAR2000を完走させるとどうなるのか・・・?2000年パチスロ!裏モノ?『ディスクアップ』設定6で1,2000枚出したディスクアッパー。
©北条司
©サミー
※ボーナス確率設定1:B1/400R1/874
設定2:B1/372R1/840
設定3:B1/347R1/840
設定4:B1/326R1/799
設定5:B1/290R1/753
設定6:B1/238R1/655
※機械割設定1:96,2%
設定2:99,3%
設定3:102,4%
設定4:105,4%
設定5:111,4%
設定6:122,8%
(AR突入率は全設定1/2)
特にこのキャッツアイもディスクアップと同じく
ハマッた機種であり、イベント時はよく
徹夜をして、店が示唆するお宝台を
打っていた。
AR中はナビアリ時に左上段キャッツ絵柄が
ビタ止まりして悶絶したり
※ビタ停止はリプレイかボーナスなので1確。通常時に突如訪れる激アツ予告「キャッツだ予告」や
左リール「青7・スイカ・青7」からの1コマスベリで
スイカ右上がりテンパイなど。
※花火で言う斜め氷ハズレ。
今見ても、ヨダレが出るほど綺麗な出目である。
※右リールは中段スイカでビッグ確定。
こうして勝ちにはこだわっていつつも
とにかくパチスロ自体を楽しんでいた。
今と違うところはここである。
出目のインパクト、自由なリール制御が
私達プレイヤーをアツくさせていたのだ。
そして、その後2001年3月に登場した
ディスクアップの兄弟機である
「キングオブファイア」もよく打ち込んだ
機種である。
※ツインビッグを搭載した非AR機。
©アリストクラート
※ボーナス確率設定1:B1/336,1R1/873,8
設定2:B1/312,1R1/851,1
設定3:B1/297,9R1/819,2
設定4:B1/287,4R1/728,2
設定5:B1/273,1R1/655,4
設定6:B1/238,3R1/478,4
※機械割設定1:94,8%
設定2:98%
設定3:100,2%
設定4:103,1%
設定5:106,3%
設定6:116%
この機種はARは非搭載ながらも
ビッグの獲得枚数が変動する
ツインビッグを搭載しており、約60%が
スーパービッグとなるため、一撃性は
ディスクアップにも引けを取らなかった。
で、2001年の初夏にグランドオープンした
T店があって、知り合いとよく通っていたが
そこにこの台が1島ズラーっと並んでいたのだ。
しかもオープン間もないとあってか、毎週
イベント時は必ず設定56を入れており
朝一はリールのブレ対策もしていなかったので
ブレ台に座れば高確率で設定56を
打つことができた。
ライバルは新台にもかかわらず皆無で
知り合い数人とよく競い合っていたが
イベントの度に私だけが5000枚オーバー
させていた記憶がある。
※T店は現在も営業している。そして閉店まで打ち切った後は
近くの馴染みのモツ鍋屋で、皆と酒を飲みながら
パチスロ談義に花を咲かせ、翌日行く店を
話し合っていた。
そのモツ鍋屋は移転してしまってからは
行かなくなったが、今でもたまにその場所を
通ると思い出す。
毎日が希望に溢れ、笑顔でパチスロを打てていた
あの若い時代は楽しくて尚且つ甘かった。
今、オッサンが1人笑顔でパチスロを打って
負けていたら、ただの変質者だ馬鹿野郎。
ただあの頃のように、もう少しパチスロを
楽しんで打てるような機種が登場してくれればと
今は切に願うのである。
シェアして皆に教えよう!
http://mitihazure.blog.fc2.com/blog-entry-582.htmlサミーの4号機、名機キャッツアイとキングオブファイアの思い出~パチスロ名機物語外伝47~
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