「パチプロは決して幸せにはなれない。
だからこそこうしてパチスロで酒代を稼ぎ
今日も酒を飲む。」これは生涯収支が一億円を突破した
現役パチプロあおさんの過去の話を
綴った物語である。
■2001年頃裏モノと言えばバルテックだが
それだけでなく、特徴的なマシンも開発する
メーカーだった。
2001年、そのバルテックから4号機最高峰の
爆裂機が登場した。
その名も「マネーゲーム」

©バルテック
※ボーナス確率
設定1:B1/349R1/661
設定2:B1/330R1/638
設定3:B1/313R1/617
設定4:B1/298R1/597
設定5:B1/284R1/578
設定6:B1/237R1/561
この機種はAT機で、4種類のATが存在した。
ドット上部に表示されたリミット純増枚数まで
継続するもの、ドット上部に表示された時間が
0になるまで継続するタイムアタック
次回ビッグまで継続するもの、そして
電源をオフにするまで続く無限AT
「永久」である。
この無限ATは当然のことながら
一度突入すれば閉店まで終わらないので
当時の私もこの情報を知ってから
何度か打ったことがある。
この無限ATの突入条件は、まずレギュラー中に
ジャックハズレを2回引くこと。
ジャックハズレ時は予告音が鳴るので、必ず
7を揃える。
2回7を揃えるとそこで1/100の抽選にクリアー
すれば見事永久突入となる。
ただ、この1/100の抽選というのは
メーカー発表値であり、実際にはここに設定差が
設けられていたのだ。
この部分の解析は詳しく判明していないが
設定が高ければ(特に6)、2回ジャックハズレを
引けば、ほぼ「永久」に突入する。
解析は出ていないが、6なら100%だったのでは
ないかと思われる。
なので結局高設定狙いをしていれば
自然と永久に近づくというわけだ。
当時、この機種の設置自体が少なかったが
丁度一列導入する店があったので
知り合いと打ちに行った。
この店の新装開店は6を必ず1台は
入れていたので永久のチャンスである。
で、10時に打ち出しを開始して事件が
起こったのは10時半。
知り合いの台にレギュラーが成立。
そのジャックゲーム中にジャックハズレが
2回出現し・・・

開店から30分で永久である。
しかも2回のジャックハズレ、一回目で
突入したので設定6の期待もかなり高まる。
これを見て私は早々に戦線離脱。
周りの客も次々に席を立って
気が付けばマネーゲームの島には
知り合い一人である。
結局知り合いの台は設定6だったようで
40回近くのビッグも手伝って4万枚弱?の
出玉を獲得したようだ。
この機種最大の特徴である永久は
如何に早い時間帯に引けるかが勝負所であり
時間が経てば経つほど、突入しても
損だという考えから、打つ価値が
薄れていくのである。
そのために朝昼は高稼働なのだが
夜のマネーゲームの島はいつも
ガラガラだったのを覚えている。
このように当時のマイナーメーカーは
この「永久」や「ミリオンチャンス」などの
特徴的な超爆裂ATを搭載していることが多く
実に夢が詰まった時代だったことがわかる。
※結局私がこれらを体験することはなかった。
5万枚確定のミリオンチャンスも惜しいところで
取り逃している→パチスロ名機物語7~一撃5万枚のチャンスを掴む男~先日、絆でフリーズを引いたが
何の感動もなかった。
そりゃそうだ。
現行5号機の期待値3000枚弱程度の
安いフリーズで喜べるか馬鹿野郎。
シェアして皆に教えよう!
http://mitihazure.blog.fc2.com/blog-entry-628.html永久にATが終わらないパチスロ『マネーゲーム』で一撃4万枚~パチスロ名機物語外伝61~
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