1989年2号機パチスロ!セット打法&業界初ボーナステンパイ音を搭載した『センチュリー21』の思い出。
- 2018/02/21
- 20:35
■ドデカ7!業界初ボーナステンパイ音!
世はバブル好景気真っ只中の1989年。
そんな中、瑞穂製作所から
2号機第2弾として登場したのが
『センチュリー21』である。

©瑞穂製作所

※ボーナス確率
設定1:B1/312R1/349
設定2:B1/294R1/303
設定3:B1/270R1/250
設定4:B1/244R1/222
設定5:B1/222R1/222
設定6:B1/217R1/200
※機械割
設定1:93%
設定2:98%
設定3:103%
設定4:109%
設定5:113%
設定6:119%
【基本仕様】
ごく普通のノーマルタイプで、1ビッグで
350枚ほど獲得できる。
ビッグ中は逆押しで特定手順を
行うことで普通よりも多く枚数を獲得できた。
通常時はチェリーやリンゴなどは
取りこぼしても一旦フラグが貯留されたのだが
ボーナスを引くとそれが全て消滅してしまうため
普段からチェリー狙いをする必要があった。
これらを見ても技術介入性は割と高めな
機種でだった。
そのためフル攻略時の機械割は設定6で
140%程と言われていた。
【天井について】
また、この機種にはハマリ救済措置として
天井があり、ビッグ間1024Gハマると
強制的にビッグが成立する。
この他にも特定ゲーム数を踏むと
ボーナスが高確率状態になるという
モードが存在しており、ハイエナが
可能だった。
※ただし、当時はデータ機も無い時代で
狙い打ちは事実上不可能に近かった。
当時としてはかなり良心的なシステムであり
スペックもご覧の通り、甘かった。
【ボーナス絵柄】
7が三つ揃えばビッグ、77ピエロで
レギュラーとなるわけだが、よく見てほしい。
このピエロはジャグラーのピエロと
そっくりである。
ピエロの元祖は実はユニバーサルなのか
と思いきや・・・
北電子の0号機『モンスターパート3』の
筐体パネルにはピエロに絵が描かれており
やはり北電子が元祖のようである。
1980年代パチスロ!ジャグラーの秘密!ジャグラーの別名とピエロが最初に登場した機種は?
【セット打法】
そして何と言ってもこの機種で有名なのが
セット打法だ。
既に登場から約2年が経過した頃に
某雑誌でも取り上げられたこの攻略法は
「世界全滅打法」と名付けられた。
手順は至って簡単。
※世界全滅打法手順
①通常時に1枚掛けで精算ボタンを押しっぱなしの
状態でレバーを叩く。
②ボーナス絵柄を中段以外に
ビタ押しでテンパイさせる。
③コインを2枚投入し、テンパイラインに
ボーナス絵柄をビタ押し。
これだけでボーナスがスタートする。
要は内部的にはボーナスが成立していない
状態なのに、表面上ボーナスが
揃っているので機械は
「ボーナスをスタートさせなきゃ」
という感じである。
ちなみにこのセット打法は
リバティベルやアメリカーナマグナムなど
他の一部のユニバ系の機種にも通用した。
時代が時代だけに、当時の機種には
このような欠陥を突いた攻略法が
数多く存在したのである。
【旅打ちで出会ったセンチュリー】
セット打法で有名だった本機だが
ゲーム性はそれ以上に素晴らしかった。
現在のユニバとしては珍しい
単純明快なリーチ目が多く、7がテンパイすれば
高確率でボーナスが成立していた。
インパクトのあるドデカ7は
テンパイしただけで脳汁が溢れること
必至だったのである。
私が初めて打ったのが2000年頃で
田舎にある某店に知り合いと3人で
旅打ちに行った時。
車で半日掛けてやっと現地に到着して
かなり疲労困憊だったが、店に
入るとその疲れは一気に吹き飛んだ。
その店は如何にも昭和のパーラー
という感じで、当時としては
新機種だった『大花火』『ドンちゃん2』
私が好きだった『アイスストーリー』などが
並ぶ中、この『センチュリー21』が
奥の島にひっそりと設置してあったのだ。
この旅打ちの本来の目的は、この店の
近くにあった他店の『オリエンタル2』の
裏モノだったのだが
聞いていた噂と全く違ったため
早々に元の店に戻って、ノーマルの
コイツを打ったのだ。

©ユニバーサル
※『オリエンタル2』・・・ユニバ初のAC4号機。
要はビッグに加えて集中が搭載されていた。
3号機時代まではどのメーカーの機種も
絵柄自体が小さかったのだが
先ほども紹介した通り、センチュリーは
見ての通り、ドデカ7をボーナス絵柄として
採用しており、インパクトは絶大だった。
※これ以降ユニバ系はドデカ7を
採用した機種が数多く登場するが
4号機デュエルドラゴンから、7絵柄の
迷走が始まる。
そんなドデカ7を狙って打つこと数時間。
もちろん攻略法は対策されており
できなかったが、終始穏やかな波で
中段7テンパイや上段プラム付きの
7テンパイなどを堪能して終了。
※基本的にチェリーこぼしがなければ
7テンパイは鉄板目となる。
ただし左リールプラム付きでない方は
スベリなどの条件付きで鉄板となる。

©瑞穂製作所
結局センチュリーを打ったのは
これが最初で最後になった。
この某店はおそらく今は営業していないと
思うが、2号機の名機であるセンチュリーを
営業中のホールで打てたのは
今考えると実に貴重な体験だったと思う。
セット打法で有名だった本機だが
ゲーム性はそれ以上に素晴らしかった。
現在のユニバとしては珍しい
単純明快なリーチ目が多く、7がテンパイすれば
高確率でボーナスが成立していた。
インパクトのあるドデカ7は
テンパイしただけで脳汁が溢れること
必至だったのである。
私が初めて打ったのが2000年頃で
田舎にある某店に知り合いと3人で
旅打ちに行った時。
車で半日掛けてやっと現地に到着して
かなり疲労困憊だったが、店に
入るとその疲れは一気に吹き飛んだ。
その店は如何にも昭和のパーラー
という感じで、当時としては
新機種だった『大花火』『ドンちゃん2』
私が好きだった『アイスストーリー』などが
並ぶ中、この『センチュリー21』が
奥の島にひっそりと設置してあったのだ。
この旅打ちの本来の目的は、この店の
近くにあった他店の『オリエンタル2』の
裏モノだったのだが
聞いていた噂と全く違ったため
早々に元の店に戻って、ノーマルの
コイツを打ったのだ。

©ユニバーサル
※『オリエンタル2』・・・ユニバ初のAC4号機。
要はビッグに加えて集中が搭載されていた。
3号機時代まではどのメーカーの機種も
絵柄自体が小さかったのだが
先ほども紹介した通り、センチュリーは
見ての通り、ドデカ7をボーナス絵柄として
採用しており、インパクトは絶大だった。
※これ以降ユニバ系はドデカ7を
採用した機種が数多く登場するが
4号機デュエルドラゴンから、7絵柄の
迷走が始まる。
そんなドデカ7を狙って打つこと数時間。
もちろん攻略法は対策されており
できなかったが、終始穏やかな波で
中段7テンパイや上段プラム付きの
7テンパイなどを堪能して終了。
※基本的にチェリーこぼしがなければ
7テンパイは鉄板目となる。
ただし左リールプラム付きでない方は
スベリなどの条件付きで鉄板となる。

©瑞穂製作所
結局センチュリーを打ったのは
これが最初で最後になった。
この某店はおそらく今は営業していないと
思うが、2号機の名機であるセンチュリーを
営業中のホールで打てたのは
今考えると実に貴重な体験だったと思う。
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