■ジャックポット搭載の激甘AT機登場2001年7月、アリストクラートの第四弾として
登場したのが『猫de小判』

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※ボーナス放出確率設定 | ビッグ | レギュラー |
設定1 | 1/439,8 | 1/992,9 |
設定2 | 1/407,0 | 1/949,7 |
設定3 | 1/370,2 | 1/885,6 |
設定4 | 1/341,3 | 1/829,5 |
設定5 | 1/299,2 | 1/771,0 |
設定6 | 1/238,3 | 1/720,1 |
※機械割(メーカー発表値)設定 | 機械割 |
設定1 | 96,3% |
設定2 | 99,6% |
設定3 | 103,7% |
設定4 | 108,3% |
設定5 | 114,4% |
設定6 | 119,9% |
【基本仕様】A400タイプのAT機で、リプレイが3連すれば
ボーナスもしくはATに突入する。
※ビッグ後とAT40終了後は
チャンスタイムに突入し、その間に
リプレイが4連すればジャックポットで
1000G、2000G、3000Gのいずれかの
ATに突入する。当時人気だった獣王やアラジンなどの
ATをメインにコインを増やすのではなく
ボーナスとATを絡めて出すような
台だった。
そのため他機種よりも一撃の
爆発力はないもの
その分、コイン持ちが良く、高設定の
ビッグ確率が高めに設定されており
6ならば機械割が140%程度あっただろう。
※ビッグ中のハズレ確率で設定が
ある程度看破可能だった。ただし、爆裂AT機全盛の時代に
ATはおまけ程度だったことや
イマイチなリール制御のせいで
あまり人気は出なかった。
【思い出】当時はテコを数人雇ってAT機の
イベント狙いをしていた私。
AT機の6は今の機種とは比べ物に
ならないくらい機械割が高かったため
エクストラ設定と呼ばれており
打てる機会は毎日あるわけでは
なかったが、それでもかなりの
頻度でツモっていたため
収支は月に100万を超えており
時給にしても、かなりの
数字になっていた。
今とは違い、乗り打ちやテコ(打ち子)を
使うこと自体が浸透しておらず
まだネットも普及していなかったため
イベント時のライバルは少なく
自分の足さえ使えば優良店を
見つけることができたし
かなりオイシイ思いをしていたのだ。
そんな中、登場したのが猫de小判。
スペックや仕様を見ても
他の爆裂AT機とは違い
正直あまりそそられなかった。
■初打ちで、猫の新装初日は打った記憶がないが
初打ちした時の感想は、印象通り
辛く、制御もドットの演出もイマイチで
つまらない、というのが本音だった。
何せ、ボーナス成立プレイで
リーチ目が出にくく、さらに
ボーナス後はリプレイ確率が
上がっているので、リプ連で
成立に気付くことがほとんどだった。
つまり、リプ連待ちの台というわけ。
そして、登場から数か月後に発覚した
サミーのコピー打法で、この機種は
瞬く間に島封鎖となり、消えてしまう。
■コピー打法とその真相は?コピー打法とは2001年にサミーの
機種で発覚した攻略法で、レバーを
ゆっくり叩けば前回成立したフラグを
コピーできるというもの。
何故このような攻略法ができたのか
というと、当時のサミーのワイド筐体の
基盤はレバーをゆっくり下げると
電圧の差でフラグ抽選の信号が出る前に
リール回転の信号が先に出てしまう。
で、十分レバーを下げないでレバーを
戻すと、フラグ抽選をしない状態に
なるが、この時、機械の設計上
前回のフラグを参照するために
事実上フラグをコピーできた
というわけだ。
尚、この事件は早い段階で一部の人間が
知っており、情報を売っていたが
どこかの馬鹿野郎がそれをネットで
流してしまい、ついに発覚。
その後、全国のパチ屋で
基盤交換やレバー取り換えなどの対策が
取られた。
ただ、対策はたった数日程度で終わり
あまりに対応が早いということから
メーカーが意図的に仕組んだ
プログラムなのではないのか
との噂が流れた。
真相は闇の中である。
そして実は猫にはこの攻略法以前に
もう一つの攻略法が存在していた。
それが・・・
『6択15枚獲得打法』だった。
この機種は左リールに特定箇所を
狙うことで、順押しとハサミでの15枚が
成立していた場合、それを絞りこめたのだ。
※手順①左に3連7の下の7を上段か中段に押す。
→7が中段停止ならハサミ打ち。
→滑って上段の7が下段停止なら順押し。
たったこれだけで、コイン持ちが
大幅にアップしたため、かなりの甘い機種に
変貌したのだ。
実際、当時としてはかなり地味な
攻略法で、効果もそこまで高いわけでは
なかったが、それでもこの打ち方を
すれば設定1でも機械割は105%程度。
そんなわけで、AT機のイベント狙いに
スカったら猫に4を使っている店に
打ちに行くという立ち回りが
コピー発覚まで続き、お小遣い程度
稼がせてもらった機種である。
ちなみに忘れている人も多いかと思うが
2004年には『だるま猫』という
『猫de小判』の後継機が登場している。

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そんなわけで色々とお騒がせの
猫だったが、一度もジャックポットを
引いたことがない。
ある時、ビッグ終了後にリプレイが3連し
次ゲームでニャニャニャニャーンと
予告音がしたので、震えながら
カラ回してトイレに行ったところ
戻ってきたらスイカが揃っていた。
※リプレイ後の予告音はリプレイの大チャンスで
揃えばジャックポット。この頃から私のパチスロ人生は
徐々に狂い始めたのである。
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http://mitihazure.blog.fc2.com/blog-entry-816.html4号機パチスロ最大の攻略法!サミーコピー攻略の真相と裏にあったもう一つの攻略法!『猫de小判』
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