■レギュラー偏向型のデジスロ1999年3月、高砂電器(後のアビリット)から
ダブルオーセブンXの後継機として
金色に輝く筐体のAタイプが登場した。
それが『ゴールドチャンス』である。

©高砂電器

※ボーナス確率設定 | ビッグ | レギュラー |
設定1 | 1/334,37 | 1/256,00 |
設定2 | 1/321,26 | 1/244,54 |
設定3 | 1/309,13 | 1/230,76 |
設定4 | 1/297,89 | 1/204,80 |
設定5 | 1/282,48 | 1/195,05 |
設定6 | 1/268,59 | 1/180,04 |
※機械割設定 | 機械割 |
設定1 | 94,7% |
設定2 | 96,6% |
設定3 | 98,7% |
設定4 | 101,7% |
設定5 | 105,0% |
設定6 | 108,2% |
【基本仕様】ダブルオーセブンXとスペックからリール配列まで
全く同じという本機はA400のレギュラー偏向型。
この仕様は同時期に登場したダイドーの
ロイヤルエースとほとんど同じで
リール配列やリーチ目も同じである。
1999年パチスロ!一日でレギュラー100回超え?裏モノ『ロイヤルエースⅠ』の思い出。ボーナス告知はダブルオーセブンXと
同じく2段階システムを採用しており
2桁デジタルが作動してゾロ目で停止すれば
ボーナス確定。
その後フラグデジタルが作動して7で
停止すればビッグ確定となる。
ジャックゲームの払い出しはロイヤルエースと
同じ14枚で技術介入性は低く
いわゆる初心者向けのマシンであった。
【思い出】1999年末、比較的家から近い
某店がグランドオープンした。
この店にゴールドチャンスが一列あったのだ。
パチンコ・パチスロ共に200台程度の
小さめの店舗で地域密着型店。
当時はオープンから裏モノを設置してある店も
珍しくなく、この店には他にもリズムボーイズと
キングガルフが設置してあった。
※いずれも状態モノ。時期としては大花火の新装直前。
この頃、私がよく打っていたのは
ハナビやバイオメサイア、バンバンなど
だったが、この店にバイオもバンバンも
無く、ハナビでスカった後に打つものが
ないのでウロウロしていると
ひょんなことから打つ機会が巡ってきた。
記憶が確かならオープン3日目くらいだった。
当時の知り合いが、ゴールドチャンスで
猛爆裂をかましていたのを羨ましそうに
見ていたのだが、急遽知り合いに
用事ができたので帰らなければ
ならなくなった。
ということで状態中のその台を
引き継ぐことになったのである。
仕様はおそらくロイヤルエースの
状態verと同じで、ビッグ確率が
大幅にカットされている分
レギュラー確率が引き上げられていた。
なので状態中はほとんがレギュラーで
たまにビッグが引けるという仕様である。
※出方としてはユニバの3号機
『アメリカーナマグナム』のような感じである。
©ユニバーサル
連チャン中もバケばかりだが
それでもとにかくピュイピュイ言いまくりなので
状態中は楽しくて仕方がない。
バケばかりなので出玉増加スピードは
決して早くはないが、状態が終わっても
全くハマらない。
おそらく高設定だったのだろう。
その後も出続けて、結局終わってみれば
約6000枚のコインを獲得。
譲ってくれた知り合いに焼肉を奢って
あげたのは言うまでもない。
ちなみにその某店はオープンから数か月は
盛り上がりを見せていたが
結局、僅か1年程度で閉店してしまった。
2000年前後と言えばパチンコ屋が
次々にオープンしており、その反面
ライバルに打ち負けた店も次々に
閉店に追い込まれていった。
それと同時にパチンコ屋は綺麗になり
若い女性でも入りやすくなり
いつの間にかアミューズメントパーラーに
変わっていった。
そして最終的に残ったのは大型チェーン店で
常連を大事にするような地域密着型の
小さな店は消え去ってしまったのである。
このゴールドチャンスを打った某店の
店員や常連達は、フレンドリーで
飯も一緒に食べに行くほどだったのだが
今はどこのパチ屋でも誰も見掛けなくなった。
あれから20年。
ふとたまに彼らはどうしているのかと
某店のあった古い錆びた建物を見て
思い出すのである。
シェアして皆に教えよう!
http://mitihazure.blog.fc2.com/blog-entry-881.html1999年パチスロ!裏モノで状態中の台を貰って大爆裂!『ゴールドチャンス』の思い出。
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