ゴト、攻略法、設定漏洩!昔のパチンコ・パチスロ攻略グループ~あの頃彼女は攻略プロだった~
- 2018/08/25
- 23:12
■3兄弟ネズミの登場
フル攻略なら設定1でも機械割が
100%を超える台ばかりだった
A400タイプ全盛期の1990年代後半。
その代表的なマシンがスロッターならば
誰もが知っているクランキーコンドル。
この機種のヒットにより、世間に
リプレイハズシという攻略法が浸透した。
当時の若者スロッター達は
毎ゲーム上段青7テンパイを狙い
リプレイハズシを行い、日当を得ていた。
その後は後継機であるクランキーコンテスト
レッツ、サンダー、花火、大花火と
次々に人気機種を輩出し
こうしてユニバーサルはパチスロ業界の
トップとして成長していったのである。
もちろん当時まだ若かった私も
ユニバのパチスロで技術介入を覚え
パチプロとして成長していった。
その頃に数か月間、喰っていた機種が
初代ゲッターマウス。

©ECJ
※レアなゲッターマウス2。

設定 | ビッグ | レギュラー |
設定1 | 1/293 | 1/328 |
設定2 | 1/278 | 1/315 |
設定3 | 1/264 | 1/303 |
設定4 | 1/252 | 1/292 |
設定5 | 1/241 | 1/282 |
設定6 | 1/241 | 1/264 |
設定 | 機械割 |
設定1 | 100,2% |
設定2 | 102,9% |
設定3 | 105,6% |
設定4 | 108,3% |
設定5 | 111,3% |
設定6 | 112,6% |
【基本仕様】
当ブログでも何度か登場している本機は
オーソドックスなA400タイプマシン。
通常時は上段にチェリー付きのバーを狙い
滑った時だけ中右にもスイカを狙う。
ハズシはアシストによって、枠内にバー上の
チェリーを狙えばハズれるので
当時は色押しだった私にとっても
比較的簡単な台だった。
【とある女プロとの出会い】
一時期、ゲッターマウスにほぼ毎日設定5を
使っていた店があり、そこに通っていた私。
その店のゲッターは5台程度しかないが
毎日必ず1台当たりがあったのだ。
さらに、設定変更する台は設定5を
設定1に下げる台と設定5に上げる台のみ。
※4台が設定1で、残る1台が設定5。
つまりこの店は4台が設定1で、残る
1台が設定5というわけなので
前日設定1の台が設定変更されていれば
設定5確定というわけである。
そして当然朝一の対策は無く
ブレた台は変更確定である。
※当時のユニバ系の機種は
朝一のリールのブレが使えた。

そういうわけで毎日ブレた台を
打って、判別で設定5が落ちたら
珠玉のリーチ目達を堪能しながら夜まで
という流れが数週間続いたのだが
とある日から若い女がゲッターの島に
来るようになった。
※若いといっても私よりも
少し下くらいだったと思うが。
見た目は茶髪で細身の小柄。
いつもビーチサンダルを履いていた
可愛らしい感じの女だったのだが
これが厄介で、朝一からゲッターの
島に走っては設定5にピンポイントで
座りやがる。
※わかりやすい台に入れていたため。
リールのブレチェックは
していなかったようだが
しっかり減算値判別をして
ハズシもしっかりこなす女プロ・・・
だったのである。
こうして彼女とのライバル関係が
始まったわけなのだが
それも長くは持たなかった。
連日、彼女との設定5の取り合いバトルを
繰り広げていたため、店もゲッターでは
赤字を食らっていたようで、それに
追い打ちをかけるように
その女が一度7000枚?ほど
出した時があった。
それが原因だったのか
店はそれ以来、ゲッターに設定を
入れなくなってしまったのである。
そして、そんなある日の並び中
それまで一切口を利かなかった私が
初めて彼女に話し掛けたのだ。
「今日どこ打つんですか?」
するといつも仏頂面で打っていた彼女は
恥ずかしそうな顔で
「今日は○○番台です」
見事に狙い台が被っていたので
私は最近ゲッターに設定が
入らなくなったのもあってか
この日はコンテストを打つことにした。
※コンテストは毎日数台設定5を使っていた。

©ユニバーサル
で、結局この日の収支は
収支帳を一部紛失しているので
覚えていないが、それから
ちょくちょく彼女と話す仲になった。
だが、それから一か月くらい経って
ゲッターがついに外れてしまう。
そしてライバルだった関係が、いつの間にか
恋人みたいな関係になったのは丁度その頃である。
下見をする振りをして
彼女が打ち終わるのを待って
閉店後に飯に誘うという
大胆な行為ができたのは
パチプロという共通点があったからだろう。
【攻略グループへの誘い】
付き合っているのかよくわからない
曖昧な関係が続いていた彼女の正体は
攻略プロだった。
専門学校を中退し、プロになったという
彼女は私と同じダメ人間だったが
そこが気に入った。
で、ある日、彼女が所属していた
攻略グループに来ないかと
誘われたのだが、私は断った。
聞けば、攻略ネタ系だけならまだしも
中にはゴトなどもやっている者も居たそうで
はっきり言って私はそんなことをしてまで
勝ちたくなかったし
度胸もなかったのである。
当然そのグループにはその道の方も居た。
※そもそも何故彼女が攻略グループに
居たのかは飲み屋でバイトしていた時の
客繋がりらしい。
なんとなく危ない匂いがしていた私は
それから彼女と少しずつ距離を置くようになり
やがて連絡を取らなくなった。
業界初のビッグ絵柄4種類『スカルヘッズ2』ヤクザの攻略・ゴト・ネタプロ軍団への勧誘
・・・それから数年後、A400タイプの
技術介入機は無くなり、爆裂AT機
獣王が人気だった2001年初め頃
知らない電話番号から突然
着信が来る。

🄫サミー
・・・出ると、彼女だった。
彼女は金を貸してくれと私に
すがってきたのだ。
あれほど勝っていたはずの彼女が
何故そんなことになったのか聞くと
某店の設定を買って、それを打っていたが
負け続きで、貯金が底をついたらしい。
※設定情報は買う(売る)人間によっては
嘘を流すこともあるし、負け分は自分で
補填させる所もある。
それを聞いた当時の私は金が有り余るほど
勝ちまくっており、彼女にいくらかの金を
あげるつもりで貸した。
・・・だが、やはりというかなんというか
その後、音信不通になり
気が付けば、彼女の電話番号は
使われていなかった。
そんな攻略プロだった彼女は
今頃どうしているのかは知る由もないが
たまにバラエティの隅にある
ネズミを見るたびに、思い出すのである。
一時期、ゲッターマウスにほぼ毎日設定5を
使っていた店があり、そこに通っていた私。
その店のゲッターは5台程度しかないが
毎日必ず1台当たりがあったのだ。
さらに、設定変更する台は設定5を
設定1に下げる台と設定5に上げる台のみ。
※4台が設定1で、残る1台が設定5。
つまりこの店は4台が設定1で、残る
1台が設定5というわけなので
前日設定1の台が設定変更されていれば
設定5確定というわけである。
そして当然朝一の対策は無く
ブレた台は変更確定である。
※当時のユニバ系の機種は
朝一のリールのブレが使えた。

そういうわけで毎日ブレた台を
打って、判別で設定5が落ちたら
珠玉のリーチ目達を堪能しながら夜まで
という流れが数週間続いたのだが
とある日から若い女がゲッターの島に
来るようになった。
※若いといっても私よりも
少し下くらいだったと思うが。
見た目は茶髪で細身の小柄。
いつもビーチサンダルを履いていた
可愛らしい感じの女だったのだが
これが厄介で、朝一からゲッターの
島に走っては設定5にピンポイントで
座りやがる。
※わかりやすい台に入れていたため。
リールのブレチェックは
していなかったようだが
しっかり減算値判別をして
ハズシもしっかりこなす女プロ・・・
だったのである。
こうして彼女とのライバル関係が
始まったわけなのだが
それも長くは持たなかった。
連日、彼女との設定5の取り合いバトルを
繰り広げていたため、店もゲッターでは
赤字を食らっていたようで、それに
追い打ちをかけるように
その女が一度7000枚?ほど
出した時があった。
それが原因だったのか
店はそれ以来、ゲッターに設定を
入れなくなってしまったのである。
そして、そんなある日の並び中
それまで一切口を利かなかった私が
初めて彼女に話し掛けたのだ。
「今日どこ打つんですか?」
するといつも仏頂面で打っていた彼女は
恥ずかしそうな顔で
「今日は○○番台です」
見事に狙い台が被っていたので
私は最近ゲッターに設定が
入らなくなったのもあってか
この日はコンテストを打つことにした。
※コンテストは毎日数台設定5を使っていた。

©ユニバーサル
で、結局この日の収支は
収支帳を一部紛失しているので
覚えていないが、それから
ちょくちょく彼女と話す仲になった。
だが、それから一か月くらい経って
ゲッターがついに外れてしまう。
そしてライバルだった関係が、いつの間にか
恋人みたいな関係になったのは丁度その頃である。
下見をする振りをして
彼女が打ち終わるのを待って
閉店後に飯に誘うという
大胆な行為ができたのは
パチプロという共通点があったからだろう。
【攻略グループへの誘い】
付き合っているのかよくわからない
曖昧な関係が続いていた彼女の正体は
攻略プロだった。
専門学校を中退し、プロになったという
彼女は私と同じダメ人間だったが
そこが気に入った。
で、ある日、彼女が所属していた
攻略グループに来ないかと
誘われたのだが、私は断った。
聞けば、攻略ネタ系だけならまだしも
中にはゴトなどもやっている者も居たそうで
はっきり言って私はそんなことをしてまで
勝ちたくなかったし
度胸もなかったのである。
当然そのグループにはその道の方も居た。
※そもそも何故彼女が攻略グループに
居たのかは飲み屋でバイトしていた時の
客繋がりらしい。
なんとなく危ない匂いがしていた私は
それから彼女と少しずつ距離を置くようになり
やがて連絡を取らなくなった。
業界初のビッグ絵柄4種類『スカルヘッズ2』ヤクザの攻略・ゴト・ネタプロ軍団への勧誘
・・・それから数年後、A400タイプの
技術介入機は無くなり、爆裂AT機
獣王が人気だった2001年初め頃
知らない電話番号から突然
着信が来る。

🄫サミー
・・・出ると、彼女だった。
彼女は金を貸してくれと私に
すがってきたのだ。
あれほど勝っていたはずの彼女が
何故そんなことになったのか聞くと
某店の設定を買って、それを打っていたが
負け続きで、貯金が底をついたらしい。
※設定情報は買う(売る)人間によっては
嘘を流すこともあるし、負け分は自分で
補填させる所もある。
それを聞いた当時の私は金が有り余るほど
勝ちまくっており、彼女にいくらかの金を
あげるつもりで貸した。
・・・だが、やはりというかなんというか
その後、音信不通になり
気が付けば、彼女の電話番号は
使われていなかった。
そんな攻略プロだった彼女は
今頃どうしているのかは知る由もないが
たまにバラエティの隅にある
ネズミを見るたびに、思い出すのである。
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