■激アツのプププ音4号機爆裂AT機の規制問題を受けて
パチスロ人気はようやく落ち着き始めた。
そしてその後、4,5号機としてストック機が
主流になった頃、2003年の7月には
サミーから液晶搭載のストック機
『ファイヤードリフト』が登場した。


※ボーナス確率設定 | ビッグ | レギュラー |
設定1 | 1/312,2 | 1/390,3 |
設定2 | 1/286,8 | 1/358,4 |
設定3 | 1/267,2 | 1/334 |
設定4 | 1/255,7 | 1/319,6 |
設定5 | 1/246,3 | 1/307,9 |
設定6 | 1/235,8 | 1/294,7 |
※機械割設定 | 機械割 |
設定1 | 96% |
設定2 | 99,9% |
設定3 | 103,8% |
設定4 | 106% |
設定5 | 110% |
設定6 | 113,7% |
【基本仕様】本機はA400+ストックタイプマシンで
ミッションモードと呼ばれる
ボーナス高確率ゾーンが大量出玉の鍵。
この最中にリプレイを引けば
激アツで、スイカはほぼボーナス解除
となる。
※ミッション中の「プププ」音は
鳴れば小役以上が確定するプレイヤーにとって
中毒性のある告知だった。さらにこのミッションには連続性があり
ロングを引き当てれば一撃1万枚も
射程範囲内だった。
当時は辛いと言われた4,5号機だが
それでもまだ爆裂性のストック機は
多く登場していたのである。
【思い出】この機種を打ったのは登場から
しばらく経ってから。
ストック機は初期出荷時は
ボーナスストックが無く、新装初日に
打っても空であることが多く
危険だったのだ。
※店がストックを貯めることはあった。そのため、私が初めて打ったのは
導入からしばらくして、各機種に
設定6を入れるイベントを行う某店でのこと。
今は駐車場となっているこの某店は
2000年に入り、パチンコ屋から
パチスロ専門店になった。
小さめの店舗で、裏モノは人気のエイトマンから
マニアックなエマのディーゾーンや
キャットフィッシュなどが設置しており
当時は客付きが良く、狭い店内は
いつも客で溢れかえっていたのだ。

©エマ
ただ、この設定6イベントを行うように
なってからは、客はこのイベントにしか
集まらなくなってしまい、ストック切れも
頻発していたのは確かである。
そういういつ潰れてもおかしくない
店の経営状況の中、私はこの
月に数回行う設定6イベントに
朝一から参加することにした。
早朝に並び、並んでいる連中は
大体が顔見知りで、それぞれ
打つ機種が決まっていたので
狙いは被らない。
設定6を入れる位置は決まっており
数日ボーナス回数が最も少ない台が
ほぼ当たり台。
というわけでファイヤードリフトの
回数凹み台を押さえて勝負開始。
この機種は設定6が非常にわかりやすく
通常時はスイカ、ビッグ中はハズレ確率に
大きな設定差が存在した。
また通常時の角チェリーと中段チェリーからの
ミッション突入率にも大きな設定差があった。
スペック自体は決して甘い機種ではないが
前述の設定の分かりやすさに加えて
ミッション中の「プププ」音に
惹きつけられて打っていた者も
少なくない。
で、私が打っていた台は午前中には
設定6だと確信。
問題はストック切れの心配だったのだが
昼過ぎに事件は起きる。
ミッション中の「プププ」音は
リプレイorチェリーorベルorスイカなのだが
なんとほぼボーナス解除役である
スイカが揃ってもボーナス告知が
されなかったのである。
これによりストック空が確定し
試合終了
ストック空は他にも旋風の用心棒や
キングパルサーでも頻繁に起こっていた
現象であり、この店では何ら珍しく
なかったのである。
とは言え、設定6が打てる店として
しばらくは重宝しており
ファイヤードリフトはミッション残りの
ハイエナなどでかなりオイシイ思いも
させてもらった。
が、設定6イベントを廃止してからは
益々客が居なくなり、4号機末期頃に
ついに閉店を迎えることになってしまう。
ちなみにこの店の一番の思い出は
『キャットフィッシュ(裏)』で
爆裂している時に、突然怪しい
綺麗なお姉さんに声を掛けられて
車の中でお礼するからお金を貸してと
言われたことである。
※その時は断ったが、今になって
少し後悔している。
©ユニオンマシーナリ
※ユニオンマシーナリの第一弾パチスロ。
かなりマニアックな機種なので、打った人は
自慢していい。そんなパチスロも客も怪しさ満点だった
この某店は4,5号機時代に少しだけ
お世話になった思い出の場所なのである。
シェアして皆に教えよう!
http://mitihazure.blog.fc2.com/blog-entry-944.html2003年パチスロ!中毒性のある音?爆裂ストック機『ファイヤードリフト』の思い出。
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